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眩しい太陽・・美しい月・・そして世の中所詮金でちゅ

伝説の獅子たちが活躍する笑い泣き感動ありのアクションストーリー (c)2008hiyoko.現在原画製作中!

第弐百四拾九話

2011-11-24 | 本編






深夜にもなれば、空も海も黒い。上も下もない真っ暗な世界の中に明かりを灯したいっせきの船が佇んでいる。エビちゅの昔話が終わり、現実に戻る一同の耳には置き時計の音が響いてきていた。



チク・・タク・・チク・・・タク・・・・

 

乾いた喉を潤すため、一升瓶のいいちこを喉を鳴らして飲みゲップをしたエビちゅの目は眠たげだ。


エビちゅ『・・・hananaの入隊の話はこんなとこでちょうか・・( ̄ω ̄*)ゲフ』

クルツ『(゜∀゜*)ノおもしろかったぁ~!はなちゃん優勝したんだねっ!!』

hanana『恥ずかしいノ-ノ;』

さっちゃん『楽しかったぁ~^^ノ』

王子『ふぉっふぉっ(*´ω`*)』

ハプティ『思い出すなぁ…(・w・´)』

オムー『そういえばはなたん初代優勝者だったなぁ=ω=.』

hanana『まぐれ過ぎなのでし^^;(滝汗』

ヌコル『りんさんのギルドマスターになった経緯もわかりました^^』

りん『そういえばそうね(*´▽`*)』

 

それとなく見た腕時計が思いがけない時間になっていることに気づき、りんは二度見をしてしまっている。

 

りん『え・・・あらもうこんな時間なのね^^そろそろ寝ましょ』

エビちゅ『エビちゅはもうオネムでちゅ( ̄ω ̄*)』

オムー『じゃぁ寝ようか=ω=.』

ハプティ『おふとんタイムだ(´w`=)』

クルツ『はぁ~い\(^0^)/』

さっちゃん『はぁ~い\(^0^)/』


一同は食卓を離れ、それぞれの部屋で就寝の準備を始めた。



ある者は歯磨きを、

 

シャカシャカシャカシャカシャカ・・・


オムー『=皿=.』

 

またある者はそそくさとベッドに入り、

 

hanana『(-_-)ZZZ』

 

またある者は日記を、


カリカリ・・・


ヌコル『φ(。。)』

 

またある者は入眠前のストレッチを、

 

りん『いっちにっさんっしっ(*´▽`*)』

 

またある者は酒を飲み、


グビッグビッグビッ

 

エビちゅ『ゲフッ( ̄ω ̄*)』

 

またある者は筋力トレーニングを、

 

ギッギッギッギッ


クルツ『さん・・・し・・・ご・・(>д<♯)』

 

またある者は変装カツラを取り、


バリバリバリ・・

王様『痛ぇのぅ・・(ーωー;)わし船に乗ってるときくらい変装やめるか・・いやしかし王子でいるほうが見栄えがいいという・・・』

 

またある者はお気に入りのぬいぐるみを枕元に置き、昔話の余韻を楽しむように莞爾として微笑みながら目を瞑り、自らの入眠を楽しんでいる。

 

ハプティ『むにゃむにゃ(´w`=)』

 


とその時。

 

 

ハプティの目を覚まさせるには十分過ぎる程の音が目の前から起こったのだった。
その音は無味乾燥としており、冷たさまで伝わってくる。

 

カッ!!!!!!!!!

 

ハプティ『え・・・・(°w°=)なに・・・』

 

 


第弍百四拾八話

2011-11-20 | 本編






雲が大きな太陽を隠しては見させ、夏も終わりかけた昼下がり。王様から呼ばれ、図書室に併設された書斎にやや足早に向かうりん。石造りのその廊下とりんのブーツの足音は、豪華な絨毯にて和らげられている。


コッコッコッコッ

 

城が盆地にあることも手伝い、天井と胸あたりまである横壁の間から来る風はやや強めだ。壁には円柱の石塔が等間隔に並び、その間からはファブルグ町が一望できる。心地よい風を受け、町を見渡しながらりんは呟いた。


りん『なんだろ・・。王様からのお呼びって久しぶりね。』


書斎前につくと衛兵1がかかとを音を立てて合わせ、きびきびと敬礼をした。


カッ!!!!

衛兵1『ご苦労様ですー。-ゝ!!!』

りん『おつとめご苦労さまです(*´▽`*)入ります』

衛兵1『どうぞ!今王様が図書閲覧中であります。』


衛兵の敬礼に足を合わせ挨拶をしたりんは分厚めのドアを遠慮がちにノックした。


コンコンッ!!

