実はブログを再開しようと思ったのは、松本市にいるときにお世話になった共産党の市会議員さんからの一本の電話。
さっそく、氏のホームページを拝見。
松本駅前で共産党が宣伝中に自民党の参院選挙区予定候補と昨年の衆院選挙区候補が街頭宣伝をしていたとのこと。
衆院候補氏曰く 「自民党が街頭からこうして訴えることなど今までは無かった。今までそれは、そこでチラシを配っている共産党の皆さんの十八番(おはこ)だった。今日は民主党政権を倒すという点では、一緒にやっている。共産党さんと呉越同舟です。」
「呉越同舟」とは、仇敵同士であっても乗り合わせた船が難破しそうになったら互いに協力して危機を乗り越えようとすること。共産党市議氏も「(私たちとは)乗っている舟がちがいますね」と声をかけたそうですが、全くその通り。
「後期高齢者医療制度は廃止します」「普天間基地の県内移設は見直します」などなど、民主党は総選挙のときに約束しました。それなのに後期高齢者医療制度は存続、そればかりか対象を75歳から65歳へと拡大しようとしています。沖縄の米軍基地も県内のたらい回し・・・政権についたらいろいろあって難しい・・・こんな国民を馬鹿にした話はありません。
先ほどの自民党衆院候補氏の話にもどれば、大局的にみれば、選挙のときは敵同士でも「大企業・財界言いなり、アメリカ言いなり」という古い「自民党政治」という舟に乗りあって、それを延命させようとしている点では同じ舟に乗っているのは民主党と自民党なのではないでしょうか。
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