若松孝二監督・製作作品
昨日、劇場でみました。
3時間を越える長尺で“連合赤軍”前史から浅間山荘への立てこもりまでを描きます。
当時、小学生だった小生も
原田芳雄のナレーションで歴史の勉強です。
学生達の“サークル”活動の延長のような言動に思わずクスリ・・・。(失礼!)
そして、やがておこる
コンプレックスだらけの幹部による妬みや嫉み、私的欲求不満のはけ口である
幼稚で陰惨な集団ヒステリーの執拗な描写
時代のあだ花としての監督の面目躍如たるものがあるのでしょう。
正直、小生には不快以外のなにものでもなかったですが・・・。
ラストの山荘
いよいよ“玉砕”を覚悟したメンバーが仲間への弔いの言葉でこれまでの“道程”への言い逃れをするとき
かつて幹部達に兄を殺された少年が激昂し繰り返し発する言葉がこの作品のつくり手の立場を明確にします。
「ただ勇気がなかっただけじゃないか!」
監督自身が自らの集大成とする本作
なんともしれないやるせなさを感じました。
☆☆☆
昨日、劇場でみました。
3時間を越える長尺で“連合赤軍”前史から浅間山荘への立てこもりまでを描きます。
当時、小学生だった小生も
原田芳雄のナレーションで歴史の勉強です。
学生達の“サークル”活動の延長のような言動に思わずクスリ・・・。(失礼!)
そして、やがておこる
コンプレックスだらけの幹部による妬みや嫉み、私的欲求不満のはけ口である
幼稚で陰惨な集団ヒステリーの執拗な描写
時代のあだ花としての監督の面目躍如たるものがあるのでしょう。
正直、小生には不快以外のなにものでもなかったですが・・・。
ラストの山荘
いよいよ“玉砕”を覚悟したメンバーが仲間への弔いの言葉でこれまでの“道程”への言い逃れをするとき
かつて幹部達に兄を殺された少年が激昂し繰り返し発する言葉がこの作品のつくり手の立場を明確にします。
「ただ勇気がなかっただけじゃないか!」
監督自身が自らの集大成とする本作
なんともしれないやるせなさを感じました。
☆☆☆