酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

『野獣死すべし』(1980)-My Favorite(Cult)Movie-

2008年11月16日 12時51分43秒 | My Favorite Movie
松田優作

先月25日、BSJapanで放送の二十回忌特別番組をみながら
この不世出の俳優が旅立ってからそんなに月日がたっていたとは
にわかに信じられない感じがしました。

松田優作の主演する映画で一本を選べと言われたら
躊躇することなくこの村川透監督の名作を選びます。

そればかりか、小生にとっては
今村昌平監督の『復讐するは我にあり』(1979)に追随する
数少ないベスト作の一本です。
この作品も年に数回はDVDをとりだしてきてはみています。

松田優作のこの映画の主人公、伊達邦彦への役作りの執念は
巷に喧伝されるエピソードをあげるまでもなく画面に横溢しています。

本人が気に入るまで何度となく書きなおさせたであろう丸山昇一の脚本

伊達が一人部屋に帰って陶酔する大好きなショスタコーヴィチの5番

共演者もよかった。

凶暴性を発露するもやがて伊達の圧倒的な狂気の前に猫のように怯える加賀丈史

銃の売買の極短いやりとりながら強烈な印象を残す東北訛りの佐藤慶

そして白眉は“リップ・ヴァン・ウィンクル”!!!
室田日出男との鬼気迫る対峙は全編どのシーンをとっても痺れます。

角川映画というきわめて商業的な位置づけの作品でありながら
役者と作り手の稀有な才能が恐ろしいほどに結実した稀作であり
名テーマ曲とともに独特なアトモスフィアに覆われた
フィルムノワール屈指の傑作なのです。

☆☆☆☆☆



“ちいさいものクラブ”

2008年11月15日 16時38分51秒 | 世相

ここのところ掲載している花や木の実の写真

大きさはいずれも直径 数ミリ!程度のちいさな野草たち

愛息との散歩コースのさりげない世界です。

お嫌いな方のためにあえてお見せしませんが
クモやアブなど昆虫たちも仲間です。

大人の視界には入ることのない彼ら“ちいさいものクラブ”

2歳児のゆったりとした歩みと目線が気づかせてくれました。

ごく短いあいだの最高に贅沢な時間です・・・。

『予期せぬ出来事』(1963)

2008年11月14日 14時25分38秒 | TV鑑賞作品

先日のBS2の深夜放送を録画して昨夜みました。

原題は“The V.I.P.s”

それぞれの事情から早くロンドンを離れたいセレブたち
濃霧のためロンドン空港に足止めされた彼らの24時間のドラマです。

成功した企業家の夫婦役に『クレオパトラ』(1963)で恋に落ち結婚したばかりの
エリザベス・テーラー、リチャード・バートン夫妻
この夫人と駆け落ちしようとする元ジゴロに『恋の手ほどき』(1958)のルイ・ジュールダン

乗っ取りを回避しようとカラ手形をきる若き実業家に『鳥』(1960)のロッド・テイラー
彼を陰ながら愛し支える秘書役にハリーポッターシリーズでおなじみのマギー・スミス

そして、税逃れをもくろむ映画監督役に大御所オーソン・ウェルズ
といった豪華な面々

これに本作でアカデミー賞を受賞した公爵夫人役のマーガレット・ラザフォードの
とぼけた名演が加わります。

ひとつの場所でさまざまな人生模様を描く所謂“グランドホテル形式”の作品ですが

役者さんたちの力量なのでしょう。

最後まで飽きることなく楽しめましたし

少し強引過ぎるラストにも自然と涙腺がゆるみました・・・。

☆☆☆

投資スタイルの見直し!? ~日経新聞取材PART2~

2008年11月13日 12時17分37秒 | 資産運用
昨日、日本経済新聞社の記者から1時間ほど電話インタヴューをうけました。

取材内容は
1.今回の金融危機の影響で大波乱の相場環境のなかでどのような投資行動をしたか?
2.そうした中でピークを迎えつつある決算発表をどう投資に活かしたか?
3.現在の投資スタイルを見直すか?
の三点でした。

それに対する小生の回答

1.小生はこの10月から11月についてはほとんど売買していません。
  ほんのわずかに買いをいれたぐらいです。
  このところの株価の動きは激しすぎますし
  当分低迷が続くとすれば買うのに必ずしも慌てる必要がないからです。
  現在小生の保有株の時価総額は、ピーク時の40%にまで大きく落ち込んでいますが
  1株も売りませんでしたし、今後も売るつもりはありません。
  
2.小生は基本的には超長期投資、逆張り派です。
  気になる銘柄の決算は必ずチェックしますが、ほとんど投資行動には影響しません。
  例えば
  本来はポテンシャルの高い企業であるはずなのに
  何らかの事情により業績が落ち込んでいる会社
  赤字に陥って株価が考えられない水準まで売り込まれている銘柄こそ
  食指がのびるのです。
  小生が保有する代表銘柄であるかつての住友金属工業はまさにこの典型でした。
  ちなみに当時の平均購入価格は60円。

