NHKの朝ドラ「おひさま」が始まりました。安曇野と松本が舞台ということと、脚本が岡田惠和(よしかず)さんだということで楽しみにしていたドラマです(岡田さんは「ちゅらさん」以来の朝ドラ登場です)。
第一週はヒロイン=陽子の少女時代の物語でした。病気の母の療養もかねて東京から安曇野へ一家が転居してくるところから物語が始まります。陽子が通っていたのが有明山尋常小学校ですから、いまの安曇野市穂高有明が一家の住まいでしょう。
さて、陽子が常念岳登山をしている間に、母親は息をひきとります。長野県の小学生は、この頃から授業で登山にいっていたんですね(私が教育実習を行った信州大学附属松本小学校は霧が峰登山をしていました)。
母が亡くなり5年。陽子も女学生になりました。ヒロインも八木優希ちゃんから井上真央さんにバトンタッチです。長兄・春樹は旧制松本高校へ進学し寮生活を送っているとのこと。いまの信州大学思誠寮です。年齢からすると北杜夫や辻邦生の先輩ですね。次兄の茂樹は地元の農学校に進学。いまの穂高商業(南安北部農学校)か南安曇農業(南安曇農学校)でしょうか。そして陽子は安曇野の女学校に通っています。おそらくいまの豊科高校(豊科高等女学校)。
やっぱり地元が舞台だと、ドラマ自体を楽しむだけでなく、いろんな楽しみ方ができるのだなぁと感じているところです。将来、陽子は教師になるということなので、松本女子師範(現・信大教育学部)へいくのかなぁ~。だとすれば私の先輩ですね。続きが楽しみです。
わたしも塩尻出身で、教育学部卒ですので、今回のドラマはいろいろ懐かしいのです。
俳優さんたちの方言に違和感があってなかなか素直に入っていけないのですが、映ってくる風景はとてもいい感じで見ているのでした。