平成19年5月23日、秋田青森県境、矢立峠の歴史の道、旧羽州街道で、明治新道ことイサベラバードの道でもある、この地を訪れた方がありました。
茨城県の青木陽二さんという方(国立環境研究所)。外国人の風景記述を研究しているとのこと。イサベラ・バードが明治のはじめに、矢立峠をおとずれ、スイスとの風景の比較について記述しているというのが、調査のポイントとのこと。
「私は日本で今まで見たどの峠よりもこの峠を誉め讃えたい。光り輝く青空の下であるならば、もう一度この峠を見たいとさえ思う。この峠は、(アルプス山中の)ブルーニッヒ峠の最もすばらしいところとだいぶ似ており、ロッキー山脈の中のいくつかの峠を思わせるところがある。」
明治新道の秋田側から新緑の道を、頂部切通しを経て、津軽側へ歩く。山中の景観は外欧人の好む要素多いとの感じを申されていた。この地を知らしめる手立ては課題だが・・ということですが。
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