 

『むほ?りんか!?よいぞ!!!』

 

部屋の中から王様の返事が聞こえたのを確認し、ドアを開くと独特の旧い書物の臭いが鼻につく。


りん『あ・・この香り久しぶり^^』


木製の机や椅子、無数に並んだ本棚のの奥で王様とトカモクが書斎机にて何やら話をしているのが見えた。否応なしに目に入る本棚に置かれている本のタイトルを横目でみつつ、歩を進めるりん。毎度おなじみ、回復治療関連の本の隙間に紛れている卑猥な本をりんは思い出した。

 

りん『・・・そういえばなんかあったな・・』

 

<カボチャアイスの作り方>(貸し出し中)

<これはうまい! カステラケーキの本当の作り方 >


<HP回復薬Ⅳの作り方>

<団地妻 ザ・テクニシャン>

<週刊えびちゅ(返品しました 絶版)>

 

りん『うわぁ・・やっぱりあった・・』

 

王様『おーωーきたか、ほれ!ちこうよれ!』

りん『ぁっはいっすいません(*´▽`*)』


我に帰ったりんは、止まった足を再び動き始め、王様とトカモクのいる机にようやくたどり着いた。

 

トカモク『どうしたの?顔火照ってるけど』

りん『ぇ・・ぁ・・そ・・・そそ・そうですか?』

王様『さっそく本題に入ろうーωー』

 

その時。子供の喜び叫ぶ声が書斎まで響いてきた。

ワーーーキャーーーーー!!!!

 

書斎の窓からは城の庭が見える。
王様はすっくと立ち上がり、その窓を見るように近寄り言った。


王様『本当にわしは幸せじゃーωー』


再び子供の笑う明るい声が窓から聞こえてくる。

キャハハハハハ!!!


王様は庭で遊ぶ子供らに目を向けているのか、背後から視線を落としている姿をりんは見て取れた。そして王様はトカモクやりん達をその場所へ来るよう手招いた。


庭先が見える窓からりんは下へ目をやると、それはいつも見る仲間たちが遊ぶ姿であった。hananaやボルケノゴーレムを中心に、クルスやオムーにアメル、エビちゅもいる。顔を口ばかりにするその皆の笑顔はついこちらも笑ってしまうほどに無邪気だ。


王様『単刀直入に言おうーωー今トカモクと話していたのじゃよ。獅子と呼ばれる強い者たちがたくさんこの国にいるようになったーωーお主を含め、アメル、クルス、オムー、エビちゅ、hananaじゃーωー』

りん『はい』

王様『直近の衛兵部隊を作りたいのじゃーωーそこでじゃ、獅子と呼ばれる者達をまとめ上げ指揮するものがいると思うてのぉ』


りん『ぇ・・・それが・まさか私にとでもお言いになるつもりですか!?』

王様『あぁそうじゃーωー頼まれてくれるな?』

りん『無理です><』


りんの頭には経験も指揮権も上回るトカモクがなぜならないのか疑問に思い、視線をぶつると、トカモクはその視線を優しい眼差しで首を横に振った。

トカモク『あなたしかいないわ^^』

 

直近部隊の指揮という重い責任。りんは返事に困った。しかしそんな悩みなど露知らず。下の庭にて他の皆は楽しそうに遊んでいるのがりんの目に入る。

 

先日の大会にて負傷した際の包帯を巻いているオムーはhananaに何か喋っている。

 

オムー『はなたん=ω=.次は何して遊ぼうか?』

hanana『うんとね(^0^)うんとねっうんとねっ』

アメル『なんでもいんだょ(´w` )』

hanana『ボルケノさん何がいい(^0^)?』

ボルケノ『ガガッグ!!!』

hanana『わかった(^0^)ノ!!かくれんぼするぅ!!』

エビちゅ『もっと気品のある遊びにしたいところでちゅが致し方ないでちゅね( ̄ω ̄ )』

クルス『そんなガキの遊びに俺は付き合わんといけないのか・・(゜Д゜;)』

ニコシア『もしかして・・わしもするのか・・(`ω´.;)この歳で・・』

オムーと同じように包帯を巻いたクルスは面倒臭そうに言い始めると、hananaが被せるように言った。

 

hanana『じゃあクルスさん鬼ぃ~(^0^)ノ!?』

クルス『なぜそうなるw一番面倒臭い役じゃねぇかw』

アメル『まぁまぁ(´w`=)きっと一番鬼みたいだからだよ』

クルス『なんかいったかアメル(゜Д゜)』

アメル『さぁみんな隠れよーぅ(´w`=)ノ』

ボルケノ『グワンゴォーーー!!!!』

hanana『エビちゅ一緒に隠れよう(^0^)ノ!!あの木の上とかいこうよう!』

エビちゅ『声大きいのでばればれでちゅ( ̄ω ̄ )』

オムー『よぉーしっ=ω=.俺隠れるのは得意だぉ』

ニコシア『したらばわしも本気出して隠れるとするか(`ω´.;)』


仲間を思い、統率し、皆の命や王様をお守りする最終決定をするのは自らが一番よいのかもしれない。そうりんは思うのに時間はいらなかった。

 

