北羽歴史研究会

出羽国北端より奥羽地方と北の歴史を展望し
北羽地方の風土文化作りに寄与する。

シンポジウム・出羽の清原氏から平泉の藤原氏へ

2013-09-06 11:26:23 | 催事情報

シンポジウム。。出羽の清原氏から平泉の藤原しへ。。


○ 北東北古代史の魅力紹介・・・藤盛紀明(北東北歴史懇談会)


○ 基調講演「清原清衡から藤原清衡へ」・・・信太正樹(横手市教育委員会)


○ 後三年合戦関連遺跡群発掘調査報告・・・島田祐悦(横手市教育委員会)


○ パネルデイスカション 「出羽の清原氏から平泉の藤原氏へ」・・・横山裕司、川井博、(北東北歴史懇話会)、信太正樹、島田祐悦。


○日時 10月6日(日)13:30~16:30


。会場 東工大蔵前開館 ロイアルプルーホール(東急大井町線・目黒線大岡山駅前)


○主催 北東北歴史懇話会(秋田産業サポータークラブ) 共催 横手市


。後援 秋田県教育委員会、東アジアの古代文化を考える会、考古学を科学する会。


 


大館市十二所の真山神社

2012-08-05 15:25:13 | 催事情報

大館市十二所の十二所城跡のすぐ南方にある「真山神社」は、地域の歴史を語る神社です。  「真山神社」の元点は、秋田県男鹿半島、現男鹿市北浦真山の「真山神社」です。 慶長10年、それまで比内新田村(現ニ井田)に駐在の佐竹家臣のうち、赤坂朝光らが領界警護を重要視して十二所へ移動、これに男鹿脇本城駐在の諸兵から11騎がが派遣され十二所へ入ました。 十二所に入った諸氏一統は男鹿の真山・本山権現を駐在地に分祀し、武家一統の守護神として奉じました。 十二所真山神社の始まりです。 慶長17年には、二井田館駐在の男鹿脇本36騎が、十二所に移動し一体となります。


古い十二所の絵図には「真山社」の記述が見られます。また真山神社(真山社)に関係して、十二所には「真山岱」という小字名があります。 「上藤原」と言う地名でありましたが、男鹿脇本から来た武士団が居住し、真山本山権現を祀ったことから、「真山岱」と改称されました。 「真山岱」から東に並んで「藤原」「中藤原」の小字名が現在もあります。 「藤原」の地名は、そもそも古くは陸奥出羽押領使藤原氏から四代藤原泰衡にも至ったものでしょうか。  十二所は「藤原肥後」の支配地であるとの伝承で、現在まで「藤原」地名が生きていることになります。 現在の真山神社は、真山岱と小道を隔てる「藤原」側にあります。経過については不明です。戊辰戦争では激戦の地帯であったことの影響をうけたものか、残念ながら不明です。


十二所の真山神社は、古き大館十二所の歴史をもっています。大館市の大切な文化財としても大切に保存されてしかるべきと考えます。  現在の真山神社は、かなり手入れの必要な状態が見受けられます。 時代を経て神社講中は3戸ほどの小数と聞いております。きわめて残念な状態といえます。 十二所町の皆さんの改めての関心と参加を期待するとともに、大館市の文化財保護事業への取り上げを切望します。 また市民各位の推進を期待します。 (鷲谷)


 註:講中代表吹谷祐孝、平成24年旧四月八日、真山神社碑建立。


 


 


 


 


 


常陸大宮市へ訪問、北羽歴史研究会

2011-08-01 00:00:00 | 催事情報

〈研修雑感〉   常陸国佐竹氏の史跡探訪と袋田の瀧紀行    丸屋 <o:p></o:p>


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 春に実施予定の実地研修が、大地震の関係で延期になっていたが71415の両日行われた。参加者は13人で予想よりいくらか少なかった。運転はベテランの田山勇行さん。日程と研修先の概要は次ぎのとおり。<o:p></o:p>


 1日目 常陸太田市ルート *佐竹寺(佐竹氏の祈願所)など13ケ所。  2日目 常陸大宮市ルート *市役所表敬訪問。市歴史民俗資料館、山方城跡。     *袋田の瀧(久慈郡大子町)。*棚倉城跡など2ケ所(福島県)。<o:p></o:p>


 研修先の報告は紙幅の都合もあり、鷲谷会長が作成された行き届いた親切な解説<o:p></o:p>


資料があるので、詳細はそれに譲らせていただき、本稿では旅行の雑感などと記す<o:p></o:p>


ことにしたい。<o:p></o:p>


 ○1日目の往路について(晴れ)<o:p></o:p>


 朝6時大館出発。一般道、東北道、磐越道、常磐道を乗り継いで長距離の移動であったが、2人掛けシートを1人で使用する贅沢ぶりで快適であった。仙台近くからは、行き交う車はガレキを積んだトラックやコンテナ車が次第に多くなった。<o:p></o:p>


