人の世で、『行くもならず、戻るもならず、さりとて、立ち止ることも出来ない』という時があるものだ。
困って、困って、困る。
苦しんで、苦しんで、苦しむ。
どうにもならない、しかし、どうにもならないが、どうにかなっている。
それは、あとになってからの話で、その時は、困った時のことや、苦しんだことは忘れているから、いいのである。
進むもならず、退くもならず、立ち止ることも出来ない困った時は、カレンダーを見ている。
日記風に、いまの心境を書いておく。あとは時計の針を見ている。
困った時、苦しい時、悲しい時に、日記に書いておくのは、かなり気やすめになった。
誰かに聞いてもらいたいわけである。いうなら愚痴である。
嬉しい時に、どうしていたか?。
飲んで歌って騒いだだけである。嬉しい時の事は何をしていたか書いていない。あとから読むと、馬鹿馬鹿しくなろう。
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