今から71年前の今日、2月20日。15機の航空機が長野県の松本市に降り立ちました。陸軍「誠第32飛行隊」です。松本飛行場で特攻のための改装を行い、沖縄沖で「航空特攻」をすることになります。
以前は、「航空特攻」といえば、鹿児島県の知覧や鹿屋に行けば何でも分かると思っていました。しかし、こんなに身近なところで特攻隊員の足跡をたどることがきでるということを知ったのは3年前のことでした。しかも、知覧や鹿屋では知ることができない特攻隊員の姿や当時の国民との触れ合いがあったこともも知りました。
この部隊が知覧から出撃したのが3月27日とされています。とある記録によると松本を発ったのが3月20日。満州から到着して沖縄に発つまでの1ヶ月、「極秘」であった特攻隊と地元・松本のみなさんとの心の交流があったそうです。
「松本に特攻隊がやってきた日」を期して、松本から「出撃」した特攻隊を追ってみたいと思います(写真は、大戦中に陸軍松本飛行場のあった場所 2012.8撮影)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます