昨日はお寺の永代経法要の接待当番でした。
参拝者をお斎でお接待した後、ご本堂で勤行、そして布教使さんのご法話です。
今日の布教使さんは最初にこうおっしゃいました。
「ご法話は気張って聴かんでいいです。温泉に入るときのようにテレ~ッと聴いといたら、
温泉の成分が自然に沁み込むのと同じで、仏法は勝手に入ってくるんです。」
と、面白可笑しく仏法を説いて下さいます。
中でも『もしも阿弥陀様が説教魔だったら』というひとりコントがウケました。
阿弥陀様に手を合わせ、会社や家庭のグチを切々と訴える。
すると阿弥陀様が「そりゃアンタが悪い。」と説教を始めるんですねぇ。
人間は、他人を否定しても自分が否定されるのは嫌なもんなんです。
他人から否定されると辛くなりますね。
苦悩を生み出しているのは、全部おのれの心。
阿弥陀様はそんなあなたを否定しません。
苦悩しているあなたに寄り添いお救いくださいます。
涙流すあなたと一緒にいて下さるのが阿弥陀様です。
それがお念仏です。
・・・というようなお話でした。 合掌
(テレ~ッと聴いてたから間違ってるかも? 笑)
☆ご住職さんに写経のお手本を戴きました。