酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

『華麗なる恋の舞台で』(2004・加=米=ハンガリー=英)

2008年11月26日 16時12分09秒 | TV鑑賞作品
昨夜BS-Japanの放送でみました。

サマセット・モームの原作ですし時代背景など全く違うのですが
エキセントリックな舞台女優の生き様と終盤の畳み掛けるような展開に
ジョン・カサヴェテス監督、ジーナ・ローランズ夫妻による傑作『オープニング・ナイト』(1977)がなぜか真っ先に思い浮かびました。

原題は“Being Julia”
1930年代のロンドン、すでに初老にさしかかった人気舞台女優の恋と意気地を描きます。

主演のジュリアを熱演するのはアネット・ベニング
彼女もともと舞台の人です。

彼女を励ます演出家の亡霊を演じるマイケル・ガンボンや夫役のジェレミー・アイアンズなど
脇をかためる俳優陣は名門カンパニーの出身者たち。
うまくないわけがありません。

映画のラスト、ジュリアがひとりグビッとやるビール
とても、とてもおいしそうでした。あぁぁ・・・。

☆☆☆