本郷 隆 議員日誌

宮城県 女川町議会議員の活動日誌 『ふるさとに本気です!!』

【 9月定例会の一般質問 問答 】

2010-10-09 15:20:36 | 議員活動


 先の議会広報編集委員会において、いつものことながら私の一般質問に対する執行部の答弁を入手しました。今月末に配布される「議会だより123号」に先んじて、一足早く皆さんに紹介いたします。


第一問 旭が丘区・警察官舎跡地の利用方法を問う

 旭が丘区内の県有地に建っていた警察官舎が解体され、現在は広大な更地になっています。ぜひとも県より譲り受けて、有効に活用すべきという観点から、以下について伺います。
①以前に総務課長から「この土地を県より譲り受けたい」旨の発言がありましたが、それはどういった手法で行なわれるのですか。
②この土地を取得した後、どのように活用するのですか。例えば『若者向けの定住支援住宅を集中的に建設する』といった考えはありませんか。
③浦宿二区の石巻警察署・旧機動警ら斑があった県有地を町で取得し、②の目的等に利用するなど、有効に活用してはいかがですか。


【総務課長 答弁】県から譲り受け、町で分譲します

①県警の宿舎が空き地となって久しいことから、県に今後の利用計画の打診と宅地としての利用計画の促進を働きかけてきました。
 その結果、町が県に貸与している土地(女川交番と指ヶ浜駐在所)とこの土地の一部を交換し、差額は売買により譲り受けることで同意しました。
②町で購入後は、住宅用地として8区画に分譲し、個人向けに売却する計画です。この土地は、もともと宅地分譲の目的で開発された経緯から、町営住宅予定地とは考えず、個人への宅地分譲を優先し定住促進を進めます。
③旧機動警ら班跡地は、国道に直面していて奥行きがないことから、町で住宅用地として積極的な取得は考えていません。
 民間による需要に期待しています。





第二問 マリンパル周辺の外灯を点灯すべきです

 マリンパルを取り巻くように、20数基の外灯が設置されています。しかしながら、夕方から夜間にかけてはシーパルⅡ前の駐車場あたりに4基、シーパルⅠと観光桟橋付近に2基の計6基しか点灯されていません。
 この周辺は季節に関わらず多くの人たちが散歩しています。またこれらの外灯は通行人にとっての防犯灯の役割りも兼ねているものと思います。
 以前に同僚議員が「ぜひ点灯しては…」と提言した際に、町民課長は「商工観光課長と相談の上、対処する」との答弁をしていますが、未だに点灯されていません。
 街並みの景観と町民の安全を確保するという立場から、以下について伺います。
(1)マリンパル周辺の外灯をすべて点灯した場合に、時間当たりどれくらいの電気料がかかるのですか。
(2)夕暮れからできれば朝まで、少なくとも夜の12時頃までは、通行上安全を確保できる程度に点灯をすべきと考えますが、いかがですか。


【商工観光課長 答弁】施設用外灯の点灯を準備
 
マリンパル周辺には県管理のものを含め28基の外灯があり、そのうち15基が町管理の施設用外灯です。外灯に同調する23基の壁灯をあわせると町管理のものは38基になり、これらの電力使用料金を計算すると1時間あたり152円で、仮に夕方5時から12時までの7時間を1年通して点灯した場合、年間で39万円ほどになります。
 これまでは施設管理費の節減、縮減に努める中で、施設用外灯は点灯してきませんでしたが、今後は歩行者の交通安全、防犯上の観点からも時間点灯など調整を加えながら、点灯させる方向で準備します。




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