KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

ヘプバーンの着ていたドレスの色は?

2013-05-09 21:43:00 | 雑学あれこれ

 1950年代くらいまでのほとんどの映画はモノクロです。ところが、現在は、デジタル技術の進歩で、白黒写真やモノクロの映像を「カラー化」できるそうです。「白黒」といっても、すべてが完全な「白」「黒」というわけではありません。微妙なコントラストの違いを画素単位で色付けしていくと、カラー写真の出来上がり・・・ということらしい。

 何年か前にNHKで放送された番組によると、現物や史料から明らかになる色をもとに、微細な色を使い分けていくという「超」根気のいる作業のようです。知識も技術も根気もない私には無理だな、これは(泣)。

 ここからが本題^^;) オードリー・ヘプバーン主演の「ローマの休日」といえば映画好きなら知らない人はいないであろう作品です。もちろんモノクロ作品なのですが、あるサイト(→こちら)によると、オードリー・ヘプバーンが町に繰り出したときに着ていた服は、白いブラウスに青いスカート。相方のグレゴリー・ペックはうすいブラウンのスーツに赤いネクタイ・・・。ラスト・シーンの記者会見でヘプバーンが着用している服の色は薄い紫・・・と、こんな感じです。

 しかし、あくまでも「白黒写真に残されたカラー情報を最大限に引き出す」ことしかできません。たとえば「ローマの休日」のオープニングの晩餐会でヘプバーンが着ていたドレスの色。このサイトでは、ヘプバーンは純白のドレスを身に纏っていますが、実際にヘプバーンが着ていたドレスは「淡い金色」だったそうです(「しんぶん赤旗」5月9日付)。

 そう言われてあらためて「ローマの休日」を観てみました。著作権の関係があるので画像が載せられないのが残念ですが、画面観ただけじゃ分からん><。白手袋をしている軍人?とのダンス・シーンをみると、ヘプバーンの手袋(というか腕が完全にかくれるやつ)は白手袋と同じ色のような気がする一方で、その「手袋」とドレスの色は若干違うかなぁ~程度の判別しかつきませんでした。

 さて、オードリー・ヘプバーンが着用したドレスの実物は、来月8日まで文化学園服飾博物館で開かれている「ヨーロピアン・モード2013」で見ることができます。「ちら見」をしたい方は、文化学園服飾博物館のHP(→こちら)でご覧になるのもよいでしょう。ちなみにトップ・ページのドレスは目的のドレスではありません。左カラムの「開催中の展示」をクリックし、下にスクロールしていくと・・・一番下に「ローマの休日」でヘプバーンが着用したドレスが現われます。


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