りん『・・・・わたししか・・いない?』

王様『決定じゃーωー』

トカモク『アメル救出の際の指揮には才能を感じたわ。あなたしかいないわ。』

りん『は・・・はぃ・・』

王様『ほれあれを見てみぃーωー』

 

王様はhananaを見るようりんに促した。
そこには無邪気に皆と遊ぶhananaの姿が見える。

hanana『どこ隠れよっかな(^0^)ノ』


王様『あんなに小さな子まで伝説の獅子として力を持つようになったーωーおみゃーのようなしっかりとした者が今必要なのじゃ』

りん『・・・・わかりました。わたしがみんなを指揮隊長として務めさせて頂きます。』

トカマク『頼むわ^^』

王様『あの少女が来てから・・我々も変わった気がするのぉ^ω^』

りん『変わった?』

王様『安らいでいるといったら正しいのか・・・さすが伝説の回復魔術師じゃな^ω^』

 

再びhananaたちの笑う声が聞こえ、それに目をやる王様たち。

 

hanana『きゃはははははははっ(≧∇≦)ノ彡ボルケノさんまたなんか壊したぁ~w』

 

庭先に目をやれば、ボルケノゴーレムが隠れようと必死に地面を掘り起こしているのだが、その場所は王様の盆栽を育てている土地。次々と策を壊し、地面を掘っている。

 

バキッ!!ボコッ!!

立派な盆栽や植木が勢い良く宙に舞い、真っ白な庭のテラスが泥だらけになっている。

 

ボルケノ『グンフッ!!!グンフッ!!!』

エビちゅ『王ちゃまの城でちゅ( ̄ω ̄ )好きにするといいでちゅ』

アメル『なにやってんだw』

オムー『またかぉww』

クルス『ww』

ニコシア『わしはみてない・・わしはみてないぞ(`ω´.;)』

hanana『きゃはははははははっ(≧∇≦)ノ彡もう駄目だよぅ~また怒られるよぉ~w』

 


勢い良く窓を開け、王様は書斎から叫んだ。


王様『てめぇらまたかこんにゃろ(▼Д▼♯)柱に引き続き盆栽畑まで壊しやがってぇ~!!』

トカモク『・・コホン。』

りん『全然安らいでない気が・・・。』

トカモク『血圧の薬が最近増えたわ^^』

王様『ぜぇ・・はぁ・・・ぜぇ・・(▼Д▼♯)』

 

りんの視線を感じた王様は咳払いをし服を整えていたが、上下に動く肩は隠せていない。


王様『ま・・・まぁ多少問題はあるようじゃが(ーωー;)いずれにしても、奴らはこの城を守ってくれる。その統率ができるのは同じ伝説の獅子であるりんしかいないのじゃ。』

 

ビキッ!バキバキバキバキッ!!


突如何かが割れるような音と共に、勢いよく水が吹き出る音が聞こえてくるのだった。


ジャッジャジャァ~!!!!!!!


外を見れば、地面したにある水道管が壊され、人が乗れる程に大量の水が勢いよく吹き出していた。

 


hanana『きゃはははははははっ(≧∇≦)ノ彡もう駄目だよぅ~また怒られるよぉ~w』

ボルケノ『グフッ?』

アメル『噴水だ(´w`=)』

ニコシア『・・・・・(°ω°.;)』

エビちゅ『夏に水浴びは気持ちいいでちゅね( ̄ω ̄ )』

オムー『今度はなんだww』

クルス『ww』


王様『てめぇら出入り禁止にするぞ(▼Д▼♯)城がいくつあっても足らんわ~!!』

りん『守っているというより・・・むしろお城を壊してる気が・・・。』

トカモク『血圧の薬がまた増えそうね^^』

王様『ぜぇ・・はぁ・・・ぜぇ・・(▼Д▼♯)』

 


底抜け騒ぎをしている彼らの空では巨大な入道雲がゆっくりと動き、隣にある眩しい太陽と庭先にできた噴水は彼らに大きな虹をプレゼントしていた。




りん『ぁ・・・虹だ・・きれい・・』

アメル『あらきれい(´w`=)』

オムー『すげぇ=ω=.』

hanana『うわぁ(≧∇≦)ノ彡きれいでしっ』

エビちゅ『いい演出でちゅ( ̄ω ̄ )マネージャー』

クルス『きれいだな(゜Д゜)』

トカモク『粋なことするじゃない^^』

ニコシア『ふ・・・風流じゃな(`ω´.;)』


暖かい日差しと共に七色の光がテラスと空を見上げた皆を彩っていた。
またもファブルグ国に誕生した伝説の獅子。彼らの行く末はこの空のように明るいはずだ。

 

