KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

SPY リー・チョルジン

2010-07-09 23:52:01 | 韓流映画&ドラマ三昧

 昨日の「二重スパイ」に続いて、「スパイ物」の韓国映画を紹介します。「SPY リー・チョルジン」(1999年公開)。

 「二重スパイ」がサスペンスタッチで描かれているのに対し、こちらはコメディ・タッチ。北朝鮮工作員のリー・チョルジン(ユ・オソン)も、どこかドジで、憎めない奴です。

 オープニングでは北朝鮮の工作員が、韓国に潜入したというニュースが、次々と流されます。そんななか韓国の海岸に「上陸」したチョルジン。その目的は、韓国で開発された「スーパー豚」のDNAを持ち帰り、食糧難にあえぐ北朝鮮人民を助けること。

 「国家的使命」に燃えるチョルジンですが、いきなりタクシー強盗にあい、拳銃や無線機など、「スパイの7つ道具」を奪われてしまいます。韓国で活動している上司にも「帰れ」といわれる始末。酒に酔って「僕はスパイだ」と言っても警察にも相手にされない。

 それでも任務遂行のためと韓国にとどまるチョルジンです。上司の娘、ファイ(パク・チニ)との掛け合いも、どこか抜けていて、ラブ・ストーリーまで発展しない。そこが、また良いところなのですが。

 それにしてもパク・チニ、可愛いです。以前から、女性の話す朝鮮語って、「癒し系」だなとは感じていましたが、この作品のパク・チニの台詞の一つ一つも、心を和やかにさせてくれます。

 全編を通して、シリアスな場面にも「笑い」を織り交ぜて、観ていて肩のこらない作品でした。ラストで手相をみつめるチョルジンの姿、泣けます。

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