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眩しい太陽・・美しい月・・そして世の中所詮金でちゅ

伝説の獅子たちが活躍する笑い泣き感動ありのアクションストーリー (c)2008hiyoko.現在原画製作中!

第弐百参拾八話

2010-12-27 | 本編




りん『エビちゅはその暗黒魔法をできるのですか?』

 

りんの強い口調での質疑がニコシアに飛ぶ。

 


ニコシア『間違いない(`Д´;)!!あの詠唱はマティルトウェイトじゃ!!』

クルス『ボルケノの攻撃よりもエビちゅの詠唱が早く終わっちまう(゜Д゜;)やべーぞ!』

トカマク『りん!!射って!!』

りん『弓は控え室におきっぱです(*/ー\*)』

トカマク『ORZ』

 

エビちゅの頭上に地球上のものとは思えない音と共に、ブラックホールのような亜空間が出来上がり、異空間同士の摩擦からか周囲には不快な電気混在している。

 


ブワーーーーーーーーーーーーーン!!!

ビビッビビビッ!!!

 

エビちゅ『・・フッ・・フフッ・・・エビちゅに敗北の文字は・・・ないんでちゅ\( ̄ー ̄; )/』

りん『オムー攻撃魔法を><!!』

オムー『わかった≫ω≪.;!!でもこの距離じゃ間に合わねーぞ!!』

クルス『くそっ(゜Д゜;)!!』


りん達の座る観客席からリングまではかなりの距離があり間に合わないこともわかっていたが、クルスは客席からリングへ走り出している。と同時、オムーは鞘から剣を取り出し、最も詠唱時間の短いスペッナズボルトを唱えだした。


オムー『間に合ってくれ≫ω≪.;!!!』

王様『もうだめじゃ(゜Д゜♯;)』

 


すると突如hananaも両手を挙げ、詠唱をし始めている。

 


hanana『・・・raokooo・・risuvurukasa・・・\(-_- )/』

 

hananaの頭上には今までの青い光沢をもった空中魔方陣ではない。それは真っ赤な陣を形成している。


アメル『なにあれ(・w・´;)真っ赤だよ!』


攻撃魔法の象徴ともなる真っ赤な光沢を持つ魔方陣が空中に形成されていた。

 

トカマク『クレリックじゃないの?あの子・・』

王様『なんじゃあれは(゜Д゜♯;)古文書と違うぞぃ!!』

りん『攻撃型・・・』

ニコシア『・・クレリック(`ω´;)』

王様『・・・・じゃと(゜Д゜♯;)?』

 


hanana『これでお仕舞いだぁ~><!!!』

 

 

エビちゅ『マティルト\( ̄◇ ̄ )/!!!』


hananaの挙げられた両腕は詠唱が終わると共に、胸元にて交差され、弓を射るように
肘を引き、

 

hanana『サイッ!!!!』

 

最後の放出詠唱。
渾身の力を込められた手を前へ差し出すhanana。
その方向はしっかりとエビちゅへ向けられている。

 

りん『サイアロー!?』

 

客席を走っているクルスも突如hananaの頭上に現れた赤い魔方陣を確認した。

 

クルス『あのガキ・・攻撃魔法も唱えれるのか(゜Д゜;)』

 

 

hanana『アローーーーーーー><!!!』

エビちゅ『ウェイ・・・\( ̄◇ ̄ )/?』

 

サイアロー。無属性魔法のひとつ。
空気中に存在する分子を離れさせ、一挙に気圧を低くし、尋常ではない分子操作から真空状態を作り上げ、鋭い切り口を持って敵を斬り裂く攻撃魔法。

誰よりも早く、どの攻撃よりもエビちゅに到達するであろうスピードで少女の両手の平から放出された真空刀はエビちゅへ向かう。

 

ザザザザザザーーーーーーーーーーーーー!!!

 

オムーのスペッナズボルトの詠唱よりも早く。


片足が石畳のリングに入り、リングインしたクルスの目の前を。


エビちゅへ突進していたボルケノ股の下を。


hananaの放った真空刀はエビちゅの目前まで迫っている。

 

エビちゅ『・・・・攻撃型・・クレリック( ̄◇ ̄; )?』

hanana『あたれぇ~><!!!!』

 


エビちゅは咄嗟の判断で詠唱を止め、ジャンプしてサイアローをかわした。

 


シュパッ!!!

 

エビちゅ『危なかったでちゅ( ̄◇ ̄ ;)』

 

真空刀はリングへ際立った音もなく減り込んでいく。


スッスササササ~!!!!

