「黄金の左腕」サンディー・コーファックスの再来──その見果てぬ夢を実現してくれそうな超有望株が、ドジャースに出現した。クレイトン・カーショウ。コーファックスと同じサウスポーで、2006年のドラフト1巡目指名。つい先日、20歳になったばかりの若者である。
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メジャーリーグには二度の三冠王を達成した打者が二人いる。ひとりは「最後の4割打者」として知られるテッド・ウィリアムズ、もうひとりは右打者として史上最高の生涯打率.358をマークしているロジャース・ホーンスビー(カージナルス他)だ。 . . . 本文を読む
私が幹事を務めている「野球文化學會」の論叢(ろんそう=年刊論文集)の2008年度版「ベースボーロジー9」が、5月末に刊行されます。本書は野球文化學會の会員に配布されているものですが、正会員以外の方にも「賛助会員」として特別頒布を行なっております。 . . . 本文を読む
レッドソックスの左腕ジョン・レスターが19日、見事ノーヒットノーランを記録した。ところが、昨日の「朝日新聞」朝刊(東京版)運動面は、なんとこのレスターの偉業が「ベタ記事」扱いだったのである。しかも、共同通信からの配信記事というオマケ付きだった。
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私が初めてメジャーリーガーのサインを貰ったのは、両リーグオールスターチームが来日した1979年の秋。西武ライオンズ球場の外野席でサインに応じてくれたのは、メジャー2年目を迎えていたブリュワーズの若い内野手だった。 . . . 本文を読む
クルム伊達公子のカムバックは、おそらくは頭打ちのテニス人口拡大に向けてのデモンストレーションの意味が大きいと思うし、その先にはもっと遠大な計画があるものと私は期待している。そして、彼女の将来の活動にもしかしてオーバーラップするのではないかと思っているのが、元ロッテ・オリオンズのエースで殿堂入り投手の村田兆治さんが、数年前から運営している「まさかりドリームス」である。
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スカパー!MLBライブの中継資料作りでは、インターネットや洋書などのほか、自宅にある古い書籍や雑誌(そのスクラップ記事)を利用することがある。特に1978年に日本で本格的にメジャーリーグ中継が始まった頃、主にベースボール・マガジン社から出された書籍やムック類は、30年経った現在も大いに活用させてもらっているのだが、実はその当時、「週刊ベースボール」編集部で、そうした記事や書籍を編集者として手がけていたのが、スカパー!MLBライブコメンテーターでジャーナリストとしての大先輩でもある出村義和さんだった。
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昨日、東京ドームでの読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦で、 7回裏にラミレスが放ったレフトスタンドへの打球が、最前列で観戦していた身を乗り出した観客によって叩き落とされ、フェンスの上部に当たってグラウンドに転がり落ちた。 . . . 本文を読む
スポーツナビに隔週連載中の「MLB名人物ファイル」が本日更新になりました。今回のテーマは、1968年に空前のピッチング・イヤーの主役となった、ボブ・ギブソン(カージナルス)とデニー・マクレイン(タイガース)の対照的な人生です。 . . . 本文を読む
最下位が指定席だった一昨年までに比べれば、間違いなくマリナーズは地区優勝争いはできるチーム編成になっている。だが、現実にはエンゼルス、アスレチックスの背中が遠くなるばかりか、戦力的にははるかに劣るはずのレンジャーズと最下位争いをしている始末だ。
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