今年度4回目の古典文学講座『方丈記』である。
『方丈記』には乱世という時代背景があり、根底に仏教的無常観が流れている。
相次いで発生した大火や飢饉、伝染病、大地震など、災害の記録といってもいいくらい人々の混乱ぶりが描かれていて、
コチラもちょっと無常観。
☆今日習ったところ
『人は皆、災害に見舞われたときは、人間の欲望からくる所業のはかなさを反省するが、時が経つと、又、元の欲望に振り回されている。』
う~ん、何か現代にも当てはまるような。。。
徒然草や枕草子を読んでいても同じようなことを感じる。
何百年前も千年前も人の心の有りようは変わってないんだよね。
古典というのは、それだけが切り離された特殊な存在ではなく、脈々と現代に続いているものなんですね。
そう!
文法という厄介なものがなければ、古典はとても面白いのです。
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郵便局の窓口にサギソウが飾られてました。
クヌギの実がおちてました。これがドングリになるんですよね?