ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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gamonの本

2018-07-18 21:46:58 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。


最近少し体調が良いので久々に本を少し読んでたりします。
読んでなかった本はいっぱいあるんですけど、やはりこの人のこの本が非常に気になっていたのです。

そう・・・河相我聞



この人は昔顔だけは売れてて。
トレンディドラマも結構でてて。
ある日、吉田豪のこの本を読んでたらインタビュー受けてて。




このインタビューの河相我聞凄すぎて爆笑したわけです。
で、この本。



ブログの本なのですが書籍になった理由も面白い。
誰も読んでないと思ってたらある日アクセス数が2300倍になっていたという(笑)
漫画家さんが読んで結果的に宣伝してくれたらしいんですけど。
子育てブログなんだけどマジで読んでてあまりの頭の悪さに爆笑できるという。
芸能人のブログで笑うなんてないよなあ。
で、書籍が出たんだよね。

普通子育て本てつまらないじゃないですか?
これがまた異常に面白い。
バカな内容なんだけどほっこりする。

河相我聞の家庭での模様は凄まじいものがある。
家族で一番バカなのだ。
いやほんとにさ。

吉田豪さんのインタビューでバカさ加減はわかっていたもののまさかここまでとは思わなかった。
長男、次男の方がまともな思考回路をしている。
家族皆仲がいいのは父親がバカだからと思ってしまった。

河相我聞は自分で「小学3年生程度の勉強しかわからない」とか「人生なんとななるもんだ」とかすげえ適当で父親としてのカリスマ性はゼロ。
だが、こんな父親をもった子供2人は河相我聞を反面教師にしている(笑)

私が笑ったエピソードをメモがわりに紹介しておきます(笑)

河相我聞の息子が体調が悪いと行って病院に行くといってうちをでた。
河相我聞は仕事。
仕事先で息子からメールで「余命3ヶ月だって」と着信。
呆然とした河相我聞はその場でへたりこんだ。
その後すぐまたメールで「金をよこせ」と着信。
からかわれたと思った河相我聞は「俺が今すぐにトドメを刺してやる」と返信(笑)
あまりにも怒った河相我聞は仕返しを考えてるそうで、「実はお前俺の子供じゃないんだ」と言おうかとか「貴様のパソコンを破壊しておいた」とか色々考えたあげく、「何はともあれ息子達は元気でいてくれるのが一番ですね」と妙にほっこりする落ち(笑)

こんな河相我聞だが息子達も中々香ばしい。
次男の勉強嫌いは中々のもので、父親としてもため息をつくんだけど、「でも俺も勉強しなかったしな」で終わり。
「勉強しろ」と言いつつも自分を考えると説教できないらしい。いいなこんな父親。
息子、中学生でかなりやばい状態になってて、月曜日はサンデー、日曜日はサタデー、携帯電話を英語で言うと?の質問、答えが「iPhone」とかさ、この家族いちいち面白いんだよな。
河相我聞も子供にあきれられているエピソードも満載で駅まで自転車で行って帰りに歩いて帰ってきて「自転車がない盗まれた」とかさ・・・。

親子の会話も素敵で、
「お父さん今日帰り遅いの?」
「今日は夜に殺しがあるから時間かかるなあ」
「今日はどうやって殺すの?」
「銃でで殺すよ」
「時間かかりそうだね。頑張ってね」

とかさあ(笑)

いちいちこの家族面白いんだよ。

お勧め。
ダマされたとおもって読んでみてください。
でもね、これ、新しい子育て本だよ(笑)
しかしさあ、これ芸能人が書いたと思えないほどバカなんだよな(笑)












今日の1冊 「愛しの富士そば」 鈴木 弘毅 著

2017-02-26 14:49:49 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

富士そばには思い出がたくさんある。
都内の大半の駅前にある富士そば。
24時間。
20代の中頃はとにかく行きました。
ビンボーを通り越してコンビニのサンドイッチ1つだけで毎日暮らしてた頃給料日は何故か富士そば(笑)
マクドナルドや牛丼はなんか嫌で金入ったら富士そば。
で、生活がそれなりになってもたまに行く。
考えてみたら東京に住み始めてすぐ富士そばは食べてた気がする。
富士そばはとにかく謎が多い。

●チェーンなのに味が全然違うのは何故か?
●店舗ごとにメニューがやや違うのは何故か?
●何故売れない演歌歌手の音源が売っているのか?

通い続けるとさらに深い疑問が出てくる(笑)

●いつ掃除してんだ?
●人気メニューはどれだ?
●蕎麦が伸びてない時間は?
●米モノに何故力を入れてんだ?

とか様々な謎が、、、。

で、
こんな本が出ています。



この本の著者は富士そば好きがこじらせている(笑)
なんと富士そば全店制覇して本を書いている。
しかも日本1頭がおかしい歌舞伎町の富士そばでの店員体験ルポ!
海外での富士そば取材(笑)
そりゃ面白くなるだろ。
しかも巻末には立ち蕎麦女子業界で有名なイトウ女史との対談等、男女年齢関係なく楽しめる1冊に。
ちなみにイトウ女史の本はこれ↓



そうなんだよな、立ち蕎麦って実は女性が行きたがるスポットなんだよなー。

本題。
富士そば、その店独自のメニューがあるのが凄い。
まあ近くの店舗が当たりとは限らないのも面白い。
人気あったメニューが消えるパターンも書いてありましてそれは人気が出すぎて対応できないという、、(笑)

