ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

東京  近くの中規模スーパーの魚

2013-12-11 17:07:44 | 散歩
本願寺月光蟲です。

うちの近くはスーパーの激戦区です。
消費者の一人としては楽しいエリアかもしれない。
自炊する人はこういうの楽しいのかもね。
野菜がいい店、乾物が安い店、お菓子が安い店とか、大手でも小規模でもスーパーの個性が確実にあるからだ。

私の住むエリアは半径50メートルの中に八百屋、魚や、肉や、スーパーが混在している。
スーパーだけも激戦区。

そこの中規模スーパーの魚コーナーは変だ。
東京なのに面白い魚ってか市場のような品揃えだ。(といってもただのスーパーなので市場とは全然空気が違うが・・・)

そう、ただのスーパーなんだよ。
だけどなんか変。


↑本カワハギ。
凄いな。そのまま売っておる。しかも安い。
元々この魚は刺身用ってか、薄作りで食べるんだよね。
この一匹で何人分だよ・・・・ここ東京は自炊率低いし核家族多いゾ?

次はこれ




クロソイ。まあこれはメバルです。
235円。やっすいよねえ。
これは刺身でも焼いてもいいんだけども刺身はめんどい魚。
しかし、これも何人分の刺身になるんだよ、と。






もうかさめ。
サメね。鮫。
関東の人って鮫を食べないんだよね。
私の実家はしょっちゅう鮫が晩御飯に出てきたよ。
鮫は美味しいんだよ。
生はダメなんだけど、火を通すとブリと同じ色になる。
鮫、食用のイメージがない人が多いんだよね。
安いし、火を通すとブリと同じ色になり味もブリ。
なら安いほうがいいんだよな。
鮫の食用っていうと問題が一つあって、このスーパーでは外見が普通に見えるかもだが、鮫の生状態は非常にグロイんだよね。
生での外見が超絶にぐろいってのも人気がない理由の一つなのかねえ?
でも、鮫はかなり誤解されている魚だ。
鮫は食用としてはかなりおすすめです。






柳の舞。
うおおおお、これはレアで、関東じゃあんま見ないってか普通に見ないよこんな魚・・・・。
めばる科。
ヤナギノマイと書くけど魚屋やスーパーでは柳の舞と表記される。
しかもこれもやっすいんだよ!!
結構な大きさってか焼き魚にしたとこで大きすぎ。
人気がない理由は多分鮮度の問題。
すぐダメになる。
だが煮つけの場合はいい感じ。
この魚、レアだなあ。

次↓



子持ちナメタガレイ。
これもすげえよなあ。関東じゃあんま見ないよ。
値段みてもらえるとわかるが結構な値段なんだよ。
ようは魚好きにとっては結構な人気があるかと思います。
なめたがれい 、正式な漢字は滑多鰈(笑)
これはお金さえ余裕あって魚好きなら迷わず買いかもしれない。
そんくらい美味しいよ。
ただ、一匹で売ってると注意ね・・・カレイはとにかくぬるぬるするから包丁で色々やるときはかなり怖いゾ。






ほっき貝!!

関東ではたまに見かけるけどこの大きさで2つセットで売ってどうすんだよ(笑)
ホッキ貝って、こうやって生ってか外見を知ってる人ってあんまいない気がする。
結構広いエリアで住んでるんだよ、この貝。
ロシアにも北朝鮮とかもいた気がする。
炊き込みご飯、カレー、刺身、何でもいける貝ですね。








ご存じ、いわし。
みてよ、この投げやりな売り方(笑)
安いスーパーなんだけど「うちは安い魚をいっぱい売るだろ?だからスーパーでも安く売ってるイワシなんか興味ねえよ。そんでも欲しけりゃ買ってけよこの貧乏人が」みたいな空気を感じます。







きんき。
これも煮つけでは有名な魚で大衆にしてみたら少し高め。
でもこうやって細かく切ってるスーパーは珍しいような・・・。
でもこれ、みたかんじ量が多いから安い。