 

ボルケノ『グンフッ!グンフッ!』

hanana『ボルケノさ~ん待ってぇ~!!(≧∇≦)ノ彡きゃはははははっ』

 


  ~ 回想の章(hanana編) 完 ~

 

 

 

 

 

 

 


第弐百四拾七話

2011-11-12 | 本編






クルス『ぜぇ・・はぁ・・忠告するぜ・・戦いには型は必要ねんだ・・遊びも必要ってことだ・・・さぁ・・立てよ・・もっと見せてくれ』

 

息絶え絶えにクルスはオムーが言うと、オムーはいまだフラつく頭をブルブルと震わせて焦点を合わせようと必死だ。


オムー『ぜぇ・・はぁ・・想像以上だったぉ・・・でも・・俺からも忠告することがあるぉ・・』

クルス『あぁ?』

 

剣を杖がわりにやっと立ち上がったオムーは、再度唾を飲み込みながら喋った。

 

オムー『・・・確かに型に縛られては柔軟性はないかもしれない・・でも・・遊びすぎは禁物だぉ!!!!』

 


突如、クルスの上空からエネルギー弾が舞い降りてくるのだった。

 

ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

司会者『おおおおぉとぉ~~~!!!!!何が起きたぁ~!!!!!』

 


王様『んーωー?なんじゃ?何が起きた!?』

トカマク『空からエネルギー弾が落ちてきたわ!』

 

 

肩にまっすぐと当たりダメージを負ったクルスは堪らなく膝をついた。

 

ザッ・・・・

 

クルス『な・・・・なん・・・・だと・・・・』

 


りん『すごい!!』

アメル『(ノwノ)』

エビちゅ『あの弾は始めに放ったものでちゅね( ̄ω ̄ )』

王様『上空にて待機させておったのか・・・ーωー;』

ニコシア『思いがけない攻撃じゃな(`ω´.;)』

 

クルスの肩にて弾き、上空へ向かったエネルギー弾をまだ尚操作し、隙を見て放つその技術もバルタルトならではの攻撃であった。

 

オムー『クルスが本当に俺を倒しにかかってたら・・・こんな余裕はなかった・・トドメをさせてもらうぉ=ω=.;』

 

余りの衝撃に体を動かすこともできずに膝をつくクルスを抱え上げ空高くジャンプしたオムー。

 

ドヒューーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

司会者『オムー選手!!!クルス選手を抱え上げ上空へ登ったぁ~!!』

 

最高点に辿り着いたオムーは、クルスの頭から落下させるようそのまま体を上下反転させた。

 

りん『トドメね・・・』


互いに顔を隣合せにし、落下風を受けた髪をそのままにクルスとオムーは、戦いを終えようとする言葉を交わしていた。

 

オムー『クルス、これで決着だ・・』

クルス『・・・ぅ・・・最高の戦いだったぜ・・・・』

 

 

司会者『クルス選手へのトドメの攻撃かぁ~!!!』

 

ニコシア『まったく・・・クルスという名か・・覚えておくかのぉ・・驚かせてくれる男じゃった(`ω´.)』

りん『クーちゃん・・・』

 

しかしクルスは落下スピードが増す中、思いがけない行動にでるのだった。

 

クルス『でもな・・オムー・・俺は・・・負けるわけにはいかねーんだ・・』

オムー『この後に及んで何を言うんだぉ=ω=.;』

 

クルスは剣を取り出し、自らの腹に刺した。

 

ズザッ!!!!

 

オムー『な・・なにを!?』

クルス『ふ・・ふふふ・・・ふははははは(゜Д゜)』

 

司会者『どういうことだぁ!?クルス選手、オムー選手のトドメの大技の前に自らの腹に剣を刺したぁ~!』

 


ニコシア『なんじゃ・・あやつは何をしておる(`ω´.;)』

りん『あれは・・まさか・・』

 


ズズズッズズッ!!!!

 

 


そしてさらに貫通し、オムーの腹へ。
抱えていたオムーの腹へも到達し、両者の体をクルスの剣が突き刺している。

 

ズバッズズズッズウズズッ!!!!!

