理想のカフェ・・・それは、
家の近所にあります。
毎朝お年寄りが犬の散歩帰りに立ち寄れるよう早くから営業しています。
英字新聞も置いてあるのでオバマも安心。
化粧室は広く清潔です。
壁に大きな油彩の良い静物画が掛けてあります。
おしぼりが出てきます。
クロワッサンは美味しいです。
いつも店の中から珈琲の馥郁とした香りが立ちこめています。
街角にあるので通りを行く人を眺めていると退屈しません。
珈琲は美味しいです。
ランチセットはありません。
お支払いは現金のみです。
HPはありません。
テーブルにはクロスが掛けられています。
喫煙席は透明のアクリル板で囲われていません。
季節の移ろいを感じ、天気の良い日は日がなそこで過ごせるテラス席もあります。
時計はありません。
テーブルには季節の花が一輪飾ってあります。
ボウタイ姿のギャルソンがいます。
座り心地の良い椅子です。
店主は毎朝店先と両隣もまた同様に掃除します。
美味しいボロネーゼが食べられます。
美味しいハウスワインが飲めます。
BGMは選曲が確かで音量は適量で会話の邪魔をしません。
店主はユニフォームは言うに及ばず、店の行き返りの服装にもさりげなく気を使っています。
店内、食器、グラスはいつもピカピカに磨きこまれています。
メニューに驚くほど分厚いビーフステーキもあります。
料理は美味しく寛いで食べられます。
店の床木は“そこだけは”と店主が自分で張ったそうです。
銘酒好きも仕事帰りに一杯ひっかけに立ち寄れるように木の磨きこまれたカウンターがありますが、残念ながらあまり遅くまでは営業していません。
店の裏に小さな菜園があって、簡単な野菜やハーブの類は自家栽培しています。
明るい日差しが差し込み水周りが整備された清潔で使い勝手の良い厨房では整理整頓された充分な調理器具と良いコックが働いています。
内装や調度品は寂し過ぎず飾り過ぎず、ベーシックなフォルムの、作った職人の温もりも感じられ、何よりも働く人が長く愛着を持って使えるものが置いてあります。
食材は店主が毎朝市場まで足を運び吟味しています。
コートラックに帽子が掛けられます。
ナイフ、フォークが苦手な方のためにはお箸(割り箸ではないもの)をお出しします。
テレビは普段は蓋が閉じられた木の箱の中にあり、滅多なことではその蓋は開かない・・・何故置いてあるのかと店主に問うと“いつか日本がワールドカップの決勝を戦う姿を観るため”と笑います。
其処ここにセピア色の思い出の写真が控えめに飾ってあります。
あまり種類は多くないけれど甘くて素朴なお菓子があります。
あまり種類は多くないけれど旬の食材を使った料理がその日のおすすめで黒板に書いてあります。
お父さんもそのまたお父さんもその店でお母さんにプロポーズをしたんだよ、と親子3代続けて通う常連客もいます。
そして店主は『ありがとうございます。それもこれも皆様のご贔屓で続けてこられたお陰様でございます。』と、控えめ(ちょっと古風に芝居掛かってはいるけど)に言うのです。
そんな店です。
なんて、これはもちろんおとぎの国の話ですが照、このブログの“カテゴリー”に『大人のカフェ巡り』と題して新しい項目を加えました。もちろん超マイペースで更新していきたいと思います笑。
家の近所にあります。
毎朝お年寄りが犬の散歩帰りに立ち寄れるよう早くから営業しています。
英字新聞も置いてあるのでオバマも安心。
化粧室は広く清潔です。
壁に大きな油彩の良い静物画が掛けてあります。
おしぼりが出てきます。
クロワッサンは美味しいです。
いつも店の中から珈琲の馥郁とした香りが立ちこめています。
街角にあるので通りを行く人を眺めていると退屈しません。
珈琲は美味しいです。
ランチセットはありません。
お支払いは現金のみです。
HPはありません。
テーブルにはクロスが掛けられています。
喫煙席は透明のアクリル板で囲われていません。
季節の移ろいを感じ、天気の良い日は日がなそこで過ごせるテラス席もあります。
時計はありません。
テーブルには季節の花が一輪飾ってあります。
ボウタイ姿のギャルソンがいます。
座り心地の良い椅子です。
店主は毎朝店先と両隣もまた同様に掃除します。
美味しいボロネーゼが食べられます。
美味しいハウスワインが飲めます。
BGMは選曲が確かで音量は適量で会話の邪魔をしません。
店主はユニフォームは言うに及ばず、店の行き返りの服装にもさりげなく気を使っています。
店内、食器、グラスはいつもピカピカに磨きこまれています。
メニューに驚くほど分厚いビーフステーキもあります。
料理は美味しく寛いで食べられます。
店の床木は“そこだけは”と店主が自分で張ったそうです。
銘酒好きも仕事帰りに一杯ひっかけに立ち寄れるように木の磨きこまれたカウンターがありますが、残念ながらあまり遅くまでは営業していません。
店の裏に小さな菜園があって、簡単な野菜やハーブの類は自家栽培しています。
明るい日差しが差し込み水周りが整備された清潔で使い勝手の良い厨房では整理整頓された充分な調理器具と良いコックが働いています。
内装や調度品は寂し過ぎず飾り過ぎず、ベーシックなフォルムの、作った職人の温もりも感じられ、何よりも働く人が長く愛着を持って使えるものが置いてあります。
食材は店主が毎朝市場まで足を運び吟味しています。
コートラックに帽子が掛けられます。
ナイフ、フォークが苦手な方のためにはお箸(割り箸ではないもの)をお出しします。
テレビは普段は蓋が閉じられた木の箱の中にあり、滅多なことではその蓋は開かない・・・何故置いてあるのかと店主に問うと“いつか日本がワールドカップの決勝を戦う姿を観るため”と笑います。
其処ここにセピア色の思い出の写真が控えめに飾ってあります。
あまり種類は多くないけれど甘くて素朴なお菓子があります。
あまり種類は多くないけれど旬の食材を使った料理がその日のおすすめで黒板に書いてあります。
お父さんもそのまたお父さんもその店でお母さんにプロポーズをしたんだよ、と親子3代続けて通う常連客もいます。
そして店主は『ありがとうございます。それもこれも皆様のご贔屓で続けてこられたお陰様でございます。』と、控えめ(ちょっと古風に芝居掛かってはいるけど)に言うのです。
そんな店です。
なんて、これはもちろんおとぎの国の話ですが照、このブログの“カテゴリー”に『大人のカフェ巡り』と題して新しい項目を加えました。もちろん超マイペースで更新していきたいと思います笑。