イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

バク・・・雨の日は不安なく眠れる!(生きる意味を感情から考える 4/10)

2010-11-23 | 第四章「愛とゆるし」
 多摩動物園には本当にいろいろな動物がいる。アリからゾウまでというキャッチフレーズどおりだ。

多摩動物園には、魚も蛇もモグラも居る。コウロギやナナフシもいろいろ居る。

 そして、動物は人間と違って、新聞や本を読んだりすることもなく、ましてインターネットを操るまでもなく、ひっそりと暮らしている。人間が忘れかけている、五感や体感、知覚と意識、無意識、そんな原初的な何か大切なものをしっかり保持しつつ、私たち人間と同じように40億年近くの地球生命の歴史を生き抜いてきているのだ。

 動物園での楽しさは、自分のもつ大切なもの(例えば感情)の再発見かもしれない。

 話は変わるが、自分はしょっちゅう間違いを犯す。マザーテレサが≪最も易しいことは、間違えることです≫という名言を残しているが、本当にそうである。

 昨日も、やらなくてはいけないことを、忘れてしまった。ふと、間違い気がついて、むずむずと様々な感情が湧き起る。また、その感情とともに、あれこれ考えてしまう。

 水滴が、水面に波紋を残すように、様々な考えや感情が湧き起る。

 生き甲斐の心理学では、よく感情の意味を考えろと言われる。私は勉強し出して、どう変わっただろう。リアルな今の感情を大切にはしている、でもそう簡単に触れることはできないようだ。

 感情は自分のもつ理想と現実の差から湧き起るとされている。例えば間違いに気づく。間違えなかった私と実際に間違えた自分の姿。その差が、不安感というかなにかのストレス曲線になる。

 そこから様々な思考と感情が続く。過去の失敗、間違いをどのように修正していくかのシミュレーション・・・。それぞれの理想と現実、そして感情。その中から、何か一つのビジョンが浮かんでくる。イキイキとしたビジョンは成功率が高いようだ。そして、選び必要な計画をたて実行する。

 こころが健全で、感情と思考と行動がバランス良い時は、うまく行きやすい。

 先の一連の不安感は、≪ごめんなさい≫でゆるし、ゆるされの中で見事に消え、口笛や鼻歌がでてくる(私の場合だが)。

 蛇足だが。暗い感情が明るい感情に変化するのを意識できると、不安とは道しるべなんだと判ってくる。 
 雨の日の動物園。人が少ないので、いつもじっくり見られないバクも室内でお昼寝。夢を食べているのかな、不安もなく。

生きる意味を感情から考える 4/10

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