本願寺月光蟲です。
ナゴム~トイズ時代までの筋肉少女帯を私的に解説を勝手にしたいと思ってたりします。
しかもあえて時代を遡って書いてます。
一回目はコレ→「トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 1 UFOと恋人」
2回目はコレ→トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 2 エリーゼのために
3回目はコレ→トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 3 SPACE SHOWER ARCHIVE 筋肉少女帯 LIVE 9103
4回目はこれ→「断罪断罪また残罪」
5回目です。
今回はアルバム「月光蟲」です。
私のハンドルネームの一部になってます(笑)
このアルバム、「月光蟲」は正式には5枚目ってなるのかな。
発売は1990年の11月。
この発売日は全国的に暖かかった日だった記憶があります。
このブログでは時代を遡って書いていますが、この「月光蟲」はコレより前の「サーカス団パノラマ島へ帰る」の次の作品で、「サーカス団~~」が売れまくりだった為、メンバー一同かなりプレッシャーがあったんではなかろうか?と。
ジャケットはよく見ないと何が書いてあるかわからん絵(とか言うと失礼か・・・)
収録曲はこちら
↓
1.風車男ルリヲ
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
2.少年、グリグリメガネを拾う
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
3.デコイとクレーター
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
4.サボテンとバントライン(Remix)
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
5.夜歩くプラネタリウム人間
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:内田雄一郎,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
6.僕の宗教へようこそ(Welcome to my religion)
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
7.悲しきダメ人間
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:太田明,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
8.少女の王国
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:橘高文彦,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
9.イワンのばか
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:橘高文彦,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
10.少女王国の崩壊(Instrumental)
(作曲:太田明,筋肉少女帯 / 編曲:岡野ハジメ,筋肉少女帯)
プロデューサーはデッドエンド、ラルクを手がけた岡野ハジメさん。
そういや岡野さん、クスクスとかのプロデューサーもやってた。
筋肉少女帯は前作の「サーカス団~~」が売れまくったため今作はどう出る?と発売日を楽しみにしてた記憶があります。
発売日にゲットしました。
発売日の前にラジオで大槻がやたらと宣伝していたのを覚えています。
この時代、バンドブームの余韻が残っており、そこそこ売れてた記憶があります。
そしてこのアルバムの特徴はギターの橘高の曲が多く、ギターアルバムになっています。
発売に学校帰りに買ってすぐ聴いたら一曲目の「風車男ルリヲ」を聴いた瞬間【唄になってねえじゃん】と思った記憶があります。
たまにライブで演奏するわけですが、私だけでなく当時のガキは皆同じ事を思ったんではないだろうか?(今でこそ人気曲だが)。
特に私みたいな田舎モンは。
だが、2曲目からの怒濤の勢いはさすが。
この当時大槻はプロモーションも含め、テレビに出まくりだったのを覚えています。
この当時の音楽雑誌のインタビューもどれも酷い発言ばかりと言いますか・・・・。
この「月光蟲」の前のアルバム「サーカス団~~」が売れまくりだったために、大槻もプロモーションに苦労してたんではないだろうか?
バンドブームの余韻が残っており、大槻のテレビや雑誌の露出も凄い数だったのを覚えている。
この当時、とんねるずの番組だのミュージックステーションにもちょこちょこ出ていた。
この「月光蟲」は前作の「パノラマ島~~~」が売れまくりだったために、大槻は凄い作戦をとる。
インタビューやテレビでこの「月光蟲」の内容を聞かれると大槻は「佳作です。毎回毎回良いアルバムとか言うのはおかしい」と、岡野さんの心情を無視した発言を繰り返していた(笑)
雑誌もテレビも「今回のアルバムは佳作です」ばかりで、当時の大槻のラジオでは「凄く良いアルバムとかって言うの恥ずかしい」みたいな事を言っていたのを記憶しています。
売れた「サーカス団~~」の次のアルバムだから、逆転の発想というか、売れなかったから言い訳を先に用意していたように見えました(笑)
このアルバム、橘高手動の曲が多く、ギター好きな人には当然受けた。
やはり日本はメタル好きが多いんでしょうね。
あこの「月光蟲」は名盤といえる。
元々筋肉少女帯はハズレ曲がほぼない。
このアルバムに収録されてる曲は今でもライブで演奏されている。
特に「イワンの馬鹿」「少女の王国」「風車男ルリヲ」、そして「僕の宗教へようこそ」等、今でもライブで人気のある曲が多い。
この時期、客の反応はどうだったのか?
