今回の震災に際し、被災地へ様々な形で支援の手を差し伸べたスポーツ界で、唯一ネガティヴな話題を提供してしまったセ・リーグの開幕にまつわる迷走劇も、国家権力の介入という不本意な事態を招いた末、両リーグ同時開幕で決着を見た。 . . . 本文を読む
スカパー!MLBライブ時代の心強いパートナーだった節丸裕一アナウンサーが、初めての著書を上梓しました。タイトルは「最強世代1988 田中将大、斎藤佑樹、坂本勇人、前田健太……11人の告白」(講談社・現代プレミアブック)。 . . . 本文を読む
選手会が強い反対を申し入れていたにもかかわらず、セ・リーグは3月25日の開幕を強行することを決めた。加藤コミッショナーもしょせんは「傀儡」にすぎなかったというわけだ。 巨人が財界人の「男芸者」扱いされている後援会「燦々会」の激励会で、渡邉恒雄球団会長(読売新聞総帥)が、開幕戦強行の"理論武装"として、こともあろうに1945年11月23日の「復活東西対抗戦」を持ちだした。 . . . 本文を読む
3月25日にセ・パ同時開幕予定だったプロ野球だが、震災による被災で仙台と千葉での開催見通しが立たないパ・リーグは開幕延期の方向、セは予定通り開幕と、久しぶりの同時開催は難しい状況のようだ。 また、計画停電やガソリン不足(実際は不必要な「買いだめ」の集中の色合いが強いが)など被災を免れたり、被害が軽度だった地域でも「自粛」の空気が濃くなるなか、一部のメディアなどでは戦時中の「欲しがりません勝つまでは」的なムードをあおる論調(数日前の朝日「天声人語」など)も見受けられる。 . . . 本文を読む