  財務諸表を分析して同業他社に対して割安だからという考え方はある程度わかりますが
  結局のところ株価が安いか安くないかは誰にもわかりません。
  そのいい例が現在の市場状況だと思います。
  PER10倍だから安いと買い進められた方もいらっしゃるでしょうが
  あっという間に15倍になりました。
  不況などで利益が減少すれば当然PERは上昇するわけです。

3.“超長期投資”、“逆張り”
  「市場に留まり続ける」をモットーにしていますので
  むしろ、今後さらに株価が低迷すればむしろ好機ととらえています。

小生の過去の新聞取材に対する印象は
記事として取り上げられるとしてもきわめて部分的ですし
むしろ発言意図と異なる捉え方で書かれることのほうが圧倒的に多いというものです。

さて、今回はいかがなりますでしょうか・・・。

GMの株価

2008年11月12日 15時29分54秒 | 資産運用
11日のNY市場でゼネラルモーターズ(GM)の株価が
終値でついに3ドルを割り込みました。
安値は2ドル76セント。

その前日10日に先週末比31%安の3ドル2セントまで急落していましたが
下げ止まりません。
この3ドルという株価は何と1946年以来、62年ぶりの安値水準だそうです。
(昨日の日経夕刊)
アナリストが目標株価を0ドルや1ドルに下げたことから売りが膨らんだとのことですが
この日の終値で計算した時価総額は約19億ドル(約1900億円)

ちなみに現在のトヨタの時価総額が約11兆1700億円ですから
まさに驚きの数字、その暴落ぶりがわかろうというものです。

市場は同社の破綻が近いと判断しているのです。

今後の米国政府による救済動向や国際的な業界再編期待もあり

逆張り派の小生としては

買ってみたくなる水準ではありますが・・・。






“金融危機”で忙しい人々

2008年11月11日 21時25分07秒 | 資産運用
日経平均が再び9000円を割り込んだ今日

日本経済新聞社の記者からの電話インタヴューのアポイントがはいりました。
このあいだとは別の担当さんです。
これで先月につづき資産運用関連の取材は3件目となりました。

この金融危機の影響
小生が関係する企業でも突然仕事をキャンセルされたとの話を耳にしたばかりですし
巷では、自動車が売れなくなるなど
再びリストラの嵐が吹き荒れそうな気配です。

こうした状況のなかでも
経済紙(誌)の記者さんたちは仕事が増えた数少ない人びとなのではないでしょうか。

こんなことを書いている矢先
先月取材を受けた「日経マネー」誌から“ゲラ”確認の依頼メールが・・・。






『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)

2008年11月10日 22時12分30秒 | 劇場鑑賞作品
若松孝二監督・製作作品
昨日、劇場でみました。

3時間を越える長尺で“連合赤軍”前史から浅間山荘への立てこもりまでを描きます。

当時、小学生だった小生も
原田芳雄のナレーションで歴史の勉強です。

学生達の“サークル”活動の延長のような言動に思わずクスリ・・・。(失礼!)

そして、やがておこる
コンプレックスだらけの幹部による妬みや嫉み、私的欲求不満のはけ口である
幼稚で陰惨な集団ヒステリーの執拗な描写
時代のあだ花としての監督の面目躍如たるものがあるのでしょう。

正直、小生には不快以外のなにものでもなかったですが・・・。

ラストの山荘
いよいよ“玉砕”を覚悟したメンバーが仲間への弔いの言葉でこれまでの“道程”への言い逃れをするとき
かつて幹部達に兄を殺された少年が激昂し繰り返し発する言葉がこの作品のつくり手の立場を明確にします。

「ただ勇気がなかっただけじゃないか!」

監督自身が自らの集大成とする本作

なんともしれないやるせなさを感じました。

☆☆☆

『闇の子供たち』

2008年11月09日 01時08分47秒 | 劇場鑑賞作品
みおわったあとしばらく誰とも話す気になれませんでした。

日本人の子供への臓器移植手術のため
タイの幼い子供が屠られる事実を暴こうとする人々の話を軸に展開します。

梁石日の原作は読んでいませんが
映画は否応なく幼い子供たちにたいする虐待や買春のようすをうつしとっていきます。
そして文字通りゴミのように捨てられていくかれら。
小生にとって描かれているシーンはどれも直視に耐えられないものばかりでした。

11月4日の当ブログで取り上げた本『老いて男はアジアをめざす』にも
児童買春の現状に若干ふれていましたが
現在ではこの映画のような啓蒙や
日本でも1999年に制定された「児童買春・児童ポルノ処罰法」によって
たとえ国外の犯罪であっても帰国後も罪に問えるという点などもてつだって
大分状況は改善されているとのことですが・・・。