バンドブームも終わりにさしかかりつつも、ミュージックステーションで「僕の宗教へようこそ」を歌ったりと、なにげに露出は多かった。
だが、やはり一般層はただの笑いにしかなっていなかった。
ちなみに、このアルバムの重要なところは「僕の宗教へようこそ」が入っているが、この後しばらくしてオウム事件が起きる。
大槻の歌詞は早かったんだろうなあ、と。
ミュージックステーションでも「僕の宗教へようこそ」を歌ってたが、ジャニーズ、タモリさんが演奏後無言だったのを覚えています。
しばらくしてオウム事件が起きるんですが、やはり少しだけ早かったな、と。
でも、事件が起きてからこの曲を歌ってもあまりに狙いすぎてて白けたともおもったり。
この「月光蟲」はギター好きならあきらかに名盤。
今でもライブで演奏するナンバーばかり。
このアルバムの前作「サーカス団~~」は売れまくったがこのアルバムから筋肉少女帯の古いファン、新しいファンを獲得したともいえるアルバムになっている反面、ミュージックステーションやスーパージョッキーでの演奏は笑いものにされていた。
当時割と売れたアルバムなのにね。
このアルバムの中からのシングルは「サボテンとバントライン」。
とても素晴らしい歌詞で素晴らしい曲。
だが、バンドブームの余韻が残っていたため、やはり笑いになっていた。
なぜなら歌詞の落ちが、「自分の爆弾で吹っ飛んだ」と歌う歌詞で、筋肉少女帯のファンじゃない人にしてみたらお笑いソングにしか聞こえなかったんでしょうね。
純粋の筋肉少女帯のファンは「サボテンとバントライン」は大好きなんだけどね。
このツアーは前にも書いたがDVD化されているが、テレビだからこそやる気満々に見えるものの、このツアーは本当に地方は酷く、お客さんが埋まらなくなっていった時期でもある。
バンドと客の間に大きな溝を感じるツアーだったんではなかろうか?
そもそも音楽雑誌で「今回のアルバムは佳作」と大槻自ら言いまくってたし、「個性的な発言に思わせたいのはわかるけど、自信作って言えよ」と思ったものの、「まあ大槻ならではのプロモーションなんだろうな」と思ったりもしました。
この時代、本当にバンドブームが終わり、バンドブームの余韻で筋肉少女帯もまだ売れていたともいえる。
大槻の言葉じゃないけれど、佳作というか、捨て曲無しの素晴らしいアルバムにしあがっています。
このアルバムのせいでハンドルネームに「月光蟲」と入れる事になったんだよねえ・・・・(遠い目)
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ナゴム~トイズ時代までの筋肉少女帯を私的に解説を勝手にしたいと思ってたりします。
しかもあえて時代を遡って書いてます。
一回目はコレ→「トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 1 UFOと恋人」
2回目はコレ→トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 2 エリーゼのために
3回目はコレ→トイズファクトリー時代までの筋肉少女帯について 3 SPACE SHOWER ARCHIVE 筋肉少女帯 LIVE 9103
4回目はこれ→「断罪断罪また残罪」
5回目です。
今回はアルバム「月光蟲」です。
私のハンドルネームの一部になってます(笑)
このアルバム、「月光蟲」は正式には5枚目ってなるのかな。
発売は1990年の11月。
この発売日は全国的に暖かかった日だった記憶があります。
このブログでは時代を遡って書いていますが、この「月光蟲」はコレより前の「サーカス団パノラマ島へ帰る」の次の作品で、「サーカス団~~」が売れまくりだった為、メンバー一同かなりプレッシャーがあったんではなかろうか?と。
ジャケットはよく見ないと何が書いてあるかわからん絵(とか言うと失礼か・・・)
収録曲はこちら
↓
1.風車男ルリヲ
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
2.少年、グリグリメガネを拾う
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
3.デコイとクレーター
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
4.サボテンとバントライン(Remix)
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
5.夜歩くプラネタリウム人間
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:内田雄一郎,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
6.僕の宗教へようこそ(Welcome to my religion)
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
7.悲しきダメ人間
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:太田明,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
8.少女の王国
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:橘高文彦,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
9.イワンのばか
(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:橘高文彦,筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
10.少女王国の崩壊(Instrumental)
(作曲:太田明,筋肉少女帯 / 編曲:岡野ハジメ,筋肉少女帯)
プロデューサーはデッドエンド、ラルクを手がけた岡野ハジメさん。
そういや岡野さん、クスクスとかのプロデューサーもやってた。
筋肉少女帯は前作の「サーカス団~~」が売れまくったため今作はどう出る?と発売日を楽しみにしてた記憶があります。
発売日にゲットしました。
発売日の前にラジオで大槻がやたらと宣伝していたのを覚えています。
この時代、バンドブームの余韻が残っており、そこそこ売れてた記憶があります。
そしてこのアルバムの特徴はギターの橘高の曲が多く、ギターアルバムになっています。
発売に学校帰りに買ってすぐ聴いたら一曲目の「風車男ルリヲ」を聴いた瞬間【唄になってねえじゃん】と思った記憶があります。
たまにライブで演奏するわけですが、私だけでなく当時のガキは皆同じ事を思ったんではないだろうか?(今でこそ人気曲だが)。
特に私みたいな田舎モンは。
だが、2曲目からの怒濤の勢いはさすが。
この当時大槻はプロモーションも含め、テレビに出まくりだったのを覚えています。
この当時の音楽雑誌のインタビューもどれも酷い発言ばかりと言いますか・・・・。
この「月光蟲」の前のアルバム「サーカス団~~」が売れまくりだったために、大槻もプロモーションに苦労してたんではないだろうか?
