午後のひととき

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能登半島地震で命運を分けたものは・・・。

2007年05月07日 | 生活情報



 能登半島地震で全半壊した住宅は、古い木造家屋を中心に1760棟に上りますが、中には、ほとんど傷ついていないケースもあります。

震度6強の揺れを観測した輪島市門前町。

 この町に、自慢の手打ち蕎麦を食べさせるお店がありました。お店の建物は、なんと「築135年」。明治5年に建てられた木造家屋を改修したのだそうです。
こんな古い建物にも、震度6強の揺れは容赦なく襲いかかりました。

 けれども、築135年の店は、多少傷ついたものの、倒れずにすみました。
いったいなぜでしょうか。

「この前の改造で、こんなふうに筋交い入れて・・・」(木造家屋そば屋の星野さん)

 その謎を解く鍵は、店の中にしっかりとありました。柱と柱との間に斜めに入れられた「筋交い」です。

 主人の星野さんが、耐震性のほとんどない土壁を取り払い、代わりに筋交いを入れたのは2年前。現在、あわせて11組の筋交いが店をがっちり守っています。

 
 星野さんには、阪神・淡路大震災の直後、救援物資を被災地に運んだ経験があります。そこで見たものは、多くの家屋が根こそぎ倒れ、跡形もなくなっている、そんな光景でした。

 「この程度の地震が来たら、(店は)100%潰れちゃうだろうと思いました」(星野さん)

 阪神・淡路大震災では、1981年以前の古い耐震基準で建てられた、筋交いなどのない建物が大きな被害を受けました。政府の推計によると、全国の住宅の平均して4戸に1戸は耐震性が不足しているとみられています。

 震度6強の揺れに襲われた時、店内では星野さんら4人のスタッフが開店前の準備に追われていました。彼らは皆、「命を筋交いに救われた」と感じています。

 地震の発生は防げなくても、地震の揺れによる被害は人間の力で減らすことができる。明治生まれの極めて古い木造家屋でありながら、震度6強に耐えたこの建物は、まさにその「証」ですね。


「震度6強に耐えた木造家屋、その鍵は」  TBS News i より一部抜粋 
動画あり。


能登手仕事屋 蕎麦の食べ歩き -蕎麦人-  お店の載っているページ




地震はいつ来るかわかりません。

自分の命は自分自身で守り、じしん対策を 



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連休中の交通事故

2007年05月07日 | 生活情報


警察庁は7日、大型連休(4月28日~5月6日)中の

交通事故の発生状況を発表した。


期間中の事故死者は119人で昨年に比べ25人少なく、

記録の残る70年以降で最も少なかった。


年齢別では、65歳以上の高齢者が47人で最も多く、

次いで16~24歳の若者が21人だった。


行楽客が当事者となった交通事故は34件で死者は36人(昨年比7人減)。

都道府県別の死者は茨城、埼玉県が8人で最も多かったようです。


交通事故:連休中の死者119人 - MSN毎日インタラクティブ



少ないとはいえ、連休中だけで119人も亡くなっているんですね。 

ゆとりを持って、安全運転してくださいね。