規制や罰則でこうした状況が改善できるとすれば
さらなる厳罰化、取締り強化を望む以外ないのでしょうか。

犠牲になった子供が心と体に深い傷を負ったまま大人になり同じ犯罪に手を染める連鎖の悲劇。

そしてこの作品のラストに語られる真に恐ろしくも悲しい“人の心の闇”・・・。

親として、日本人として、そして人として深く考えずにはいられませんでした。

☆☆☆

『櫻の園』(2008)

2008年11月08日 22時15分48秒 | 劇場鑑賞作品

封切りの今日、見てきました。

主役の結城桃を演じる福田沙紀の屈託ない明るい笑顔のような清清しい青春映画です。

実はこの映画の前に『闇の子供たち』をみてショックから落ち込んでいたので
余計に一服の清涼剤のように感じられたのかもしれません。

1990年製作の前作(10月20日付、当ブログ)と同じ中原俊監督作品です。

“櫻の園”公演当日の一日を描きカメラが学園の外に決して出なかった前作と異なり
自由に街や河原に出て彼女達の生き生きとした表情をとらえます。

桃の同級生を演じる寺島咲や杏ら女の子たちもよかった。

世評の高い前作より、小生は素直で開放感があるこの新作のほうが好みです。

☆☆☆

『エターナル・サンシャイン』(2004米)

2008年11月07日 14時09分58秒 | TV鑑賞作品
深夜、BS2の放送を録画してみました。

内にこもりがちな性格のジョエル(ジム・キャリー)はある朝目覚めると発作的に会社とは逆方向の電車に乗り込み、そこで一見自己中心的で顕示欲がつよい女性のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)に出会います。
最初は噛み合わない会話をかわす2人でしたが、すぐに二人はうちとけ恋に落ちます。
一転、映画は憔悴し泣きはらしたジョエルの姿をとらえます。
ジョエルは仲たがいから衝動的に“ラクーナ”という会社で彼の記憶をすべて消してしまったというクレメンタインにあいに行くのですが・・・。

記憶除去の施術をする“ラクーナ”という会社
SFでもないのに普通の町のなかにいかにも寂れた感じの建物の一角にその会社があって
それほど所得水準が高くないと思われる人々がいとも簡単に記憶除去の施術をうける。
しかもいたってコミカルな施術方法で・・・。
その設定自体に不思議の国に迷い込んだような幻想をいだきます。

どこにでもいるような男と女の恋愛劇がベースですが
過去と未来の時間軸を入れ替えるという映画的常套手段も効果的ですし
記憶の中を旅する主人公の映像も実に凝ったつくりです。
そこに“ラクーナ”の面々のドタバタ劇が加わるというサービス。

チャーリー・カウフマン(脚本、製作総指揮)とミシェル・ゴンドリーの(脚本、監督)の過剰な世界観に少々戸惑いながらも十分楽しめました。

主役のケイト・ウィンスレットや“ラクーナ”の事務員メアリを演じるキルスティン・ダンストの普段あまり目にすることのない嬉々とした役づくりも面白かったです。

☆☆☆



“トヨタショック”!?

2008年11月07日 10時57分49秒 | 資産運用
昨日、トヨタが今期営業益見通し
6千億円と従来予想を1兆円下方修正したことで
日経平均は500円以上下げて8,300円台
トヨタ株は3,310円のストップ安売り気配となっています。

マスコミなど“トヨタショック”と形容したくなる状況でしょうが
米国景気の急減速、世界景気の低迷を考えれば
小生にとってはそれほどのサプライズではありませんし
今回の修正についてもそんなに驚くべき数字だとは思いません。
むしろ世界景気の深刻さを再認識した素直な反応なのではないでしょうか。

小生もわずかですがトヨタ株を保有していますので
目先穏やかではありませんが・・・。

この“トヨタショック”から株価のさらなる長期?低迷がはじまるとすれば
行き過ぎた市場評価を買うチャンス到来と捉え
いつもどおりじっくりと構えるつもりではあります。




『ダーウィンの悪夢』(2004仏=オーストリア=ベルギー他)

2008年11月06日 14時24分05秒 | TV鑑賞作品
世界が人種の壁を越え初の大統領の座を勝ち得た一人のアフリカ系(混血ですが)アメリカ人の偉業に沸いた日
まさに救いようのないアフリカの貧困と搾取の現実を目のあたりにしました。

