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ゆうパックは、いつ届くか分からない?

2010年07月05日 | 生活情報
      



                                                 
     




 「ゆうパック」の遅配に、鮮度が命の食品を扱う業者や急ぎの仕事で利用したユーザーから怒りの声が上がっている。
日本郵便によると、半日から2日の遅れが1日の取扱量の約7%で発生していた。
「ペリカン便」との統合で荷物が急に増え、配送が追いつかないといい、ゆうパックの信用に与えた影響は大きい。

 インターネットの通信販売などで北海道の特産品を販売している「あい然」(札幌市)では、夕張メロンの発送作業がピークを迎えている。
2日、集荷に訪れた郵便局員から「配達が遅れる可能性がある」と告げられた。
ペリカン便との統合で扱う荷物が一気に増え、「収拾がついていない」との説明だった。

 配達が遅れるうちに食べ頃を過ぎてしまうこともある。
同社の東徳美代表は「数日間で混乱は収まると聞いたが、お客さんに迷惑がかかることだけは避けてほしい」と話す。

 山形県の特産品販売店では、地元名産品のサクランボ「佐藤錦」の配送が繁忙期を迎えている。
「おかしい」と気づいたのは1日。
ゆうパックを使った取引先からの納品が遅れたことから、「こちらから発送した荷物はどうだろう」と調べたところ、6月30日の発送分で遅れが出ていることが分かった。
「予定通り届いていない」。顧客からの問い合わせが3日ごろから増えているという。
商品が今どこにあるのかを社員が手分けして郵便局に問い合わせ、客に連絡をしているという。

 埼玉県の食品研究会社は1日夕、研究用飲料を32箱、ゆうパックで発送した。
すべて県内で、荷物を引き取りに来た運転手は「2日には届きます」と答えた。
ところが同社社長(60)が3日、配送先に問い合わせたところ、届いていたのは3箱だけ。
郵便局に尋ねると「流通が滞っていて、いつ届くか分からない」。
急いで新たに29箱を準備し、3日午後、別の宅配会社から発送しなおしたという。
社長は「到着予定も、どこにあるのかも分からなかった。無責任だ」と話す。

 インターネットを利用した本や食品などの通信販売が日常化し、宅配サービスは飛躍的に拡大している。
国土交通省の調査によると、2008年度の宅配便の取扱個数は32億個に上り、この10年で倍増している。


メロン・サクランボ「鮮度が命なのに」 ゆうパック遅配
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