 


トカマク『避けられた><!!』

王様『あのスピードを避けたか(゜Д゜♯;)』

 


hanana『ボルケノさん><!!今だああああぁぁぁぁ!!!』

 


ジャンプして避けたエビちゅは着地までは回避ができない。その隙をみて、hananaはボルケノへ攻撃指示を飛ばした。

 

エビちゅのいる場所へやっと到達したボルケノは、大きな拳をもった右腕を大袈裟に後ろへ振りかぶる。体を傾け、全身全霊の力を込めた拳が作り上げられている。


エビちゅ『ちょ・・待つでちゅ!話せばわかるでちゅ( ̄◇ ̄;)!!!』

ボルケノ『グワンゴオオオォォ!!!』

 

人を2,3人は飲み込んでしまうほどの大きな手をもったボルケノの拳は固く握られ、振りかぶられた拳の最高到達スピードとなるそのポイントにて、エビちゅを捉えた。

 

バコーーーーーーーーーーーン!!!

 

エビちゅ『ぎぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇぇ!!!!』

 


ボルケノのパンチによりエビちゅは弾き飛ばされ、空の彼方へ消えていく。

 

ピカーン・・・・

 

 

アナウンス『ボルケノのパンチがあたったぁ~!!場外だぁ~!!hananaの選手二回戦進出ぅ~!!』

 

下馬評を覆した意外性と迫力、互いに助け合うペットと少女の健闘ぶりから、歓声は怒涛のごとくリングを覆っている。

 

『わぁぁぁあああああああああああぁぁぁぁ』

『おおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ』

 

hanana『へへv(^0^ )勝ったでしっ!!ピースピースッ』

ボルケノ『グッフッ!!!』

 

 

クルス『ふぅ・・間に合ったか(゜Д゜;)』

オムー『危なかったぉ≫ω≪.』

りん『あの子の潜在能力は計り知れないわね・・』

王様『なんともまぁ・・すごい少女登場じゃな(゜Д゜♯;)』


トカマク『また第一連隊の仲間が増えたんじゃない?』

りん『はい・・強力な・・・』

アメル『あの・・もしかして・・次あの子と戦うの・・アメさん(ーwー´;)?』

オムー『がんばれぉw』

アメル『こぇぇぇす(>w<´;)』

 

アメルvsファラン(王様)。
トカマクvsクルス。
りんvsオムー。
hananavsエビちゅ。

こうしてトーナメント第一回戦は終わった。第二回戦もまた、群雄割拠をにおわせる激しい戦いは避けられない。

アメルvshanana。
クルスvsオムー。

果たして決勝まで誰が勝ち進み、最強という称号を手にするのは誰なのであろうか。

 

・・・・・・


・・・・


・・

 

 

闘技場から何十キロも離れたジャングルに落下したエビちゅは、かろうじて息をしていた。

 

 

エビちゅ『・・不覚でちゅ・・負けてちまいまちた・・・みんな死ねばいんでちゅ(パタッ)』









第弐百参拾七話

2010-12-27 | 本編




エビちゅ『ドバッグ・・ダ・・ペン・・~\( ̄ー ̄ )/~』

 

今までにない闘気を放つエビちゅ。
それは古代より禁じ手とされたある技であった。


変装王様『・・はわ・・はわわわわわ(■Д■.;)』

りん『王様?どうされましたか?』


王様に変装した男はその技を知っていた。
そのうろたえぶりにりんも動揺を隠せない。


一方離れた観客席にいたファランとうい偽名を使う王様もエビちゅの技に気づき始めている。

 


ファラン『・・・な・・な・・なにをしておるーД■;エビちゅ』

 


数万人で埋め尽くす闘技場にてその呪文が理解できていたのは二人だけである。ヒートアップされる戦いに歓声はより一層大きくなっている。

 

hanana『ボルケノさん!このままいこう!』

ボルケノ『グフング!!!』

 

 

古代魔法などに精通しているりんは、エビちゅの唱える言語に違和感を覚え始める。頭の片隅にある知識が眉間に僅かな力を入れさせる。

 

りん『・・あれって・・もしかして・・』

 

詠唱中のエビちゅはファランと名乗る王様へ顔を向け言った。

 

エビちゅ『王ちゃま!hanaの覚醒はおわりまちた!あとは好きにさせてもらいまちゅ!エビちゅのプライドを傷付けることは誰にもできないのでちゅから\( ̄ω ̄ )/』


ファラン『・・ぁ・・ぁの馬鹿・・・ーД■;』


親しんだ者の言動から、それだけではない口調からも、次にする行動は王様の頭の中で決定付けられている。

決して使うことはない、否、使ってはならない古代魔法。禁じ手とされる魔法の詠唱であるとの疑いは、エビちゅの発言から確信となった。


息を切らしすかさず前席にいる客を押しのけ、前のめりになるほどの勢いで観客席最前席の手すりにぶつかる王様。


ダッダッダッダッダッ!!




