都知事の妄想「新・東京五輪」などクソ食らえ！お台場は「草野球＆キャッチボール広場」として開放せよ！

今日８月４日、小久保裕紀選手（読売ジャイアンツ）が選手会を代表して小坂文部科学大臣を訪問し、「キャッチボールのしやすい環境づくり」への協力を求めたという（故障欠場中だというのに偉い男だ。それに比べて「ごろ寝」らNPBの給料ドロボーどもときたら……）以下、「スポーツ報知」の記事を引用する。

小久保が文科相とキャッチボール

キャッチボールが公園などで禁止され、廃れつつあるとして、日本プロ野球選手会理事長の小久保裕紀選手（巨人）が４日、キャッチボールのしやすい環境づくりに協力を求めるため小坂憲次文部科学相を訪問した。

　小久保選手は「何とか公園でできないものか」と話し、小坂文科相は「公園に球技ができるスペースづくりをやったらいいのでは」と応じた。

　小久保選手は、球が当たってけがすることがないよう、選手会がメーカーと共同開発した弾力のある専用球にサインして文科相にプレゼント。数メートル離れて投げ合った。文科相が「これ以上やるとせっかくの指が」と、けがをしている小久保選手を気遣う場面もあった。

　キャッチボールは球が当たってけがをする恐れがあるため、禁止している公共の場が多く、選手会はキャッチボールができる場所が増えるよう「キャッチボールプロジェクト」として、各地でイベントを開催している。

（2006年8月4日16時21分  スポーツ報知）

 

私は毎週、スカパー！出演のためお台場に通っているが、車やゆりかもめの車窓から見下ろすこの土地は、わけのわからんデザインのビルが散在している荒涼たる空き地の集合体である。東京都が第三セクターを通じて建設したオフィスビルはバブル崩壊後借り手もろくに現れず、ディスカウントを重ねたため、たとえ満室になっても赤字になるビルばかりだという。
こんな破綻した再開発計画への税金投入は依然として続いているばかりか、東京都知事閣下の「ファシスト慎ちゃん」は、なんと2016年のオリンピックを東京に招致し、そのメインスタジアムや関連施設を、晴海やお台場などの「赤字垂れ流し空き地群」に、さらに血税を投入して建設しようとしている。
オリンピックだの万国博覧会だの、高度成長期の夢よもう一度という発想から抜けきれず、自身の三選のために税金を使って馬鹿な計画をぶち上げている妄想ジジイにも困ったものだ。長野五輪や日韓ワールドカップのために日本各地で建設された大型施設のほとんどが、その後有効活用できずに赤字を垂れ流し、スポーツ振興、特に地域住民がスポーツを楽しむためにはまったくと言っていいほど使われていないことを考えれば、自分たちが恩恵を蒙ることのできない施設建設やイベント招致のためにまたまた税金が無駄遣いされるのは我慢できない。

 

何を建てても有効活用や投資資本の回収が望めず、いっそのこと巨大な墓地公園でも作ったほうがまだマシなお台場だが、唯一、あまり金がかからず、都民も喜ぶ利用法がある。それは草野球やキャッチボール、サッカーやラグビーなど球技の自由広場として開放することである。

これならばフェンスぐらいで無駄なハコモノはほとんど建てないですむし、更衣室や食堂などの入ったクラブハウスは、それこそ空き家だらけで近い将来の「心霊スポット」入り当確のオフィスビルを転用すればいい。もちろん、満室になっても赤字になるビルはできる限りつぶして空き地にして、その分「球技広場」を広げればいい。

 

「スポーツ政策」というのは、こういうふうに金を使わず、スポーツの普及・発展に寄与できる方法を考え出すことをいうのである。だいたい2016年なんて、都知事としての任期どころか、テメエの寿命だってあるかどうかわからねえじゃないか（笑）。まさかブッシュや北のキム親子にあやかって、気象予報士のセガレを後継者に据えるつもりじゃないだろうな（笑）。

 

とにかく、レイムダック知事「慎ちゃん」のために、無駄な税金を払わされるのはもうゴメンだ。クソ食らえ「新東京五輪」！　お台場を子供たちのために開放せよ！！！