 

オムー『ぐほっ!!!!な・・・・なんて奴だ・・・ぐ・・・』

クルス『・・言っただろう・・・俺は・・負けん・・負けるくらいなら道ずれだ・・・』

 

エビちゅ『落下ダメージの道連れ・・・でちゅね( ̄ω ̄ ;)』

hanana『クルスさんやっぱりこわい人でし(^0^;)』

トカマク『彼らしいわ・・』

アメル『ひぇぇ(>w<`)』

 


そしてクルスの落下する体から離れることができなくなったオムーは逃げる術もなく、またたく間に二人は地面へ落下してしまうのだった。

 


ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 


観客たちも固唾を飲んで見守る煙の中、うっすらと倒れた二人が見える。

 


王様『・・・ゴクッーωー;』

ニコシア『・・・(`ω´.;)』

りん『・・・・オムー、くーちゃん・・』

アメル『・・オムさん・・クルスくん・・(ノw;)』

hanana『・・・・。』

トカマク『・・・・・。』

エビちゅ『・・・・・( ̄ω ̄ )』

 


その二人に残された体力はなく、かろうじて息をしてはいたが、ぴくりとも動かないその二人の状態は見て取れる。すかさず駆け寄った審判は両手で試合終了宣言を司会者へ合図した。


司会者『・・・この戦い・・・両者・・引き分けぇ~!!!!!』


壮絶なる戦いを称え、観客席からは歓声が鳴り止まない。


『わぁぁあぁああああああぁぁあ!!!』

『ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!』

『すごい戦いだったぞぉ~!!!!』

 


ニコシア『・・・・いやはや・・言葉もでん(`ω´.;)』

王様『あれがクルスじゃーωー;』

アメル『二人は無事なの(・w・´)!?』

りん『えぇ・・大丈夫よ・・早く救護班呼ばないと』

 

遠くから救護班を呼ぶ声が流れてきている。

『救護班~!!!』

『こっちだぁ~!!!!』

 

クルスとオムーが抱きかかえられ、救護室へ運ばれていく。


ニコシア『オムは・・オムは無事なのか(`ω´.;)?』

王様『大丈夫じゃーωー心配するな、実は甘やかしてるんじゃろう』

ニコシア『馬鹿な(`ω´.;)わしはスパルタ教育じゃっ』


次なる試合をと冊子を見ていた司会者は、我に気づいたかのように目を見開き、首をトーナメント表に伸ばし、眉間にしわを寄せこう言った。

 


司会者『・・と・・ということは・・決勝戦は・・不戦勝により、hanana選手の・・勝利だぁ~!!!!!!!』

『わぁぁぁああああああぁぁぁぁぁ』

『おおおおおおおおおおおぉぉぉぉ』


またさらに会場のボルテージが高まった。
決勝戦へ進むはずであったクルスとオムーは互いに倒れてしまっている。すると決勝戦進出者のhananaが不戦勝により優勝となることは必然だ。

かつてボルケノゴーレムを飼い虐待を起こしていた男も見に来ていた。役たたずと言い放っていたペットが優勝となるその仕打ちは落胆せざるを得ない。


男『う・・嘘だろ・・・あのゴーレムが・・・優勝・・・トホホ・・ORZ・・・』

 


りん『やったねhanaちゃん(*^^)v』

hanana『ほぇ(^0^)?どうしたんでしか?』

 

とうもろこしを食べていたボルケノゴーレムも何が起きたかわかっていない。食べカスを口の周りにつけたままhananaの横でキョロキョロと辺りの騒ぎを気にしている。

ボルケノゴーレム『グフ?』

 


司会者『そして決勝戦勝利ということで・・・ファンブルグ国!トカマク様主催!国内最強武術大会!!!優勝者は・・・・若干5歳の少女!!!hanana選手の優勝です!!!』

『わぁぁぁああああああぁぁぁぁぁ』

『おおおおおおおおおおおぉぉぉぉ』

 

 

 

地響きを伴う歓声と共にそう告げられると、母親は卒倒してしまい、父親に抱きかかえられている。

 

母『ha・・・hanaが・・・』

父『そうだぞ母さん!hanaが優勝だ!!すごいぞっ!!』

湖乃『お姉ちゃんかっくぃぃねっ(^0.^)!湖乃もお姉ちゃんみたいになるぅ!!』

 

司会者『誰が予想できたことでしょうかぁ~!!!!』

 

ニコシア『なんともわからんものじゃ(`ω´.;)てっきり我が子が優勝かと思っていたがな・・』

りん『道を聞いてきたあの子が優勝・・わからないものね^^;』

エビちゅ『エビちゅはわかってまちた( ̄ω ̄ )』

王様『おみゃあ本気でぶっ倒そうとしてたじゃねぇかーωー;』

 

衛兵から優勝者授与の式へのお呼びがかかり、hananaとペットのボルケノゴーレムが闘技場中心へ案内されていく。

 

夏の日の夕暮れ前。高低差ある夏の気圧を感じさせる風が闘技場にもなだれ込んだ。清々しくにこやかなその少女の表情に3万人の観客たちの視線が飛ぶ。

 

司会者『本当に優勝おめでとう^^』

hanana『ぁ・・・ありがとうございましでし(^0^;)ハハ・・緊張するでし・・』

 

