
蓮田市黒浜は元荒川左岸に位置する農業区域でその台地上には椿山遺跡や黒浜遺跡など考古学上重要視される遺跡が数多い。



時代は下り永禄七年(1564)国府台合戦で北条氏に敗れた太田資正の郎党野口多門はこの地に帰農し住居したことも知られ、室町時代後期には相応の村落が成立していたと考えられている。


また社殿を囲む社叢も平成二年に市の保存樹林に指定され大切な鎮守の杜として保存されている

初午やお日待ちなどの年中行事も長らく伝わり、氏子の住環境が変わる中でそうした慣習が薄れつつも多くの記念碑が境内に残り古い歴史を今に伝えている。

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