バンドブームの余韻が残っており、大槻のテレビや雑誌の露出も凄い数だったのを覚えている。
この当時、とんねるずの番組だのミュージックステーションにもちょこちょこ出ていた。
この「月光蟲」は前作の「パノラマ島~~~」が売れまくりだったために、大槻は凄い作戦をとる。
インタビューやテレビでこの「月光蟲」の内容を聞かれると大槻は「佳作です。毎回毎回良いアルバムとか言うのはおかしい」と、岡野さんの心情を無視した発言を繰り返していた(笑)
雑誌もテレビも「今回のアルバムは佳作です」ばかりで、当時の大槻のラジオでは「凄く良いアルバムとかって言うの恥ずかしい」みたいな事を言っていたのを記憶しています。
売れた「サーカス団~~」の次のアルバムだから、逆転の発想というか、売れなかったから言い訳を先に用意していたように見えました(笑)
このアルバム、橘高手動の曲が多く、ギター好きな人には当然受けた。
やはり日本はメタル好きが多いんでしょうね。
あこの「月光蟲」は名盤といえる。
元々筋肉少女帯はハズレ曲がほぼない。
このアルバムに収録されてる曲は今でもライブで演奏されている。
特に「イワンの馬鹿」「少女の王国」「風車男ルリヲ」、そして「僕の宗教へようこそ」等、今でもライブで人気のある曲が多い。
この時期、客の反応はどうだったのか?
バンドブームも終わりにさしかかりつつも、ミュージックステーションで「僕の宗教へようこそ」を歌ったりと、なにげに露出は多かった。
だが、やはり一般層はただの笑いにしかなっていなかった。
ちなみに、このアルバムの重要なところは「僕の宗教へようこそ」が入っているが、この後しばらくしてオウム事件が起きる。
大槻の歌詞は早かったんだろうなあ、と。
ミュージックステーションでも「僕の宗教へようこそ」を歌ってたが、ジャニーズ、タモリさんが演奏後無言だったのを覚えています。
しばらくしてオウム事件が起きるんですが、やはり少しだけ早かったな、と。
でも、事件が起きてからこの曲を歌ってもあまりに狙いすぎてて白けたともおもったり。
この「月光蟲」はギター好きならあきらかに名盤。
今でもライブで演奏するナンバーばかり。
このアルバムの前作「サーカス団~~」は売れまくったがこのアルバムから筋肉少女帯の古いファン、新しいファンを獲得したともいえるアルバムになっている反面、ミュージックステーションやスーパージョッキーでの演奏は笑いものにされていた。
当時割と売れたアルバムなのにね。
このアルバムの中からのシングルは「サボテンとバントライン」。
とても素晴らしい歌詞で素晴らしい曲。
だが、バンドブームの余韻が残っていたため、やはり笑いになっていた。
なぜなら歌詞の落ちが、「自分の爆弾で吹っ飛んだ」と歌う歌詞で、筋肉少女帯のファンじゃない人にしてみたらお笑いソングにしか聞こえなかったんでしょうね。
純粋の筋肉少女帯のファンは「サボテンとバントライン」は大好きなんだけどね。
このツアーは前にも書いたがDVD化されているが、テレビだからこそやる気満々に見えるものの、このツアーは本当に地方は酷く、お客さんが埋まらなくなっていった時期でもある。
バンドと客の間に大きな溝を感じるツアーだったんではなかろうか?
そもそも音楽雑誌で「今回のアルバムは佳作」と大槻自ら言いまくってたし、「個性的な発言に思わせたいのはわかるけど、自信作って言えよ」と思ったものの、「まあ大槻ならではのプロモーションなんだろうな」と思ったりもしました。
この時代、本当にバンドブームが終わり、バンドブームの余韻で筋肉少女帯もまだ売れていたともいえる。
大槻の言葉じゃないけれど、佳作というか、捨て曲無しの素晴らしいアルバムにしあがっています。
このアルバムのせいでハンドルネームに「月光蟲」と入れる事になったんだよねえ・・・・(遠い目)
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