司会者『君がhanana選手の助っ人として活躍したゴーレムだね?どうだろう気分は^^』


すかさずボルケノゴーレムにも意見を仰ぐ司会者。


ボルケノゴーレム『グンフッゴッフッグフングゲフグフッ!グングゲ!ゴフグンゲッ!』


無論ボルケノ語までの通訳がいない司会者は対応に困っていたが笑顔で誤魔化している。

 

司会者『・・・・嬉しそうですね^^それでは・・・hanaちゃん優勝賞金200mGは何に使うつもりかな^^?』

 

 

この時、hananaの周囲の人間の頭は欲が渦巻いていた。


王様『・・・まてよ・・・hanaちんは我々の国の兵士になってくれるといってくれてたな・・ということはその部隊に司令を与えるわしは200mGを・・・(ーωー*)ムフフ』

りん『ぇ・・でもまだhanaちゃん子供よね・・ていうことは部隊の先輩である私にも・・(*´∀`*)あの服もしかしたら買ってくれるのかな』

トカマク『hanaちゃんは私の直属の部下よ・・・そう・・私は第一連隊の隊長だから。じゃ・・じゃぁ・・少しくらい・・センスのいい鎧なんかお願いすれば発注できるのかしらね・・ウフ』

アメル『hanaちゃんと仲良くしてて良かったぁ(´w`*)プリンたくさんおごってもらうんだからっ』

エビちゅ『hananaの能力を開発したのはエビちゅでちゅ・・・ということは200mGは(°ハ°)エビちゅのもの』

 


周囲の視線が飛び交う中、爽やかな風により前髪が僅かに動くも、じっと立ち止まったまま笑顔を絶やしていないhanana。タイミングを計るように口を開いた。


hanana『アハッ(^0^)優勝賞金はもう決めてるでしっ!!全部ボルケノさんのご飯を買うでしっ!!!』


王様『;`;:゛;`(;ー;ж;ー; )ブフッ』

りん『;`;:゛;`(;゜;ж;°; )ゴフッ』

トカマク『;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ゲフッ』

アメル『;`;:゛;`(;゜;w;゜; )ドフッ』

エビちゅ『;`;:゛;`(; ̄;ж; ̄; )ポフッ』

 

司会者『良かったですねぇ^^ゴーレムさん』

ボルケノゴーレム『ゴフングッ!!!!!』

 

怒涛のごとく押し寄せる歓声が鳴り止まない。

『わぁぁぁあぁあああああああぁぁぁぁ』

『あああああああああぁぁぁぁぁぁぁ』



hanana『ピースピース(^0^)v』

ボルケノ『グンフグンフッ!!』


かくして誰も予想だにしない少女が、武術大会のトップに君臨し幕を下ろした。
少女とその何倍もある体のボルケノゴーレムはリングにて、いつまでもいつまでも歓声による地響きを感じ手を振っていた。




  ~次回 hanana編 エンディング~





第弐百四拾六話

2011-11-12 | 本編





オムー『おぅ、みせてやんよ=ω=.』


オムーの魔法剣が再び光り出す。
しかしその輝き及びその音は今までとまた違う。


ヴゥルルルルーーーーーン・・・

 

王様『バルタルトの強さはその技数にあり、じゃったなーωー?ニコシア』

ニコシア『うむ(`ω´.)同じ相手に同じ魔法攻撃はせん。』

りん『すごい・・手の内を見せずに勝つということなのね?』

 

クルスの突進により再びの剣の攻防が始まった。


クルス『うぉぉおおおおおぉぉ!!』

オムー『うぁあああぁぁぁぁ!!!』


ジャキーーーーーン!!

ジャキーーーーーーーーーーーーーン!!!


やっと追いついた歓声のボルテージは高く、夕暮れの闘技場をさらに熱している。


王様『されど相手はクルスーωー奴は別名を各地にもっておった』

ニコシア『別名・・じゃと(`ω´.)?』

王様『奴は掛け試合に幼少から参加しておる猛者じゃよーωー』

アメル『掛け試合ってなんですか(`・w・)?』

りん『互いの命を掛けて賞金を稼ぐ闇の試合のことよ・・・そんな無茶なことを・・』

アメル『ひぇぇ・・・』

 

気組みはあれど、二人の深の心は平常心。
ニュートラルにて戦わねば適切な判断を見誤る。

互いにそう動く理由。それは気合任せなどの運命に委ねるものではない。
今まで経験してきた最善の剣筋を選び、無心に振るっている。

常に最良の最高の選択肢を選ぶその戦いの場におき、怒りや悲しみ、邪念は寧ろ弊害だ。
それは深い没入と適切なストレス、そして達成感から生まれる無我の境地に似ている。

絶妙なその剣の交じり合いは互いにライバルとしての位置を越え、敬い尊ぶ念までも生まれさせていた。

 