最前席の手すりに勢いよくぶつかる王様ののカツラとサングラスは反動で勢いでずり飛んでしまっている。


ズルッ!

ファサッ!!!!


ファラン『何を馬鹿なことをいっておるエビちゅ!!!■~~ファサッ~(゜Д゜;♯)ノ!!』

 

アメル『ぶwはwww(゜'w゜” ;):』

クルス『あれ王様じゃねぇか(゜Д゜;)』

りん『やっぱりw』


アナウンス『おぉーっとぉ~!ファラン選手は・・国王だったのかぁ~!!』

『わぁぁぁあああああああああああぁぁぁ』

『ああああああああああぁぁ』


オムー『やっぱじじぃだったのか=ω=.;何やってやがんだ』

 


すると突如、崖から落ちたであろう岩の衝突のごとき音がオムー襲い、それと共に、オムーの脳天に激痛が走るのだった。

 

ゴツンッ!

 

 

オムー『いてぇ~≫ω≪.;・・な・・なんだぉ・・・何がおきた・・』

『ばかたれが(`ω´.)!!王様に向かってじじぃとはなんだ!!』

 


頭痛の理由は、変装男からの拳の脳天への突打であった。王様への悪態発言から、変装していた男が素顔を見せ、怒り出している。余りの痛さからふらつきながら両手で頭を抑え、殴った相手をみたオムーは度肝を抜くのだった。

 

オムー『ぶっ;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )とッ父ちゃん!!!!』

ニコシア『ふん(`ω´ )もう茶番はおしまいじゃ』


突如サングラスを取り、王様の白髪のカツラをむんずりと取った変装男は、堂々と素顔を晒し、リングへ目を向けている。


その状況に呆気を取られたりん達の口は塞がらない。


りん『・・・ニコシア・・・様・・・』

アメル『ほぇ~(・w・´;)』

クルス『ニコシア・・・(゜Д゜;)』

 

バルタルト・ニコシア。ファンブルグ暦18××年。ゲリラ戦を得意とし、一人にして12小隊を打ち破った逸話を持つ当時の伝説の獅子の一人。戦時下の中で生まれたその屈強な騎士は今なお語り継がれている。

当初からニコシアであることを知っていたトカマクはむしろエビちゅの言動が気になっており、いつものように何キロも通るであろう跳ねた声で質問を仰いでいる。




トカマク『ニコシア様!エビちゅはいったい何をしようと!!』

ニコシア『奴が唱えているのは暗黒魔法じゃ(`ω´;)まったく・・問題児はかわっとらん』

トカマク『暗黒魔法?』

りん『ファンブルグ暦推定500年。ニルド戦争にて世界共通戦争規則を唱えたアバダエル法に取り上げられている暗黒魔法です。』

ニコシア『もう使える奴がいなくなったので自然と現行法には表記されんくなったんじゃ(`ω´;)』

アメル『やばい魔法なの(・w・´;)?』

クルス『マティルト・・(゜Д゜;)』

 

クルスの発言を被せるようにニコシアがしゃべる。

 

ニコシア『そうじゃ(`ω´;)元名マティルトウェイト。核融合を異次元にて作り爆破させ、この空間で衝撃派を一気に放出させる古代暗黒魔法のひとつじゃ。』

りん『ちょっ・・・マティルトウェイト・・・』

トカマク『エビちゅ!!はやまらないで!』

クルス『あの馬鹿、血迷いやがって(゜Д゜;)』

オムー『マティルトウェイト・・聞いたことがあるぉ=ω=.;』

アメル『エビちゅやめちくりぃぃぇぇぇぇ(>w<´;)まだプリンいっぱい食べたいし!』

 

 

そのやりとりの意味もわからず、見たことの無い大技を期待して歓喜している観客たち。尚も離れた観客席から王様の説得が続いていた。

 

王様『やめんかエビちゅ(▼Д▼♯;)ノ!!そんなことしたらファンブルグ諸共ふっとんでまうでないか!!』

 