途中、不具合のタイヤ交換のため西根ICで一般道に下り予定外の時間を少し費やしたがドライバーの頑張りで遅れを挽回し、常磐道の阿武隈高原SAで昼食。茨城県に入ると、青色のシートで抑え応急措置をした瓦屋根の家が数多く目についた。<o:p></o:p>


 JR常陸太田駅前で途中参加の鈴木昭悟会員が合流、初対面であったがヤアヤアという感じで直ぐ見学の仲間入り。予定した13ケ所を全部回ることができたのは、詳細で綿密な行程計画と鷲谷会長の名リードによる。感謝。夕方6時20分坂井屋旅館到着。創業120年という老舗旅館。良心的な格安料金でありがたかった。<o:p></o:p>


 


 ○2日目(晴れのち一時雨) *常陸大宮市役所 *歴史民俗資料館<o:p></o:p>


  朝9時前の訪問となったが、棉引義久副市長、宇留野美雪さんらが快く招じてくださった。鷲谷会長から表敬の挨拶と大地震のお見舞いを述べ、綿引副市長さんから「市庁舎は耐震構造なので被害は無かったが、他の公共建物で天井が落ちたり、一部の土地で液状化などの被害があった」と。被害が軽微で安心した。全員に大宮特産の西内和紙の「しおり」とお箸を頂戴した。資料館では矢数浩前市長さん木村宏前館長さんもお出でになり、私たちを歓迎して頂き、これまた恐縮至極でした。<o:p></o:p>


 


 ○袋田の瀧(久慈郡大子町)<o:p></o:p>


 瀧の名は知っていたが初見であった。展望台2カ所、観瀑トンネル、エレベーター、吊り橋、遊歩道を備え、瀧は日本3名瀑の一つの名に恥じない威容であった。ちなみに他の二つは、華厳の瀧(栃木県日光)、那智の大滝{和歌山県熊野)。 ○棚倉城跡、現亀ケ城公園(福島県東白川郡棚倉町) 城跡は10万石に相応しい規模。内堀、土塁、石垣などの一部が残っている。 ○帰りは矢吹ICから東北道に乗り入れ予定のところ、事故により下り線は閉鎖中というハプニングに遭遇。ひとつ先の須賀川ICから乗り、夜八時過ぎ、無事大館市帰着。ご参加の皆さんお疲れさまでした。   (北羽歴史研究会会報NO.235抜粋)<o:p></o:p>


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北羽歴史研究会 H22,9月定例学習会

2010-09-07 21:27:29 | 催事情報

H22,9月16日 定例学習会を開催します。 テーマ、1-赤坂朝光による一揆鎮圧。 2-小場義成の大館城入りについて。


『大館市史第二巻』『大館の歴史』のこの項の記述は、小説物語『大館城太平記』からの引用であり、殆ど誤り記述が多い。歴史に誤り無きよう注意改めよう。  小場義成の大館城入りは慶長15年、古文書から状況を確める。慶長七年からの15年の城代の不在をいかに考えるか。不在ではない誰かが居た?。誰だったのだろうか。 ・・・・ さらなる研究の必要。


秋田市で・・シンポジウム「後三年記」をめぐる諸問題 

2010-07-29 14:28:12 | 催事情報

H22年8月29日、30日、於秋田市2-1-51、明徳館ビル2階、カレッジプラザ。(秋田駅より徒歩8分)


研究催事名~「軍記・語り物語り研究会大会ーー2010秋田」  開始8月29日14:00~ 


 実施テーマ~「シンポジウム『後三年記』をめぐる諸問題 /   各テーマ  1、全権委任<征夷大将軍>の成立ーー歴史の転換点としての後三年合戦……野中哲照(鹿児島国際大学)  2、『奥州後三年記』と後三年合戦……樋口知志(岩手大学)    3、「後三年合戦絵」の絵画様式と中世合戦絵巻の系譜……高岸輝(東京工業大学)、17:30。


30日、10:00~  研究発表 1、『奥羽軍志』をめぐる17世紀中葉の文化状況……久保勇 氏  2、南都異本『平家物語』の性格とその形成について……阿部昌子 氏  3、文覚発心説話の展開‥『恋塚物語』からの遡及……大橋直義 氏  4、本文改編と歴史叙述---『太平記』巻36、細川清氏失脚記事再論……小秋元段 氏  5、『太平記』と「気(機)」……佐倉由泰 氏。  以上16:30.   /  /   31日、9:00~ 文学踏査~後三年合戦、関連遺跡をまわる。~17:30.    以上。


■事務局:明治大学文学部牧野順司研究室。  ■大学コンソーシアムあきた事務局~秋田市手形学園町1-1、秋田大学社会貢献推進室内、TEL018-889-2270。


 


 


比内地方歴史愛好会 日本列島2010展

2010-07-27 20:09:56 | 催事情報

比内地方歴史愛好会(会長山脇平太郎)は、8月27日に青森県郷土館で開催中の「発掘された日本列島2010」と三内丸山遺跡展示室で開催の「地域版・あおもり縄文展」などの見学研修会を実施する。


