酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

“プラチナ”か“金”か!? -プラチナを買い求める人々-

2008年11月19日 11時33分09秒 | 資産運用
たしか先週末の日経新聞の夕刊だと記憶しているのですが
個人が列をなして貴金属のプラチナを購入しているという記事を読みました。

田中貴金属工業の発表によると先月10月の個人向けの投資用プラチナ地金販売量が前年同月に比べて約17.6倍に膨らみ過去最高になったそうです。
わずか1カ月間の販売量が、なんと2007年の年間販売量の1.3倍とのこと。

今年6月に1グラム7,000円台まで上昇したプラチナですが、
世界景気の減速で自動車触媒用の需要が落ち込むとの見方などから、7月以降3,000円近辺まで急落し2005年5月以来の低水準となったため
割安とみた国内の個人投資家が購入したとのことです。

ちなみに今日のプラチナの価格は2903円(税込み、田中貴金属)
金は2465円(同)
なるほど、あれだけあった金との価格差がなくなるほど安くなっています。

しかし、小生お得意の長期的な観点からみてみるとどうでしょうか。

過去のデータをみますと、95年には1219円の安値をつけるなど1990年代ではプラチナはずっと1500円前後で推移していました。
金も99年にはわずか917円という記録的な安値をつけています。

新興国の需要増に支えられている現在ではそこまで暴落することはないでしょうが
長期的な観点で見た場合、まだまだ下げの余地はあるでしょう。

小生の個人的な好みはプラチナより断然ゴールドです。

金がもし1500円を割るような価格になれば買い増しを考えます。
やはり、安く買って持ち続けるが小生のモットーですから・・・。