テレビのコメンテーターとして静かな語り口がとても素敵な著者による
ベストセラー新書です。
氏の敬愛するマックス・ウェーバーと夏目漱石を引き合いに
現代人が直面するさまざまな“悩み”
①自我 ②お金 ③知性 ④青春 ⑤信仰 ⑥働くこと ⑦愛 ⑧死 ⑨老い について
それぞれ9つの章にわけ“まじめ”にわかりやすく論考した好著です。
ここのところ遊民的な生活に堕している小生には
⑥はまさに耳の痛いお話。
大学の著名な先生に対して失礼ですが
思わずひき込まれるような平易にして簡潔な文章が素晴らしいです。
しかし文字どおり最強なのは最終章、“老いて「最強」たれ”
第二の人生の目標として自ら役者になって映画をつくる!との驚きの宣言。
小生、先生のように役者にはなろうとは思いませんが
映画についてはまさに同じ夢。
何故か思わず笑っちゃうほどうれしかったです。
そして、ウェーバーはともかくも
若い頃苦手だった漱石を再び読み返したくなりました・・・。
ベストセラー新書です。
氏の敬愛するマックス・ウェーバーと夏目漱石を引き合いに
現代人が直面するさまざまな“悩み”
①自我 ②お金 ③知性 ④青春 ⑤信仰 ⑥働くこと ⑦愛 ⑧死 ⑨老い について
それぞれ9つの章にわけ“まじめ”にわかりやすく論考した好著です。
ここのところ遊民的な生活に堕している小生には
⑥はまさに耳の痛いお話。
大学の著名な先生に対して失礼ですが
思わずひき込まれるような平易にして簡潔な文章が素晴らしいです。
しかし文字どおり最強なのは最終章、“老いて「最強」たれ”
第二の人生の目標として自ら役者になって映画をつくる!との驚きの宣言。
小生、先生のように役者にはなろうとは思いませんが
映画についてはまさに同じ夢。
何故か思わず笑っちゃうほどうれしかったです。
そして、ウェーバーはともかくも
若い頃苦手だった漱石を再び読み返したくなりました・・・。