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AKB的人生論 - 高橋みなみ Interview !(動画)

2013年07月11日 21時22分27秒 | Weblog

14歳のデビューから8年目。いつの間にか後輩ばかりになってしまい……。昨年8月からAKB48グループの総監督をしています。名付けたプロデューサーの秋元康さんは「キャッチーな名前だろ」って、ネタにしていますけど、実際は中間管理職のような感じでしょうか。

 メンバーの中心は10代の女の子。繊細なんですよ。大人のスタッフさんに言いたいことを言えない子もいます。だから間に入って、互いの意思を伝え、相談にも乗っています。楽屋では、「へらへら」ってしていますが、言うべきときには言いますよ。

 昨年8月の東京ドーム公演前のリハーサルでは、メンバー全員の前で「みんな腐ってる。こんなんじゃAKBが終わる」と本気で叱っちゃいましたね。舞台スタッフさんが大事な説明をしているのに、話を聞かず会話をしているメンバーがいたからです。

 

 

動画はこちらから⇒http://www.yinyuetai.com/video/647594

 

 

 震災から2年が経ちました。「もう2年」と感じるかもしれませんが、被災地の人からすれば「まだ2年」です。3月11日、AKB48はほぼ全メンバーが被災地を訪問し、10カ所に分かれてライブをすることになりました。だけど、私の心はもやもやしていました。「たずねてもいいのだろうか」。被災地の住民の人たちには特別な日です。静かに過ごしたい気持ちでいるのではないかと。

 被災地に向かうバスの中、総合プロデューサーの秋元康さんからメールが届きました。「偽善者と言う人がいるかもしれない。でも、何もしないよりはマシだ。我々は傍観者になってはいけない。続けたときに、誰かわかってくれる人がいるはずだ」。その文章を読んで初めて、「行こう」と、みんなの心が前を向きました。

 会場は体育館。最前列で、幼稚園の子どもたちが一緒に「ヘビーローテーション」を歌ってくれました。「こんなに楽しんでくれているんだ。来てよかった」。被災地の人たちと貴重な時間を共有させていただいた、そんな気持ちでした。


 

 

 昨年12月の衆議院選挙で一票を投じました。だけど正直、よくわかりませんでした。候補者のポスターを見ても、この人は誰、どんな人?って少し迷いました。選挙前に候補者の方のPRをもっと見る機会があればいいのに、と思いました。

 選挙と言えば、今年もAKB48選抜総選挙の開催が決まりました。AKBの総選挙はメンバーの特技やキャラクターがすべてわかるし、投票結果で選抜やセンターが決まる単純明快な仕組みです。なのでファンの方々の間ではある意味で国の選挙より身近だから盛り上がっているように思います。

 AKB総選挙は「お祭り」ですが、候補者のメンバーにとっては気が気ではありません。でも、自分に何が足りないのか見つめ直す大切な機会にはなります。


 

 

 

AKB48は「甲子園」によくたとえられます。10代を中心にした女の子たちが、歌手や女優、声優、バラエティータレント、モデルなど夢の甲子園に向けて、切磋琢磨(せっさたくま)しています。

 私は若いメンバーたちから色々な相談を受けます。研究生から正規メンバーに昇格した子は壁にぶつかって悩んでいました。正規メンバーには、自分よりできる先輩たちがいますし、自分の足りない部分も見えてくるので。私は言いました。「新人の頃は、できなくても、がむしゃらにがんばっていた自分がいるはず。悩んだときは、がむしゃらだった時の自分を思い出して。一番の相談相手は自分自身だよ」って。

 そう、大事なのは、がむしゃらでいること。今の後輩たちにはAKBの中で安定を求めていちゃダメだよ、って言いたいです。グループが有名になって「AKBに入ること」が目的になっている子が少なくないです。グループの中で上を目指すだけではなく、女優や歌手など自分の道を見つけ、可能性を探して欲しいのです。

 



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