歓声の中、必死な王様たちのやりとりはhananaの耳に入れることはなかったが、
エビちゅが唱える魔法の威力をにわかに感じ始めていた。

 

hanana『この魔法は・・・』

 

エビちゅ『ティルタ、リバラブラバ・・・みんな死ねばいんでちゅ\( ̄ω ̄ )/』







第弐百参拾六話

2010-12-19 | 本編


hanana music
http://www.youtube.com/watch?v=GCs0Nq_Aa2o






オムー『はじまるぞ…=ω=.;』

アメル『・・・ゴク・・(・w・´;)』

ファラン『はて、どれほどの力があるかーω■』

クルス『楽しみだな(゜Д゜)』

 


3万の観客に囲まれたhananaたちは既に威風堂々と構えに入っている。もうそこに迷いは微塵も感じられない。互いの伝説の獅子としてのプライドを懸けた戦いである。

 

今までにない動きをみせている少女。それは何十年と修行を積み続けた僧侶のように、背筋をピンと伸ばし、寸分狂いもない詠唱とその手捌き。hananaもエビちゅと同じく、魔方陣を自らの手で空中に作り上げていく。

 

hanana『リンダ・・・ダルタ・・・リカブロ・・』

 

シューーーーーーーーン・・・

ピピピピッ

 

エビちゅの攻撃詠唱を表す真っ赤な魔法陣とは違い、その魔方陣は青く輝き、頭上に幾つも浮かび上がっている。

 

変装王様『おっほっ(■ω■.)!陣を描いておる!』

トカマク『間違いない。クレリック、回復魔術師だわ。』

りん『あの子の魔方陣・・すごく綺麗・・・』

 

と同時。石畳のリングを踏みしめながらエビちゅへ猛突進するボルケノゴーレム。その地響きは会場だけではない、南町一帯まで響いている。獲物を慄かせるには十分すぎる眼光だ。

 


ボルケノ『グワンゴォォォォォ!!!!』

 

ズシーン!ズシーン!ズシーン!!

 

顎をあげた表情を崩さぬまま、エビちゅは両手を挙げ攻撃詠唱を放つ。


エビちゅ『レグレッファイアッ\( ̄◇ ̄ )/!!』

 

ドゥルドゥドゥルドゥル!!!

 

エビちゅがいるやや後方空中に浮かぶ無数の魔法陣から形成され、一瞬にして頭上に放たれた魔法火炎。360度敷き詰められている観客席の頭を舐めるように大きな弧を描き、hananaへ向かっている。

 


ギュイーーン ギュギュギュイーーーーーーーン

 


エビちゅの炎の進む勢いにより、りん達の髪も巻き上げられる。

 

 

オムー『ぐぉっ≫ω≪.!』

クルス『危ねっ(゜Д゜;)』

アメル『うぁっ(>w<´;)』

 

 

リングから発されたのは気迫あるゴーレムの声。会場の観客席に決して飲み込まれない強い気組みある掛け声は、hananaの士気をもあげる役目だ。

 


ボルケノ『グフーーーングッ!!!!』

 

エビちゅの体を覆うほどの大きな手が握り締められたボルケノの拳は大きい。一挙にエビちゅへ距離を詰めたボルケノと後ろを走るhanana。上方からエビちゅへ押し潰すように向けられたボルケノのパンチがエビちゅへ向かうと、


ボルケノ『ファガァァァァァーーーッ!!!!』

 


ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!

 

煙と共に石畳のリングを粉砕し辺りに破片を撒き散らせた。

 

アナウンス『ボルケノ選手の攻撃ぃ~!!!』

 

観客は今までとは違う攻防に興奮冷めやらず、歓声の声が止まることはない。


『わぁぁぁぁああああぁぁぁ』

『ああああああああああぁぁぁ』

 

 

 

エビちゅ諸共粉砕するはずだったボルケノの拳は空を斬ったようだ。ボルケノ自身にもその感触はわかっていた。

 

ボルケノ『ゴフッ!?』


hanana『ボルケノさん!!右だ!!!』

 

ボルケノの右腕の横にかわしたエビちゅがいる。

 

エビちゅ『フンッ( ̄ω ̄ )くらいなちゃい』

 


ギュギュギュギュイーーーーーーーーーーン!!!

 

すると観客席を大きく迂回した無数の炎が既にhananaを捉えていた。

 

ドゴーーン!!ドゴドゴドゴドゴーーーーーーーーーン!!!!

 

リング一帯に黒煙が大きく出来上がる。


アナウンス『おぉっとぉ~!!!エビちゅ選手の火炎があたったぁ~!!』

 

 

 

オムー『はぇぇ=ω=.;』

アメル『やられた(・w・´;)!?』

りん『焦げ臭いわね・・ダメージがあったのかも・・』

 


闘技場を十字に切る通路からは吹き抜けとなる風がリングを吹き込んでくる。作られた黒煙の煙はすぐに掻き消され、魔法火炎の直撃した様子が見えてきた。

 

そこには、丸くなり、hananaから魔法攻撃から守るボルケノの姿があるのだった。怒涛のように会場を渦巻く歓声は尚大きくなる。

 

アナウンス『またもボルケノが身代わりになったぁ~!!』

『おおおおおおおおおおおおぉぉぉ』

『わぁぁぁぁぁああああああぁぁぁ』

 

またもその体は致命傷を負っていたが、作られた青く輝く魔方陣のひとつを操りすぐさま詠唱をするhanana。

 

hanana『キュアエクストリーーーーームッ><!!!』

 

今までに聴いたことのない心地のよい高鳴りと共に、青い濃霧を走らせ、みるみるうちにボルケノの傷が癒えていく。

 

ボルケノ『ゴフ・・・グフンガ・・ゴワ・・ゴワゴワ!!!!』

hanana『このまま攻撃だ!ボルケノさん!!』

ボルケノ『ガッフッ!!!』


避けて距離を取るエビちゅを追うようにボルケノはジャンプをした。その両手は鉄槌攻撃の振りかぶりを空中にてしている。


ボルケノ『グォーーーーーーーーーッフッ!!!』


突如エビちゅの真上に太陽の光を大きく遮り現れたボルケノの姿に、余りの防御から攻撃への展開の速さにエビちゅは驚きの顔を隠せない。

 

エビちゅ『( ̄ω ̄ ;)!?』

 

バゴーーーーーーーーーン!!!!

 

hanana『やったっ!!』


しかしそこにあるのはエビちゅの残像。ボルケノの目は必死にエビちゅの姿を追っている。


ボルケノ『ゲグングッ!!』

hanana『!?』

 

シュパッ


一瞬、hananaの横に乾く弾いた音が僅かに聞こえた。

 

hanana『ぇ?』

 

それはエビちゅの素早いステップによる地面との接地音。時既に遅し。エビちゅはhananaへ間近へ接近しているのだった。

 


エビちゅ『チェストォッ( ̄◇ ̄ )!!』


決して長いとはいえないエビちゅの突き上げの蹴りがhananaの顎を捉える。

 

ガコッ!!

 

hanana『ぐぁっ><!!』

 

その状況に気づいたボルケノも後ろを振り向き、大きな拳を振り上げ、荒々しい声でエビちゅへ振り下ろした。

 

ボルケノ『グアガァァァァ!!!!』

 

エビちゅ『く( ̄ー ̄;)』


皮一枚でエビちゅの体の数倍の大きさをもつ拳を避けるエビちゅ。

しかし慣性による首から下げられていた装飾品は、いまだ元いた位置に残り、ボルケノの制空権に触れていた。


ブンッ!!


ピッ!!

 

粉砕された地面と共に、エビちゅの首輪が地面一帯に散らばる音を残している。

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!


バラッ パラパラパラパラ・・・・

コロコロコロコロ・・・・

 

尻餅を付きやっとの思いで避けたエビちゅは首跳ね返り起きにて体勢を立て直した。

 

ドテンッ!

シュパッタタッ!!

 

エビちゅ『まだまだでちゅ( ̄◇ ̄ ;)ノ!!』

 

 


次なるエビちゅの火炎が四方八方から飛んできたが、ボルケノは手の平、足、全身にてhananaから炎を防いでいる。

 

ボルケノ『グンゴォーーーーーーーーーーー!!!!』

 

ギュイーーーーーーーーーーン!!


ドゴーーーーーーーーーーン!!


アナウンス『ボルケノ選手!足で防いだぁ~!!』

 

ギュギュギュイイイイーーーーーーーーン!!


ドゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーン


アナウンス『腕!足!胴体!顔面!!全て防いでいるぅ~!!』


hananaを守る為にダメージを負い続けるボルケノと自身への回復魔法の手をhananaは休めていない。


hanana『・・・キュアエクストリーーーーーーーーーームッ><!!』

 


瞬時に回復させる今までにない術に会場は我を忘れて歓声を送っている。hananaたちはエビちゅの攻撃力により押されていたが、時間と共にエビちゅは距離を縮められ、ボルケノの拳に捉えられてきていた。

 

hanana『そのままパンチだ><!!ボルケノさん!』


ボルケノ『ガングォォォォ!!!』


バコーーーーーーーーーーーーン

 

ボルケノの豪腕の攻撃に、石畳のオクタゴンリングは徐々に原形をなくさせており、かろうじて避けるエビちゅの息は荒い。

 

エビちゅ『とっ・・・はぁ・・はぁ・・( ̄◇ ̄;)』

 


クルス『つぇぇじゃねぇかあいつら(゜Д゜)』

りん『すごいコンビネーションね!』

アメル『エビちゅと互角(・w・´)!?』

オムー『いや、むしろ押してるな=ω=.;』

変装王様『やるのぉ(■ω■.)』

 

アナウンス『先程の少女が!少女とゴーレムがエビちゅ選手を圧倒している~!!!!』

『おおおおおおおおおおおおぉぉぉ』

『わぁぁぁぁぁああああああぁぁぁ』

 

hanana『・・はぁ・・はぁ・・ボルケノさん・・あと一息だよ!』

ボルケノ『・・グフゥ・・・グフゥ・・・』

 

 


王様『世の道しるべとしてあの少女に受け継がれたのじゃろう。天は清き心を見極めたりーωー』

母『すごぃわ・・すごすぎる・・』

父『hanaが、伝説の獅子なんて・・これ夢じゃないよな?』

湖乃『お姉ちゃんかっくいぃ~(^0,^♯)!!!』

 


ファラン『エビちゅめーω■さすがじゃ。覚醒させたか・・よく見定めた・・あの少女こそ第六の伝説の獅子クレリックの使い手じゃな』

 

 

 

エビちゅ『はぁ・・ふぅ・・やりまちゅね・・( ̄◇ ̄;)』

 

息を整えつつ、hananaたちへ話しかけるエビちゅにhananaは意気揚々と答えている。

 

hanana『ボルケノさんをいじめる人は許さないでしっ!!!』

 

 

エビちゅ『エビちゅのシナリオでは覚醒させることだけでちた( ̄ω ̄;)決して・・決してエビちゅが負けるなんてシナリオは存在しまちぇん( ̄◇ ̄;)!!!。』

 

hanana『わたしは・・ボルケノさんを守る!!!』

ボルケノ『グフッ!!』

 


エビちゅ『しょうがないでちゅ( ̄ω ̄;)禁じ手を使いまちゅか・・・。』

 


エビちゅは徐に袖中に隠されていた数珠を取り出し、両手にぶら下げ詠唱を唱え始めた。

 

エビちゅ『フンダラバンダビオ~~\( ̄ー ̄ )/~ブヂダラバダラアビオ~エガビガバラダビオ~デダラバダランバビバラバビオ~・・・・』

 

エビちゅ『!?』

ボルケノ『!?』

 

アナウンス『両者体勢を立て直しているぅ~!!おぉ~っと~!エビちゅ選手またも詠唱を続けたぁ~!!』

 


熱狂している観客席に紛れたファランと偽名を使っている王様は、その何かに気づくのだった。

 

ファラン『ん!?・・・・おぃ・・うそじゃろ・・・ーω■;?』

 

一方、王様に変装を依頼された男もその何かに気づき始めていた。

 


変装王様『むぁ(■ω■.;)!?・・な・・なにをしておる!!あやつ!!』

 


前の観客を押しのけ、リングにいるエビちゅへ見入っている変装王様。その狼狽えにトカマクも動揺している。

 

トカマク『ど、どうされたんですか!?王様!?』

 

エビちゅ『リガンダウルデルアバラビオ~・・・覚醒ができれさえすれば国の為にもなるでちょう・・ただ・・エビちゅのプライドは誰にも踏み躙れまちぇん・・さっさと降参すれば良かったんでちゅ・・・~\( ̄ー ̄ )/~』

hanana『!?』

ボルケノ『!?』

 

 

他の者達も二人の様子の変わりぶりが解せていない。


クルス『どうした(゜Д゜)?』

オムー『なんだ=ω=.?』

アメル『(・w・´)?』

りん『まさか・・あの呪文は・・・』

 

エビちゅ『ドテンドアバラビオ~・・思い知るがいいでちゅ・・・・~\( ̄ー ̄ )/~』