折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

積雪ゼロの富山へ(1)

2020年01月16日 | 富山の旅
   「新湊昼食会場近くで」


昨年秋に富山へのバス旅行を予約しました。
目的はたっぷりの雪景色。日本海側の富山県なら1月中旬には雪があるはずと思ったのに富山も積雪はゼロでした。暖冬です。
出かける前かららネットのライブカメラで見ていたので雪の無い事も天気が悪い事も承知の上の出発です。でも、心のどこかでは奇跡が起きて一夜のうちにドカ雪が降るなんてこともちょっとは期待していました。しかし奇跡は起きず天気予報はよく当たり、曇天と雨と、みぞれの2日間になりました。

1日目 名古屋→新湊→雨晴海岸→高岡大仏→閑乗寺公園散居村展望地夕景→泊(温泉)
2日目 木彫りの街井波→氷見→五箇山→名古屋
1月14日~15日 1泊2日 4食付き 1人部屋で19,900円の格安ツアーです。


名古屋から名神、北陸道を通っても雪は無し。休憩しながら4時間余りで富山県新湊へ。ここで昼食。
大きな「高志紅かに」1杯つきの昼食は皆さんただ黙々と蟹を食べる・・・身も詰まって美味しかったけれど向こうの方で食べている他のお客さんの海鮮丼の方が食べやすそうで羨ましくなりました。蟹は適当に切り上げて集合時間まで外でスケッチ。遠くに雪山の裾や新湊大橋も見えました。本当は新湊なら日本のベニスと言われる運河を見たかったのですが、これはいつかまたの日に・・・。





  「運河 車窓から」



次は雨晴海岸(あまはらしかいがん)、予想通り曇天のため富山湾越しに見えるはずの立山連峰は影もなし!右手に少し見える山影は「あれは立山連峰ではありません」と添乗員さんに言われてがっかりして、ここもまたいつか・・・。
他の方がお土産を見ている間に海岸の隅でスケッチ1枚大急ぎ。
ブログを書きながら調べたらスケッチに描いた山裾は立山連峰でした。少しは見えていたんです。



   
「雨晴海岸 立山連峰の裾だけはかすかに見える」


「富山湾 ここに立山が見えるんです」と言われた方角ですが。


次は全く関心がなかった高岡大仏へ。ツアーならこれも仕方がない事です。

この日の最後は一番行きたかった「散居村展望台からの夕景」着いたのが5時少し前、曇りなので夕焼けは無くすでに夕暮れから夜景に移る頃。砺波平野に灯りが散らばっていて明るい時ならきっと素晴らしい風景だろうと想像はできましたが寒いだけなので皆さん短時間でバスに戻ってしまいました。残念!
日本最大の砺波平野の「散居村・さんきょそん」は7000戸あまりの農家が屋敷林に囲まれて点在している美しい風景なのです。テレビで見て以来一度見たかった場所です。

6時ごろにホテル到着。冬の旅は明るい時間が短いのが残念なこと。7時の夕食までに温泉に入る気にもならず無駄に広い部屋でゴロゴロしてました。
夕食はバイキング、1人参加の女性の方3名と一緒のテーブルに集まってお酒も飲まずにあきれるほどよく食べて「1人参加はいいよねぇ、いろんな人と知り合えて」なんて言いながらいつまでも続くおしゃべりでした。

何度もお土産屋さんに立ち寄るのも安いツアーなら仕方ないですし、スケッチ時間が取れないのもしょうがない。温泉は良かったし・・・雨も曇天も天気は予報通りだった訳ですし、先ずは無事に1日目が終わり膝も調子よくてぐっすり眠れた夜でした。


 「いつも曇天 たまには山が見える時も」


※続きます

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