2007年にフランスで放送されたテレビ・ドラマです(全12回)。DVDで4本、昨日の日曜日、およそ半日かけて一気に観てしまいました。
1980年6月20日パリ発マルセイユ行173便の機内からドラマが始まります。マルセイユ到着直前、突然急降下をはじめた173便・・・ここで舞台は現在(2006年)にうつります。
マルセイユ近郊に突如として現われた「ミステリー・サークル」の調査に軍が乗り出します。偶然、その場を通りかかった主人公・ロール(Toinette Laquière)は、母親が失踪した16年前のその日にもミステリー・サークルが現われたことを知ります。次々と起こる失踪事件。ミステリー・サークルとの関係は・・・?
ロールと軍、警察が失踪事件を調査していくうちに、意外な事実が明らかになり、ドラマはクライマックスへ。これ以上書くとネタバレになってしまうので書きませんが、ドンデン返しの連続。誰が味方で誰が敵なのか・・・観ていてハラハラ・ドキドキ、飽きさせない展開は見事です。
フランス語の原題は「MISTERE」。ネットの辞書で調べると「神秘」という意味だそうです。個人的には「SPACER17」という邦題をつけるよりも「MISTERE」のほうが良かったと思います。蛇足ですが「SPACER17」が何を意味するかは、本編終盤に明らかになります。
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