KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

明成皇后<その2>~その他のドラマとの関連性

2016-01-26 17:26:39 | 韓流映画&ドラマ三昧

 昨年末から観はじめた「明成皇后」も、もう少しで折り返し地点にさしかかります。世界史でいうと、日朝修好条規(1876年)が結ばれて数年後、といったあたりです。高宗と明成皇后の婚姻(1866年)直前からドラマが始まったので、10年に50回をかけるという大河ドラマ。明成皇后が暗殺されるのが1895年なので、残りの半分で20年を描くことになるのか・・・。

 前半を振り返って、これまでに観た韓国の歴史ドラマとリンクする部分が多々あるなぁと感じています。

 まずは「Dr.JIN」(主演:ソン・スンホン、パク・ミニョン)。このドラマはTBSで放送されていた「JIN-仁」のリメイクですが、主演のソン・スンホンと深く関わる人物(「JIN-仁」で言うところの坂本竜馬か)が、高宗の父、興宣大院君(演:イ・ボムス)。高宗も登場します(即位前なので命福=ミョンボク)ですね。こちらはフランスとの戦争で終わっているので、「明成皇后」の前史ですね(もっともフィクションなので前史とはいえないが・・・)。

 歴史ドラマでいうと、「イ・サン」との関連が深いです。そもそも興宣大院君は、「イ・サン」の主役であった正祖の弟の恩信君の孫ですから、当たり前か。たとえば、「明宗皇后」では、高宗が景慕宮と景ウ宮(字幕のママ=ネットで調べたら徽慶園なのかなぁ?)を訪れるシーンが出てきます。景慕宮はイ・サンの父・思悼世子と母・献敬王后(恵慶宮=ヘギョングン)が祭られている祠堂、景ウ宮は正祖の後宮で純祖の母である綏嬪朴氏が祭られている祠堂です。「イ・サン」ファンにとっては、ちょっと嬉しいシーンでした。

 次に「トンイ」。ドラマでは主役のトンイは英祖(イ・サンの祖父)の母ということになっていますが、低い身分で王を産んだと描かれています。実際に英祖の母の身分は低かったようで、「明成皇后」でも高宗の第一子が宮人であった李氏から生まれたこともあって、この王子を世子(皇太子)とするのかという論議が出てきます。そこで引き合いに出されるのが英祖の母も身分が低かったという話です。これは「トンイ」を先に見ていたから「うんうん^^」と楽しめる一幕でした。

 そして最後は「マイ・プリンセス」。こちらは大学生のソル(演:キム・テヒ)が、実は純宗(高宗の子ですね)の孫だった!!という話が土台にあるラブ・コメなんですが、「明成皇后」に出てくる世子(のちの純宗)には子どもがいなかったとされています。「明成皇后」でも「世子は子ができない病」というようなシーンが出てきます。ところが、「マイ・プリンセス」では、実は純宗には子どもがいたという設定なので、史実とは程遠いドラマなんでしょうが・・・。

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