店舗限定メニューをパクるパクられる等様々な話もてんこ盛り。
ワタシ的にはありえない蕎麦があったりするし逆に食べたくなる蕎麦があるとか富士そばは奥が深いな(笑)

ただなー、ダシがあまり趣味じゃないんだよ。
だが、それ以上に富士そばに行く利点のが高いんだよな。
だからたまに行くんだよ。

私は富士そばなら春菊うどんが大好き。
そばならコロッケそば。

私の街の富士そばは、、、店長が悪いのか知らんが天ぷらに難があるんだよなー(笑)(笑)

あ、思い出した。
過去好きだった女性の大半が富士そば行った事ない人ばかりで。
夜遅くまで遊んで連れてくと喜ぶんだよ、、、、。
男やってると気がつかないよな、、、。
皆私を通り越しても富士そばはいまだに通ってんだろうな、と(笑)

て、事でこの本オススメ。
ちなまに、立ちそばガールのイトウさんの富士そばの1番メニューはパクチーそばだそうで。
どこの店舗だよ、それ(笑)
著者の鈴木さんはたぬきそばだそうです。

富士そばは奥が深い。
恋人とたまにはスカさないデートにも良いかもしれない(笑)





今日の1冊 「史上最小五街道横断半チャン食い」ミニコミ

2017-02-25 12:49:49 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

ミニコミです。
このミニコミは実はシリーズで毎回読んでいる。
バックナンバーは競馬場オンリーの飯屋とか閉店したラーメン屋のガイドブックとか(笑)
非常にセンスが良い!
ちなみに、「街中華」「しっとりチャーハン」等の言葉は実はこのミニコミが元祖。

で、最新号をゲットしました。
今回はかなり範囲が狭くて笑ったゾ(笑)





影の主役、ミニカレー(笑)(笑)

五街道とか言いつつ南阿佐ヶ谷から中村橋まで1本道(笑)



ミニコミだから中身を見せるとかなり営業妨害になるから見せられないのが悔しい。

文章は1店だけ上手く書いてあるものの勧められない感じで。
ちなみに、、、

私、この本に載ってる店の8割は行ってる、、、。
あははは。

しかし、、素晴らしいよ、このミニコミ。
これ、blogや商業出版じゃ少し厳しいよなあ。
ミニコミの良さが出てるよ。
食べ歩きblogと気合いが違うよ、気合いが!

しかもさ、このミニコミに載ってる店の9割は街を紹介する雑誌すら載ってないはず(笑)

半チャンセットをメインで取材してるが私と感想が違う店もある。
だがそれが楽しかったりする。
だって、、個人経営だし毎回毎回同じ味と材料じゃないし平気でマニュアルかえるからな、、、。

しかし、このミニコミは毎号毎号楽しみ。
オススメよ!








今日の1冊 「華麗なる微狂いの世界」 平山夢明 著

2017-02-03 08:21:02 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

作家、平山夢明さんのオモロい本。
微妙にキチガイが世の中には実はいて、そんな方々を紹介と言うか笑い飛ばしてしまおう、な本。



微妙なキチガイって回りくどく書いてあるのはご時世だからだろう。
今、何でもかんでも病気とかいちいち差別とか言うからな。
キチガイは軽度でも重度でも関わると大変なんだがそれわかってない人達が人権だのなんだのいちいちうるせーんだよな。

微妙なキチガイ話で教師の話がこの本に出てくるんだが爆笑モノ。
人んちのガキなんかぶん殴って言う事聞かなけりゃバットで殴るとか電気を流すとか普通にやってたからな。
裸で走らせるとかさー、閉鎖的なキチガイってのはバレにくいんだよ。

この本に出てくるやつらは実は凄く多いんだよな。
電車の中で独り言言ってる奴の話を聞いてると面白すぎるわけ。
だが、みんな差別して近寄らないよな(笑)
キチガイは観察してると楽しいが因果に吸い込まれるとヤバいから距離感は必要だが。

捕まるまでは普通の人

な、方々がかなり出てくるので爆笑しながら読めます。
オススメ^ ^








今日の1冊 「文化系女子という生き方~」 湯山 玲子 著

2017-02-03 08:04:19 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

私が男だからだろうけど不思議な感覚になる本を読みました。



文化系が嫌いな精神論ばかりが書いてあるなと思ってたらラストで愛情ある文章でまとめていますた。

文化系女子が一部の人間に嫌われる理由が明確に書いてある。
文化系女子によく言われる「スカしてるんじゃねえよ」のツッコミがあるわけだが何故言われるのか詳しく書いてある。

文化系の女子は男子から嫌われる理由の1つとして、結局のとこ権力ある男に簡単にぶら下がるからだ。
これ、男は皆知っている。
「若いねーちゃんがなんか頑張ってるからプッシュするか」って一部のキモいオヤジがいる事を自分で知っていて、実は女を利用してるのはバレている。
知らない女はただのアホだし。
そもそも自分の年齢考えたら実力なんかついてるわきゃねーんだよな。
地下アイドルとかAVの連中とかと実は全然変わらないメンタル。
と、嫌味を書きたくなるわけだが一部凄い女子がいるのも確かで。
だが、結局のところ実力あるやつなんか男女ともにほぼいないから仕事にするなよ、と。

この本のラストに女性だからこそ書ける内容が書いてある。
男のメンタルにしてみたら「モノ(掘り下げたい対象)の見方ってそれ普通では?」となるが、、、。
著者がいう「女という性が邪魔をする」と20歳もこえてるのに言ってる方はまず色々と登ってくのはきついだろうな、自分でまずこだわってるし。

この本のラストは読み応えあります。
オススメ