オムー(強い・・・りんだけじゃない・・ほんとに強い奴はいっぱいいるぉ・・・父ちゃん・・)

クルス(・・・こいつ・・すげぇ・・もっと見せてくれ・・)

 

オムー『アイスフロスト!!!』


クルスの足が地面と共に突如氷つく。

 

ビキキキキキキキキッ

 

クルス『!?』

 

身動きの取れないクルスと距離を取りながらオムーは詠唱を再び始めている。


オムー『アウバリルドラ!!!』

 

りん『アイスフロストでクルスが身動きが取れなくなってるわ!』

アメル『あわわ・・(ノwノ)』

王様『奴の過去の名でこういうものがあったーωー』

ニコシア『闘技場での名ということか(`ω´.)』

 


しかしクルスは持ち前の怪力で地面と共に凍りついた足を引き剥がすのだった。

 

クルス『うぉぉぉおおおぉぉ!!!』

 

バゴココンッ!!!!!

 

オムー『(なんて奴だ・・)』

 

ニコシア『な・・・アイスフロストから足を引っこ抜きおった(`ω´.;)』

 

クルスの再度の突進により剣の攻防が始まるも、オムーは途中止めしていた詠唱を唱え終え、その魔法攻撃があたるようあえて体勢を崩した。

 

ズザッ!!!


司会者『おぉっとぉ~オムー選手!体勢を崩したぁ~!!!!』


歓声も決着が付くのではとどっと盛り上がった。


『わぁぁぁああああああああぁ』

『おおおおぉぉぉぉぉぉ』

 

ニコシア『あれはトラップじゃ(`ω´.)フフ』

hanana『トラップってなんでしか(^0^)?』

エビちゅ『嘘のことでちゅよ( ̄ω ̄ )』

王様『あえて隙を見せて相手に大ぶりをさせ、その相手の隙に攻撃をしかけようとしておるのじゃよーωー』

りん『わざと油断させているってことよ^^』

 


オムーは体勢を崩すと同時、詠唱を唱え終えていた。


オムー『・・メダフォース・・』

 

クルスの横っ腹目掛け、新たなエネルギー弾が迫っていたがクルスは気づいていない。体勢を崩したに見せたオムーへの大振りのクルスの剣は空高く身構えられた。


するとクルスはふと横に目をやるのだった。それはエネルギー弾が向かってくる方角。

 

クルス『へへ・・いいトラップだ』

 

りん『気づいていた!?』

ニコシア『どういうことじゃ(`ω´.;)!?なぜ逃げんのじゃ!?』

王様『奴は防御など考えておらんーωー最大の攻撃こそが奴の真骨頂、それがトラップであろうとチャンスはチャンス』

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!

 

司会者『クルス選手に再びあたったぁ~!!!!』

 

直に受け止めた体の鎧もろとも吹き飛ばし、焼け焦げた肌と血腥い匂いを充満させたリング場には、笑みを浮かべたクルスが剣を高く上げている。

 

プス・・・プス・・・


王様『アランテの地での掛け試合にて、奴には別名があったーωーマルカスじゃよ』

ニコシア『マ・・・マルカスじゃと(`ω´.;)!?』

アメル『またアメさんの知らん名前でた(・w・`)マルカスて?』

りん『闇の掛け試合での賞金王よ・・・』

王様『奴は明日を見ずに戦っておるーωー今の勝ちを優先してな・・命など惜しんでおらん・・そう・戦いこそが全てなんじゃよ』

 


クルス『いい・・・攻撃だぜ・・・オムー・・』

オムー『・・・く・・・・』

 

瀕死の重傷を負いつつも、チャンスをものにしたクルスはオムー目掛けて剣を振り下ろした。

 

ズバッ!!!!


オムー『ぐはっ≫ω≪.;!!!!』

 

慌てて立ちの姿勢に戻るや否や、クルスの鋭い剣が何重にもなり仕掛けてきている。

 

ガガガガガッ!!!!

 

オムー『う・・・・く・・・・』

クルス『うぉぉぉおおおおおおぉぉぉ!!!!』

 

ジャキジャキーーーーーーーンッ!!!


剣を交え固まると、クルスはオムーの顔めがけて唾を吹きかけた。


クルス『ペッ・;(゜Д゜)』

オムー『なっ≫ω≪.;なんだお!!!』


目に受けたオムーの目は一瞬見えなくなり、隙を突き足を払い倒れるオムーへ突き刺すように剣を立てたクルス。しかし咄嗟に体を転がしたオムーの数センチ横の地面に穴が空くのみ。

そしてよろけつつも起き上がったオムーに待っていたのは地面の砂を拾い上げたクルスの靴からの砂利の目潰し攻撃だ。

 

オムー『ぅ・・・くそ・・・きたねぇお≫ω≪.;』

 

クルスはオムーの兜を吹き飛ばすほどの威力で頭部へ重大なダメージを与えた。


ガギッ!!!