参加取りまとめは、事務局 千葉克一さんTel 55-3133


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附、なお「発掘された日本列島2010展」関連行事として、記念フオーラム『「邪馬台国がやってきた』が開催される。 8月28日(土)13:00~16:15,  会場:青森県総合社会教育センター大研修室。TEL,017-739-1251,入場無料。


報告1、邪馬台国九州説・七田忠昭。 報告2、邪馬台国畿内説・寺沢薫。 ◎討論、邪馬台国はどこに? 九州VS畿内。 報告3、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群の世界遺産登録にむけた取組・増田仁。・・同遺跡群パネル展。  記念ホーラムの問合せは、青森県文化財保護課TEL017-734-9922。


 


 


北羽歴史研究会 学習会

2010-07-16 17:30:09 | 催事情報

平成22年7月16日 北羽歴史研究会 学習会 


一、『江戸時代の農民の生活規制』   講師・川尻茂行


1、幕府の触書と秋田藩の生活規制、2、黒印御定書の変遷と生活規制、3、村に残された生活規制文書。江戸中期、江戸後期。 4、休日の規定。


二、『大館市史などにみるツキヨミ神について 』 講師・丸屋 悧


1、大館市内のツキヨミ神 2、月読命と月夜見神 3、月読神(命)・月夜見神(命)の本源 4、「月読み」「月夜見」に関連して 5、伝承と補足など。


以上。


秋田地名研究会 平成22年7月25日

2010-07-13 20:47:14 | 催事情報

秋田地名研究会(会長:渡部景俊)の、H22年度総会と研究発表会は、次により開催される。


7月25日(日)13:00~15時。 会場・秋田市大町3丁目、秋田協同大町ビル。


総会、13:00~13:30. 研究発表、13:40~16:00、「秋田県のサンナイ地名について」、発表者、土肥 稔氏。


終了後、同ビル内で懇親会も開催される。


問合せ:事務局、新谷正隆tel:080-6029-2717,


 


 


北羽歴史研究会 H22年1月~6月 学習会等

2010-06-17 00:00:00 | 催事情報

北羽歴史研究会 H22年1月~6月 学習会など行事


1月28日 第23回定例総会の開催。 「公開講演」開催、「鳥潟家・岩澤家・中嶋家の教育について」講師・中嶋忠輝氏。


2月18日 古文書学習会  テキスト「万延元年『出府諸拂覚帳』岩瀬村黒沢家文書  講師:千葉克一氏


3月18日 通例学習会  テーマ1 「神仏分離、修験禁止」」を読む。~南無八幡大菩薩は不可~村々の堂社は~ テーマ2 秋田の「梵天まつり」から考える~梵天とは~梵天の様々~  …  担当・鷲谷豊


4月23日 実地研修会  テーマ ・きみまち坂から藤里町方面へ史跡をさぐる。


5月20日 古文書学習会  テキスト・『慶応二年・大滝御入湯之節「覚」』 


・・・ 千葉克一講師


6月17日  研究発表会   1、テーマ「明治初期官員について」~金沢長一郎。 2、テーマ「戊辰戦大館奪回の考察」~9月2日午後、片山野・根下戸野の争戦、9月3日参謀会議、9月4日秋田官軍側の再攻撃、9月5日津軽二隊戦闘参加、秋田各陣膠着状態、軍議、9月6日南賊消える。・・・争奪戦の総括、作戦の齟齬はどこから?。・・・・・ 発表・鷲谷豊  


北羽歴史研究会 H21、9月~12月

2009-12-20 00:00:00 | 催事情報

北羽歴史研究会 H21年9月から12月の学習会等


9月18日、学習会 、テーマ『秋田藩大館諸兵戊辰戦記録』を読む。


 庄内攻めの出兵から始まり、南部盛岡軍侵入との攻防、終戦後南部領進駐など。大館城諸兵の夫々の場面を抽出して読む。・・・・担当鷲谷豊。


10月20日 古文書学集会  テキスト1、佐竹文書『御所預并組下関係控』より「大館御城大破につき云々」 テキスト2、享保十四年の大館屋鋪調べ検地記録を読む(佐々木兵一文書)・・・・講師・千葉克一氏。


11月19日 研究発表会   テーマ1、酒造関係文書を読む・・酒造方からの通達控・・  1)はじめに・那波家文書について 2)御判紙について 3)酒造方日誌 4)酒造室箒久保田町并三ケ村湊町諸願書扣、室株、販売の仕方、新酒濁酒、 5)新濁元触御直段考控。 ・・・・ 発表者、川尻茂行。   テーマ2、「工藤右衛門尉貞行譲状」を考察する。・・  尼しれんより娘加伊寿御前への譲状・・北畠顕信御教書・・下国安藤、南部に敗れる。・・・・発表者、鷲谷豊。


12月18日 史話懇談会   話題資料テキスト等提供・・・中国旅行記~柴田次郎、秋田側から津軽藩への出張盗賊の話~金沢長一郎、 ドラマ「竜馬伝」~丸屋悧、 小野田直武のこと~千葉克一、 楠公末裔の考証金光氏、黒沢家の古文書~工藤侃、 長慶金山絵図と現地調査報告等~小林勉。