酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

『ニューヨーク、アイラブユー』(2009・米)

2010年06月30日 18時06分39秒 | 劇場鑑賞作品
休暇をとった月曜日、みてきました。
国際色豊かな11人の映画作家によるNYを舞台にしたアンサンブル映画。
本邦からは岩井俊二が参加しています。

もちろん作家によって描き方は違うのですが
欧州の映画をおもわせるある種緊張感を漂わせた独特なタッチが全編を覆います。

そのなかで何気ない高校生のプロムの夜を描いたかわいいコメディが登場すると妙にホッとしたりもします。

男と女が通りで火を分け合うなど小道具として煙草が繰り返しでてくる作品でしたが
ジントニックにシャンパンとお酒もよくでてきた。
小生、登場人物がグビッとウィスキーの杯をあけるシーンに思わず喉がなり、思わず昼間から居酒屋に飛び込んだ次第・・・。

☆☆☆

『ザ・ウォーカー』(2010・米)

2010年06月27日 21時12分27秒 | 劇場鑑賞作品
今日、みてきました。

原題は“The Book of Eli”

近未来、戦争によってあらゆる文明を失った世界。
ある書物を運び30年間も荒野を西へと歩き続ける男イーライ(デンゼル・ワシントン)。
ある町を通りかかったイーライの前にゲイリー・オールドマン扮する狂信的な支配者カーネギーが立ちはだかります。

オフトーンの色調で表現されたイーライの静寂な世界
突然打ち破る過激なアクションシーンは日本の劇画作品のタッチそのまま。

だが、素直に画面に引き込ませるワシントンとオールドマン二人の俳優の力量はさすがでした。

☆☆☆★

『武士道シックスティーン』(2010・日)

2010年06月20日 14時27分50秒 | 劇場鑑賞作品
昨日、中一の娘とみてきました。

インターハイ優勝を目指す東松学園剣道部
幼い頃から剣道づけの生活を送り“勝つ”ことに執着する香織(成海璃子)と
正反対にまわりにあわせ部活動を楽しみたいだけの早苗(北乃きい)
一年生部員の二人の友情を『ロボコン』(2003)の古厩智之監督が描いた作品。

なんといっても注目する若手女優二人の競演がみもの。

等身大の高校生早苗を演じた北乃のほうに分があり正直上手ですが
ぶっきらぼうだが繊細で難しい香織を表現した成海璃子を同じように褒めたいです。

じつは小生、幼少のころ剣道をならっており手ぬぐいの巻き方や防具の汗の匂い、面をうたれると非常に痛かったことなど見ながら思い出しました・・・。

☆☆☆

『アイアンマン2』(2010・米)

2010年06月13日 11時34分35秒 | 劇場鑑賞作品
じつに1ケ月ぶりの更新です。

転任さきの仕事に追われ(徹夜も)
家に帰れば例によって飲んだくれ
映画からすっかり遠ざかった生活を送っておりました小生。

みるに見かねた?中3の長男が昨日一緒に行こうとさそってくれたのが本作。

ロバート・ダウニー・Jr.が等身大の大人のヒーローを演じた“アイアンマン”の続編です。

スケールアップした戦闘シーンの迫力も凄いですが
これでもかと豪華な共演陣を繰り出してくるのが今回の見もの。

とくに不摂生で薄汚いゴロツキのような外見ながら天才的な頭脳で自暴自棄ぶりを発揮するありえない敵役のミッキー・ロークの存在感がきわだちました。

☆☆☆★