安藤昌益研究の東條栄喜氏の研究冊子『互生共環』no.36が、この7月23日に紹介されました。 目次の一部をご紹介します。
1、 巻頭言 安藤昌益歿後250年そ迎えて。(1)本年=2012年は安藤昌益が1762年に歿してから250年周年の大きな節目にあたる。・・・ (2)世界に広がる昌益の直耕思想。日本国内から改めて、最新の昌益思想研究と伝統的探索の成果を、世界に発信する必要が生じているといえる。・・・ (3)今後の昌益思想研究に関しては、第一に、内在的理解を深めて内発的展開をめざす事、昌益医学の先進的特長性の理解の必要・・・。 第ニに、昌益の特定分野だけ、全面的に把握されること・・・ 第三に、他の思想家との対比研究の重要性・・・。当編集者は今後こうした点に留意して、この通信誌の発行を続けない。・・・(1頁)
2、 早稲田大学蔵本「良中子真医天真」の発見 (2~5頁) (1)wedに現われた第二の「良中神医天真」の衝撃、 (2)早稲田大学本「良中子神医天真」の内容と意義、 (3)「神医天真」諸巻の相対的検討の必要性、 (4)今後の新発現に備えて。 3、「央土ー炉土ー胃土」の生活環ー現代自然真営道の展開(5)ー (6~10頁)。 4、 カントと安藤昌益と志筑忠雄の思想ー天地自然の運動観と恒久平和思想ー (11~16頁) 5、安藤昌益研究論考大学紀要・学協会誌編、安藤昌益研究論考中国編、(17~19頁)、 6、編集後記(20頁)。
編集発行 〒189-0013東京都東村山市榮町2-23-4-401、東條栄喜 (以上紹介・安藤昌益没後250年の意義をこめて、文責・鷲谷豊)