相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

好事門を出ずだが身につきます

2006-12-22 | Weblog

 好事は門を出ずという。
 善いことを行っても世間様に知られない。
 しかし、悪事千里を行く。
 悪いことをしたら遠くまですぐに知れわたってしまう。
 なぜ、好事は門を出ないのか。
人は人の好運をあまり好まない心がある。
 しかし、人が困ったり苦しんだり、損した話は、大好きであるから、すぐに伝わる。
 テレビのニュースでも、ニュースは悪事に明け、悪事に暮れる。
 自分の運勢も、人の悪口や愚痴を10日も言い続けたら
テキメンに身にふりかかる。
 しかし、毎日、ありがたい、ありがたいと感謝の日々を送っていても、
すぐに効果はない。まるで漢方薬である。
 この事を考えると、やはり、悪いほうのスピードは速い。
 善事、門を出ずだが、自分の身について、好運期は長く続いていく。
世の中、実に、うまく出来ている。


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