上田龍公式サイトRyo's Baseball Cafe Americain  「店主日記」

ベースボール・コントリビューター(ライター・野球史研究者)上田龍の公式サイト「別館」

「勇気なき心」の“共同不法行為”が生んだ6連続O・Gの「敗退行為」

2009年04月11日 | Sports全般
競技を問わず、スポーツをしていて、誰もが「あれだけはやりたくない」「やってしまってとても恥ずかしい」プレーというものがある。野球なら三振した打者に「振り逃げ」を許したり、内野手が真正面に飛んできた凡ゴロをトンネルしたり、宇野勝選手のように内野フライを“ヘッディング”しちゃったり。サッカーではやはり「オウンゴール」だろう。 . . . 本文を読む

Farewell, 私の“恩人”長沼健さん

2008年06月02日 | Sports全般
よく普通の会話やメディアなどで使われる言葉のなかで、私がもっとも嫌いなもののひとつが、いわゆる「~派」というヤツである。組織内の派閥もそうだが、趣味や道楽の世界でもありますよね。その典型が「野球派」「サッカー派」というヤツだ。私の考えは至って簡単である。「ベースボールもサッカーも、バスケットボールもみんな好きです。その分、人生を何倍も楽しむことができますから」 . . . 本文を読む

クルム伊達公子とマサカリ兆治

2008年05月17日 | Sports全般
クルム伊達公子のカムバックは、おそらくは頭打ちのテニス人口拡大に向けてのデモンストレーションの意味が大きいと思うし、その先にはもっと遠大な計画があるものと私は期待している。そして、彼女の将来の活動にもしかしてオーバーラップするのではないかと思っているのが、元ロッテ・オリオンズのエースで殿堂入り投手の村田兆治さんが、数年前から運営している「まさかりドリームス」である。 . . . 本文を読む

「Jリーグに橘高はいらない!」──日本サッカー協会、Jリーグは「泣いて馬謖を斬る」覚悟を!

2008年03月01日 | Sports全般
前シーズンの天皇杯覇者とJリーグ王者が開幕前に対戦する「ゼロックス・スーパーカップ」。今日の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島の一戦は、重大な問題提起となる試合になった。主役となったのは両チームの選手ではなく、主審を担当した家本政明主審(プロ審判・スペシャルレフェリー)である。 . . . 本文を読む

東京マラソンへの局アナ参加は「強制労働」にあたらないのか?

2008年02月18日 | Sports全般
オリンピックや世界陸上をめざすようなトップアスリートや陸上の専門家でなくても、いわゆる長距離走の「愛好家」で、普段から趣味として地道にトレーニングを積んでいる人たちなら、たとえフルマラソンを完走しても、よほどのアクシデントに見舞われない限り、歩行にも困難をきたすほどのダメージを負うことは考えられないはずだ。 . . . 本文を読む

バレーボールと社会保険庁~末端に「負担」を押しつける悪しき共通点

2008年02月15日 | Sports全般
日本のあちらこちらで「負担増」という言葉が跋扈している。今月に入ってからは大阪方面からよく聞こえているようだが(笑)。スポーツの世界でも似たようなことが起こっている。日本バレーボール協会(JVA)が導入した「個人登録制度」によって、全国の中学、高校のバレーボール大会が大混乱に陥っているのだ。 . . . 本文を読む

日本人アスリートは「=サムライ」か?

2008年01月07日 | Sports全般
今シーズンも黒田博樹、福留孝介ら新たな日本人メジャーリーガーが登場し、北京オリンピックやサッカーのW杯予選などで、国際舞台における日本人アスリートの活躍が大いに話題になるだろう。それは大変けっこうなことなのだが、彼らの動向を伝えるメディア、特にテレビ報道で使われるある「常套句」が、私には気になって仕方がない。 . . . 本文を読む

スポーツ関連書籍「今日の一冊」その1

2008年01月03日 | Sports全般
年末の「イチロー」、昨日の「寒稽古」と、当blogでは、野球に限らず、日本のスポーツ界全般に対する苦言や批判をエントリーのテーマにすることがどうしても多くなる。箱根駅伝に関しても、書きたいことはいろいろある。しかし、人生幸朗さん(古いか=笑)みたいに「責任者出てこーい!」と毎回エントリーで連発するよりも、こんな出来事があった直後に一読してみる本を、その都度ご紹介したほうがいい場合もあるだろう。 . . . 本文を読む