もうすぐクリスマス・イブ。テレビやラジオのCMもクリスマス・ムードになってきました。その一方で、クリスマスを「封印」してしまった会社があります。JR東海です。
国鉄の分割民営化以後、JR東海は東海道新幹線をテーマに「シリーズ」物のCMをつくってきました。そのひとつが「クリスマス・エクスプレス」です。
1988年の深津絵里にはじまり、1989年・牧瀬里穂、1990年・高橋理奈、1991年・溝渕美保、1992年・吉本多香美をヒロインに起用し、遠距離恋愛の恋人たちのクリスマス・イブを描いていました。山下達郎の「クリスマス・イブ」をバックに流れる映像は、当時「月9」の名で知られたトレンディ・ドラマを思わせるようなCMでした。
しかし、この「クリスマス・エクスプレス」も1992年を最後にブラウン管から姿を消します。時代が変わったのでしょうか。しかし2000年、星野真里をヒロインに8年ぶりに「クリスマス・エクスプレス」が復活します。キャッチコピーは「何世紀になっても会おうね」。あれから13年、今年も「クリスマス・エクスプレス」は運行されていないようです。
1989年の牧瀬里穂バージョン
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