酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

『魔法使いの弟子』(2010・米)

2010年08月19日 17時11分35秒 | 劇場鑑賞作品

このお盆休みは当然普段以上の酒びたりの日々。

これがたたって3kg以上も太ってしまい腹まわりも大分気になってきました。

これを機に再び断酒しようかと迷うこのごろです。

 

さて、先週13日の封切り日に娘とみてきました。

 

800年以上もかかって魔法使いのバルサザール(ニコラス・ケイジ)が人類の平和のため亡き大魔法使いマーリンの後継者としてついに探しあてたのは物理オタクの大学生デイブ。
バルサザールはデイブを弟子として教育をはじめることになりますが・・・。

 

ディズニーの名作『ファンタジア』(1940)をいつか再現したいというニコラス・ケイジの夢がかない製作されたという本作。

なるほど例の箒のシーンもでてきます。

 

舞台ニューヨークでのロケ満載のボーイミーツガール&魔法アクションは

師匠と弟子それぞれのガールフレンドの美貌に軍配です。

 

☆☆★


山本薩夫生誕100年

2010年08月06日 17時57分08秒 | TV鑑賞作品

 

今週月曜日からBS2で“生誕100年山本薩夫特集”と題した放送があり4夜連続で鑑賞しました。

 

『金環蝕』(1975

すごい歯並びの特異な役づくりで伝説の金融ブローカーを演じたガリガリの体躯の宇野重吉が印象的。よくもわるくもこの時代の映画のもつ独特な雰囲気が感じられる作品でした。

☆☆☆★

 

『不毛地帯』(1976

☆☆★

 

『白い巨塔』(1966

何度となくみている作品ですが、橋本忍の脚色の素晴しさか、台詞や場面展開のテンポのよさにとにかく舌を巻きます。財前五郎の愛人役で迫力の小川真由美はじめアクの強い役者たちの演技合戦もじつに見事です。

☆☆☆☆


『華麗なる一族』(
1974

終盤、とってつけたようにこの監督自身のものである労働者の闘いのシーンが挿入される。財閥一族の愛憎劇と政官業の黒い駆け引きの大盛りの3時間半。

☆☆☆

 

今年同じ生誕100年ではやはり黒澤明監督のほうが目立ちますが

未見が多い山本薩夫作品、時間をおいて何作か放送されるとのこと楽しみです。


『ソルト』(2010・米)

2010年08月03日 17時11分14秒 | 劇場鑑賞作品

アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション。

 

アンジーファンの妻をショー君が離さず

先週土曜日の封切り日に娘と二人でみてきました。

 

北朝鮮に捕われの米国CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)。

ソルトが北朝鮮の牢獄で拷問をうける衝撃的な場面から映画は幕をあけます。

 

人質交換によって本国に戻り最愛の夫との日常を取り戻しつつあった彼女を待ち受けていたのはCIAに亡命ロシア人として捕らえられたオルロフという密告者であった。

オルロフは彼を尋問するソルトやその様子をモニターする同僚を前にして話し始めます。
訪米するロシアの大統領を暗殺するためにすでにロシアのスパイが送り込まれている。そのスパイの名前はイヴリン・ソルトだと…。

 

武器弾薬に通じ鍛えられきわめてタフな身体能力を有するソルト。

 

CIAから二重スパイの嫌疑をかけられその場で拘束されるもその力を発揮し脱出します。

しかし翌日ソルトがブロンドを黒髪に染め向かった先は意外にもロシア大統領が訪れる予定の亡き米副大統領の葬儀会場であった。

 

当初トム・クルーズが演じるはずだったという主人公

まさにはまり役といっていいこの主演女優の起用が成功です。

 

走る車から車へ次々と乗り移る本作のアクションのようにテンポ抜群の脚本と演出。

お話のおとしどころも実に心地よくまさに痛快という表現がぴったりな娯楽作に仕上がりました。


ママ、必見ですよ!
 

☆☆☆★