来シーズン、メジャーで一番高いヤンキースタジアムのチケット料金がまたまた値上げ！ 高い席が中心とはいえ、内野席のもっとも高い席は110ドルにもなる。値上げの対象となる席の多くは年間予約席で埋まっているとはいえ、日本からの観戦ツアーにはそうしたシーズンチケットからの譲渡分もあるから、影響は相当大きいはずだ。15年ぐらい前は、チームも弱かったこともあり、週末のレッドソックス戦以外は当日券でもけっこうい . . . 本文を読む
いよいよプロ野球界は私設応援団に対する規制を来季からスタートさせる。しかし主眼とされているのは、暴力団やダフ屋とかかわりを持つ連中の締め出しで、他人の観戦の権利を妨害する鳴り物入りの応援が改善されるかは未知数である。渡辺文学さんは1996年からこの問題に取り組み、「よみがえれ球音～これでいいのかプロ野球の応援」（花伝社＝写真）という著書も発表されている。その渡辺さんが作詞した「野球観戦やんなっちゃ . . . 本文を読む
読売ジャイアンツが、来年から幼稚園児と小学生を対象にした「野球学校」を開設するという。昔、ＮＴＶで日曜の午前中に「ミユキ野球教室」ってのをやってましたけどね。言いだしっぺはあの清武代表だという。あるいは、サッカーのジュニア、ユースクラブ制度にヒントを得たのだろうが、着眼点としては悪くない。このBlogでもたびたび伝えている京田辺市の少年野球シゴキ熱中症事故死事件に代表されるように、とにかく子供たち . . . 本文を読む
ちょっと古い話題になるが、23日に西武ライオンズが「ファンの集い」を西武ドームで開催した。実はこれ、25年ぶりのことだとか。そう言えばその間、西武沿線の学校に通ったり、沿線に住んでたりしたけど、西武電車内の広告でそんな告知を見たことなかったなあ……。石毛宏典がデビューしたのが81年だから、この年から開催されてなかったってことか。よりによって黄金時代を牽引したチームリーダーが入団した年から、ファンと . . . 本文を読む
ヤクルト・スワローズの経営権を持つヤクルト本社に強く進言したい。多菊球団社長は即刻解任すべきである。ポスティングシステム（入札）でのメジャー移籍を希望する石井弘寿が、球団との交渉が進まないのに業を煮やし、昨年のオフ、2005年のシーズンをケガなくフルに活躍すれば、今オフの移籍を認めるとの「密約」を、多菊氏は石井側の弁護士立会いのもとで石井交わしていたという。この事実は多菊氏も認めた。なんとも馬鹿な . . . 本文を読む
①どんなにうまいと評判の店でも、「支那そば」の看板やのれんを掲げている店。テレビなどにたびたび出演して名人を気取っているＳ野とかいうオヤジの店も「支那そば」と称している。二重の意味で、このオッサンの店には絶対に行きたくないね。②客に対する口の利き方を知らないオヤジや店員のいる店。上記のＳはその代表格と言えるだろう。ほかにも、10年ほど前、札幌の有名店の出店と称する店で注文の品が来るまで本を読んでい . . . 本文を読む
城島健司のシアトル・マリナーズ入りが決定した。シーズン中から放送でも、「来年はあのコーナーストーンに福岡から来た選手が座っているかも」などとコメントしてきただけに、彼のプレーをメジャーで見ることができるのは本当にうれしい。マリナーズを選んだのも、出場機会を考えればまあ妥当な選択と言えるだろう。ただ、フロントや首脳陣のことを考えると、「ベスト」であったかどうかはまだ未知数の部分がある。このオフのメジ . . . 本文を読む
石毛宏典氏（元西武ライオンズ）が代表を務める「四国アイランドリーグ」は、目標を上回る観客動員を記録したものの、スポンサー、タイアップ先などへの無料券配布などもあって、１年目の収支決算は赤字に終わり、またＮＰＢのドラフトにも所属選手の指名がなく、厳しい船出の年となった。プロ野球をめざす若者に夢を追い続ける場所を提供したいという石毛氏の理念には心から賛同するし、今後もその理想を追求していってもらいたい . . . 本文を読む
私はインタビューなど取材の際、相手の話を聴きながら同時にメモを取ることはほとんどありません。取材用の録音機器（どんなに短い時間でも使用するときには相手の承諾を得ることが大切です。最近、若い編集者などでこの程度の礼儀も知らないほどがいるのは驚きです）を使い、とにかく相手の話を聴く、話をする作業に集中します。そのためか、かなり長いインタビューになっても、私はいわゆる「テープ起こし（テープリライト）」つ . . . 本文を読む
（写真は現役時代のロビンソン。背番号「20」はオリオールズ、レッズの２球団で永久欠番になっている）
三たび、大家友和投手がフランク・ロビンソン監督に「罰走」として代走起用されたと報じた「スポニチ」の記事について論じたい。まず、問題のあらましだが、まだ大家がワシントン・ナショナルズに在籍していた６月４日の対マーリンズ戦で、４回一死一、二塁のピンチを迎え、ロビンソン監督に交代を命じられる。このとき、 . . . 本文を読む
私、上田龍の公式サイトである「Ryo's Baseball Cafe Americain」（http://www.k2.dion.ne.jp/~ryoscafe/）が、このたびアクセス数2000を突破いたしました。最初は家族や知人からしかアクセスがなかったようで、まさにカメのごとき歩みだったのですが、４月のBlog開設、そして10月からlivedoorブログに移転したことで、多くの方にご覧いただい . . . 本文を読む
松井秀喜がヤンキースと無事再契約を交わした。日本円で年俸15億円強！ 何でもこれで生涯獲得サラリーが100億を越えるそうで、いっそのこと引退後は楽天イーグルスなどとケチなことは言わず、イチローらと日本プロ野球全体を丸ごと買収してもらいたいくらいだ。しかし、もし彼が読売ジャイアンツに残っていたら、どんなに好成績をマークしても年俸15億円は難しかっただろう。ヤンキースに比べて、読売球団自体にそれだけの . . . 本文を読む
今月、東京ドームにある野球体育博物館に「戦没野球人モニュメント」が新たに設けられ、同館のアマチュア野球コーナーで公開されている(http://www.baseball-museum.or.jp/guide/floor/monument.html)。これまで、プロ野球ＯＢの戦死者については、1981年に当時の下田武三コミッショナーや池田恒雄ベースボール・マガジン社社長らが発起人となって「鎮魂の碑」（ . . . 本文を読む
今日は野暮用で多忙だったので、短めに。
石井一久、来年はメッツでプレーしたくないそうです。でも、石井のピッチングを、わざわざお金出してアメリカまで見に行きたいと思いますか？
彼の投球内容よりも、なぜメジャーでプレーしたいのか、そして何のために投げるのか、そのモチベーションがちっとも見えてこないのです。野茂英雄がデビューしたとき、バリー・ボンズに真っ向から立ち向かう彼の姿をサンフランシスコで目の . . . 本文を読む
（やっぱり川上哲治は「野球の神様」だった……）
読売ジャイアンツでＶ９を達成した川上哲治監督は1974年でその職を退いたが、そのときまだ54歳であった。その川上が53歳でＶ９を達成したとき、日本シリーズの対戦相手だった南海ホークスの監督兼捕手だったのが、当時38歳の野村克也だった。以来、30年以上の年月が流れたが、当時の12球団で采配を振るっていた監督のうち、現在もなおユニフォー . . . 本文を読む