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しかし、東京にこういうスーパーがあってその近くに住んでるというのは魚好きにしてみたら嬉しいかもしれない。
魚でも肉でも野菜も、ようはさ「毒がなければ食べれる」わけでしょ?
だけど肉の場合、捕獲とかの段階から大変でしょ?
魚の場合は漁師たちが金になる魚だのとったついでに網に入ってる魚も売れるんだよね(まあ小遣いにもならない魚ばっかだろうけど)
魚は小さいからね。
誰もが知ってる魚は勿論美味しいんだけど、魚は種類も多いし食べ方も色々あるからさ。
魚面白いんだよね。
そりゃ肉でも多分似たように思う人は多いんだろうけど。
ただ、魚の場合一番の問題は「手間」なんだよね。
魚をさばける日Tが年々減ってるというし。

魚、面白いし美味しいんだけどなあ。



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今日の1冊 孤立無業 玄田 有史 (著)

2013-12-11 03:08:46 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

少し前にまた一つレベルがあがった。まあ年齢の事です。
ここ10年は同じような生活をしている。

ドキュメント番組や新聞の片隅で最近ひそかに話題になりつつあるのがスネップだ。
労働の意思があるけど働いてない、そして人間関係が希薄になっている人達の事だ。
熟年でのリストラやニートがそのまま大人になってしまったとかね。
実は凄く増えているんだけど、この方達に共通しているのは親が死ぬ前の介護の時点で自殺を考えているということだろう。

30超えて、ろくな職歴もなければバイトすらつけないわけで。
そして何より世間は怠け者扱い。
頑張ろうにも履歴書は真っ白、という事になり悪循環。
ここ数年で「面接100社は軽く超えてる」「もう面接につかれました」との彼らの声が色んな場所にのるようになった。

どうしてこんな事になっているのだろう、とほんとに思う。

30歳を超えると急に厳しくなる転職。
リストラという名の人員整理。
そりゃブラック企業しか残ってないわけだけど、悪名高い企業ですら年齢が低い順から採用(体力ないとブラック企業で働けないしね)

40男子がいきなりほうりだされたりしたらどこが雇うのか?と。
この年齢までくるともはや東大卒でも役にたつわけがない。
経歴重視も最早凄まじい程の経歴格差がある。

昔、私もあまり詳しくないけど日本には「たたき上げ」という言葉があったらしいが今はもうないわけでしょう。

こういう40超えとかの問題、実はそうじゃないという事がわかってきた。

例えば、最初から「家事手伝い」「ニート」「無職者」まあいわゆるこの部類に若いうちから入る人がいるわけだよ。
これらの言葉に所属する位置にいる人は15歳後半から。
高校中退、中卒の人間はこれらに位置する数字が凄く高い・

若いからなんとでもなる、という人もいるかもだけど実際はそうじゃないみたいだ。
今はもう中卒の場合その時点で仕事がない。
真面目に働こうにも最初から3Kということになる。
そして、なによりこれは昔からだと思うけど、友人は高校にいってるわけで。
会う人の人数が少ないわけです。
問題は社会の階層や構造や政治がアレなので最初にこうなると今の時代はぬけれなくなるということだ。
ニートとか笑ってるうちはまだ余裕があるわけだが、まわりが25歳にもなればもうコミュニティにすら参加できない。

で、ろくに社会経験もないまま真面目に働こうにも制限がかかっていき、人間関係も希薄に。
そりゃー、、、、おれおれ詐欺が流行るのもわからんでもない(よくないけどね)

極論を言えば犯罪者ですら40超えで悪の履歴書が必要なわけでしょ?
40超えてリストラされて路頭に迷ってるリーマンが犯罪をしようにもコネクションもないし、せいぜい都合よくつかわれて逮捕要員なわけ。
悪の道すらないという(笑)

気が付いたら悲惨な状態になり、親は死に、誰とも会話せず路頭で死ぬ、みたいな予想しかできない人が世の中凄まじく増えている。
まともに社会経験を積んでも子供なんか育てられない経済なわけで、スネップの方の絶望感たるや半端ないと思ったり。

遊んで暮らせていいね、と言われるのも凄まじくプレッシャーなんだろうな、と。
前も書いたけれど、遊べるほどの金が親にあるわけもないし。

友人というか階層やコミュニティは職場環境によって左右される。
大抵の人は職場の人間関係や職場結婚とかね。
年齢とともに友人関係は変わっていくけど、スネップはもうスタート時点から厳しいわけで。

人生に冒険ができないとか、最初から高校にいけない家庭に生まれたヤツとかもいるわけでなんだか息苦しい。

せちがらい世の中だというのがよくわかる本でした。


今日の1冊 孤立無業 玄田 有史 (著)




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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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