タンザニア第二の都市ムワンザのヴィクトリア湖では何者かが放流した肉食魚“ナイルパーチ”が大繁殖します。
既存の環境を駆逐したこの魚は結果的に貴重な蛋白源となり先進国の思惑もあり欧州や日本などに空輸され一大産業へと発展していきます。
反対ににわか景気に群がった村人達は過酷な労働やエイズなどの病に次第に蝕まれ、親を亡くした子供たちはスラム化した土地で飢餓と恐怖から逃れるため自ら廃材からつくった薬物に手をだします。
さらにナイルパーチを輸送するパイロットらのインタヴューを通じて恐るべき現実があきらかにされていきます・・・。

先月みた『ホテル・ルワンダ』での紛争の悲惨さ
先進国からのアフリカへの武器輸出の実態など
すでに知りえた事実であるとしても
やはり映し出される現実の光景には胸が詰まります。

題名の“ダーウィン”がといたのは“進化論”であり
必ずしも“弱肉強食”という考えかたではないのですが
荒削りの映像からにじみ出るつくり手の情熱にそんな瑣末なことはかき消されます。

駆逐したパーチもやがて自らが招いた環境破壊によって生存できなくなるにちがいない。
同様に搾取する側の我々先進国にとってもこうした状況を彼らに押し付けることによって将来必ずやしっぺ返しがくるのではないだろうか・・・。

そんな漠然とした感想をもちました。

☆☆☆


“オバマ大統領” 誕生

2008年11月05日 12時47分17秒 | 世相
現在、5日の昼過ぎですが
おおかたの予想とおり民主党のオバマ候補の当選が確実の情勢です。

今回の米国発の金融危機が大統領選挙にも大きく影響したかたちです。

さて、“オバマ大統領”
はたしてこの景気の急減速のなかどういう舵取りができるのか

前回のクリントン民主党政権では積極的なIT投資
そして任期終盤で破綻したブッシュの金融産業政策
さて、オバマは?

影響力が落ちているとはいえ米国は米国です。
前政権の反動で内向きになりすぎないようお願いしたいものです・・・。




“老人問題”の根底にあるひとつの側面

2008年11月04日 17時34分43秒 | Books
読書、
以前は硬軟とりまぜ週に2~3冊は軽く読んでいたのですが
ブログをはじめた最近はめっきり回数が減りました。

そこで、たまには読んだ本についても書いてみたいと思います。

『老いて男はアジアをめざす』 瀬川正仁 著

小生も「子育てが一段落したら海外ステイするのもいいね。」
などと妻と月並みな会話をしないわけではありません。
しかし、題名からおわかりのとおり本書は夫婦の海外移住の話ではありません。

何らかの事情があってひとり日本をはなれ
現地でかなりの年齢差のある結婚相手と
タイやカンボジアでくらす熟年男性達。
60歳後半から70歳代を中心とする年齢のわが国でいう“高齢者”たちの
悲喜交々の実態をつたえたルポルタージュです。

国内外を問わず所謂“買春”などという行為に強い嫌悪感のある小生
アジアで評判のよろしくない日本人の行状にはいささかの同情の余地はありませんが
本書ではそうした醜い輩よりもむしろ真剣に第二の人生を託し幸福な“結婚生活”を求め彼の地にやってきた男性達が主役です。
なぜ彼らが吸い込まれるようにタイやカンボジアでの生活をはじめたのか
現在どういう状況に置かれているかがこと細かくインタヴューにより明らかにされていきます。
やがて現地での彼らの間にある凄まじいほどの“格差”の実態も・・・。

わが国では年をとったら人と認めないような老人に対する社会的無関心や偏見が根底にあると著者はときます。
だからタイやカンボジアにいくという行為自体、少々甘えた行動のようにも感じましたが
現実的にそうした国内問題といった側面もあるのでしょう。

著者はこうした現実をマザーテレサの言葉でしめくくっています。
「愛の反対は憎しみではなく無関心である」

やや冗長な箇所も散見されますが
本書は、わが国高齢化社会のまぎれもない一側面の報告書であり
驚きとともにとても興味深く読め、かつ勉強になりました。



アイズ

2008年11月03日 14時30分45秒 | 劇場鑑賞作品
さきほどみてきました。

2002年の香港映画の翻案だそうです。

5歳から失明状態にあるヴァイオリニストのシドニー(ジェシカ・アルバ)は
角膜移植手術をうけ無事成功します。
やがて光をとり取り戻したシドニーですが
この日を境にありもしない光景を目にするようになり
その症状は日を追うごとにエスカレートしてきます。

よく“心臓”の移植では、食べ物の嗜好などドナーの性質を
移植された人物が引き継ぐという事例があるそうです。
テレビなどで見たことがありますが、事実だとすれば驚きです。

そういうモチーフもあり、期待してみはじめた本作
オリジナル作品がそうなのか未見ですからわかりませんが
シャラマン監督の『シックスセンス』など
他作の焼き直し的な印象が最後までぬぐいきれませんでした・・・。