ゴロゴロゴロゴロゴロ!!!

 

オムー『ぐはっ≫ω≪.;・・・ぜぇ・・はぁ・・・・』

クルス『ぜぇ・・・はぁ・・・まったく・・・甘ぇぜ・・』

 

王様『クルスは戦いにルールなどない、それがルールなのだと幼い頃からわかっておったーωーそれが生きる術だとのぉ』

ニコシア『・・・・・(`ω´.;)』

 

脳震盪を起こしていたオムーは起き上がろうとするも、再び膝をついてしまう。
それを見つつクルスは言った。


クルス『汚ぇだ??そりゃあ戦場では褒め言葉だぜ?バルタルトにはこの選択肢はなかったかい?』







第弐百四拾五話

2011-11-12 | 本編




空気が突如張り詰め、再び動きの止まった二人を見た司会者も生唾を飲み凝視している。
頭上にいくつかの魔方陣を形成させたオムーは鍔を両手で握り締め目を閉じた。

 

司会者『こ・・今度はなんだ・・。』

 


ニコシア『どういうことじゃ・・奴は・・・詠唱を待っている(`ω´.;)?』

王様『まったく律儀な奴じゃなクルスはーωー』

 


オムーは両手剣をゆっくりと下げ、強く握り締め詠唱を始めた。
3万人以上の観客が見ているなど嘘であるかのように二人の周りには音がない。
耳鳴りがするほどに静寂なリングに、魔法剣の鍔元から不思議な電気流体が迸る音だけが響いている。

 


・・ビビッ・・・・バチバチッ・・・

 

そしてオムーは目を見開くと同時。
見合わせたクルスの怒号に合わせるかのように突進した。

 

クルス『うぉぉぉおおおぉぉぉおお!!』

オムー『うぁぁぁああああ!!!』

 


剣の攻防の制空権と違う距離にて、オムーは突進しながら剣を高々と上げた。


オムー『リバイア!!!!!』


ヴゥーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・


某かのパワーがまとわりついたその双刃の剣。
向かい寄るクルスへ照準を合せ、オムーは至近距離にてエネルギー弾を放った。


オムー『ガンッ!!!』

 

まるで剣が伸びたかのようにクルスの顔前まで接近したオムーのエネルギー弾


ドヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

クルス『(゜Д゜)?』


突如褐色の発光体を目の当たりにし、仰け反るように咄嗟に避けれたクルスの代償は肩へのダメージだ。


バチッ!!!!!


肩にかすれた弾は角度を変え上空へ上がっていく。


クルス『ぐっ!!!』

 

隙をつき剣による連続攻撃を浴びせるオムーの剣筋に迷いはない。
淘汰された魔法剣の使い手は完全に打ちのめしにかかっていた。


しかしダメージを受けたままオムーの攻撃に合いの手をかけるように防戦しているクルスの表情には不思議と笑みがこぼれていた。
今度は先ほどとは逆にクルスを圧倒し、オムーはクルスを弾き飛ばした。


オムー『うぉぉぉぉおおおおおお!!!!』

クルス『・・くそ(゜Д゜;)』


ジャキーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!


空中に飛ばされたクルスの着地点へ再び照準を向けるオムー。


オムー『リバイア・・・ガン!!!!!』


クルスがかろうじて地面に受身を取ったその時、エネルギー弾がクルス目掛けて押し寄せ、よける術がないその状態にてクルスは腕をクロスして受け凌ぐ他なかった。

 

ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!!

 


司会者『おおおおぉっとぉ!!!当たったぁ!!!』


連続攻撃を終え、肩を上下に動かし息を整えているオムーの前方にある煙はクルスの姿を隠している。
リングを覆い隠さんばかりのその煙の大きさは衝撃の大きさを物語っていた。


オムー『ふぅ・・はぁ・・・=ω=.;』


すさまじい戦いに歓声も追いついていない。


hanana『ふぁぁ・・すごいでし(^0^)』

エビちゅ『あれがバルタルトの戦法でちゅか( ̄ω ̄ )』

りん『多彩よね。いろんな魔法攻撃があるみたいね・・・。』

ニコシア『うむ(`ω´.)修行は怠っていなかったようじゃな』

王様『手ぬるいーωー』

アメル『・・・手ぬるい??』

 


煙が徐々に薄れ始め、傷を負った腕を顔前にクロスしたままのクルスの姿が現れ始めた。

 


クルス『・・・はぁ・・ぜぇ・・・そんなもん・・かよ・・』

オムー『ん・・=ω=.;?』

クルス『もっといろいろ見せてくれ・・・』