「柔ちゃん」の愛称で親しまれている柔道家の谷亮子さんが、今夏の参院選で民主党から出馬するそうです。出馬会見に同席した同党の小沢幹事長は「百万、千万の味方を得たような気持ちで、大変うれしく、また心強く思っている」と語ったとのこと(産経)。
記事はこちら→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100510-00000593-san-pol
失速を続ける内閣支持率を少しでも上げようということなのでしょうか。タレントやスポーツ選手が国政選挙に出馬すること自体は悪いことではないと思いますが、政党が一個人の人気を当てにして候補者を決めているとすれば、政党政治そのものが堕落してしまうような気がしてなりません。
私は谷さんのファンではありませんが、日本のスポーツ界を背負うすばらしい選手のひとりだと思っています。報道によると「現役は続ける」とのことなので、2年後のロンドン五輪では、再び谷選手の勇姿を見ることができそうです。
「谷でも金」「ママでも金」という言葉で知られる谷選手ですが、民主党で「金」といえば、鳩山代表や小沢幹事長の献金疑惑。もっとも、こちらは「キン」でなく「カネ」ですが。
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