「野球文化學會(やきゅうぶんかがっかい/The Forum for Researchers of Baseball Culture)」は、会員の執筆・研究・調査活動などを通じ、野球を学問とし、野球文化学・野球人類学・野球学の確立と充実を目的として1999年に設立されました。その活動の根幹である年刊論文集(論叢=ろんそう)の2007年版「ベースボーロジー8」を特別頒布しております。 . . . 本文を読む
私がこのニュースを見ていてもっともいたたまれない気持ちになるのは、被害者の遺族であり、そしてご本人もまた被害者の一人に他ならない本村洋さんの心情に思いをはせるときである。とくにあるインタビューで、「(事件から9年が経っての)時間の風化は、自分もまた同様であり、そんな時自分は事件現場に足を向けるしかない」との言葉には胸がしめつけられる思いがした。 . . . 本文を読む
昨日のエントリーで触れた特待生問題とそれに群がる「シロアリ」どもなど、野球界をめぐる話題には最近不愉快なことが実に多い。そのなかで、先日サミー・ソーサ(レンジャーズ)の通算600号ボールを同僚の大塚晶則投手がブルペンでゲットしたというニュースは、久々にうれしい話題であった。大塚投手が「これはサミーのものだ。彼に渡すよ」と堂々と見事な英語でテレビのインタビューに応えていた姿には拍手喝采だった。
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そもそも文部科学大臣や政権与党の陣笠議員連中が、齢75歳にして、野球関係者としてだけでなく、財界人としても相当社会的地位のある人を、役所や政権党の本部に大阪からわざわざ呼びつけ、ほとんど「吊るし上げ」同然の「ヒアリング」を行なったというニュースを見たときから胡散臭さは感じていたが、21日に自由民主党の「高校野球特待生制度問題小委員会」なるものが21日に発表した「提言」の中身たるや、昨今の政権・議会運営と同じく、まさにこの党の「党利党略」があちこちににじみ出ている内容だった。
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クラブハウスでインタビューに応じていたデレック・リーの姿が報じられていたが、その声を聞いて妙に懐かしい気持ちにさせられてきた。彼のフルネームは「Derrek Leon Lee」。 . . . 本文を読む
カモメが球場にやってくるのは、おそらく球場内に落ちている残飯などが目当てであろう。そんな生態のためか、これまでメジャーリーグのみならず、北米4大プロスポーツで、「Seagulls」もしくは「Gulls」を名乗ったチームはおよそ聞いたことがない。 . . . 本文を読む
速球とスライダーを巧みに使い分けて三振を奪っていたランディーに対し、松坂の決め球はほとんど変化球。しかも(これは三振に限ったことではないが)、ランディーがストライクゾーンの「左右」だけでなく、「高低」を目一杯駆使していたのに対し、松坂とバリテックのバッテリーは速球でも変化球でもほとんどひざから下のストライクゾーンしか使っていなかった。 . . . 本文を読む
クリート・ボイヤーさんの名前は、私と同世代以上の野球ファンにとっては、忘れ難い名前である。1972年に来日し、当時の大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に入団。一発長打を売り物に来日する外国人選手が圧倒的だったなかで、彼が注目を集めたのはその三塁守備だった。
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今日のザンブラーノとバレットの「乱闘劇」で、まじめなこと書く気持ちがすっかり萎えてしまいました。よかったら今夜は憂さ晴らしにカラオケボックスで、こんな替え歌でも歌ってみてください。 . . . 本文を読む
今日のロッキーズ対カージナルス戦で二番・レフトでスタメン出場を果たした田口壮。4回打席に立って1四球1得点と、数字だけ見ればぱっとしない成績だったような印象を受ける。だが、6回表に、好投のアーロン・クックに集中打を浴びせて4点を入れてカージナルスがゲームをひっくり返した場面で、田口が果たした役割は大変大きいものだった。
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