この前書いたのが震災後ですから、なんと2年過ぎての更新です。
BSジャパンで放送していたのを録画してみました。
中学時代にやはりテレビで淀川先生の「日曜洋画劇場」でみた懐かしい記憶が蘇ってきました。
洗車屋をやるんだと意気込む刑務所を出所したばかりの感情の起伏激しい大男のマックス(ジーン・ハックマン)と
幼い子供にデトロイトまで会いに行くと言う一見優しく気のいい小男のライオン(アル・パチーノ)
世間から見捨てられたような二人が広い道のこちらとあちらで出会い
旅を共にするなかで人と出会いぶつかりながらうまれる自由と危うさ、希望と絶望
そして不思議な友情を描いた名作です。
所謂アメリカの“ニューシネマ”といわれた文脈の作品なのでしょうが
もはや演技といえないような生々しい俳優達の迫力には今見てもやはり圧倒されました。