矢立峠の歴史の道を守る会の旗を道の駅駐車場端に立てておく。
5月4日、春一番のコース点検。
今春は例年より積雪が少ないので、通行支障の倒木は無いだろうと、考えてのびのびにしていたのだが、ルート点検に行って見たところ、そうは問屋がおろしませんでした。矢立杉跡は、標柱に異常なし、杉株囲いの綱張りを手直し。説明板、ヤワなひさしが曲がっていたので手直しですんだのですが・・・。
以下ルートの作業状況。
1)古街道峯道。津軽側の杉の大木、秋田側に倒れて道をふさぐ。落雷なのか、途中から裂けて倒れ雑木もつぶす。とても一人では手に負えない。数多い太い枝や雑木を相当時間かけて伐採して、大木をくぐりぬけ出来るようにした。手のこぎりではやむなし。
2)古街道秋田側を下り点検。道にかぶさる雑木を3件を刈りはらう。また杉の地べた横倒し一本あるが、通行支障なしでそのままとしておく。
3)明治新道秋田側を上り点検。道をふさぐ倒木はなくて幸い。遊歩道交点近くでの要改善箇所はあり。案内板手直し。
4)明治新道青森側へ下り点検。第一カーブぬかるみ地点、営林作業で伐採の伐木が山斜面から通路に落ち込んでいる。太い蔦が幾重にも絡み、この伐木を排除するのは相当に大変だった。ぬかるみ改善、排水溝処理は今後の作業となる。 第2カーブでかぶさりを一件処理。さらに中間点道標より下り100M地点での杉の倒木、これも本処理はできず、枝はらい、雑木はらいで、またいで通行するように処理する。さらに下って排水溝掘りの必要箇所が相当数あるが、これは今後の作業となる。
5)古街道青森側、湯ノ沢口より上り点検。矢立橋を渡り、登り道に倒木あり。雑木、蔦絡みなどを取り除いて、くぐりぬけるようにしておく。登り段道にさらに一件伐木。休屋跡で更に処理一件。
ぐるりと廻ってきて矢立杉跡に戻る。かなり疲れた。ひととき休息し、のどを潤す。終り午後3時であった。
鷲谷