一宮市主催の自殺予防講演会がPM2:00から一宮市民会館で行われ、私も参加しました。
講師に神経科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授の香山リカ氏を招き、「生きる力をつける処方箋」~こころを大切にすることは人を大切にすることです~の題で1時間半の講演が行われました。
自殺と聞いても、「自分とはかけ離れた話」と感じる人がが多いですが、日本では12年ほど前から1年間に3万人以上のひとが自ら命を絶っているそうで、昨年は、3万2千人を超えたそうです。
この度の悲惨な東日本大震災・津波被害の死者・行方不明者は2万5千人に上るそうで、毎年これを上回る人が自ら命を絶っていることになります。
現代社会では、希望を失う人がが大勢いるなか、こうした社会の中でも「生きる希望と勇気」を身につけることが大切だそうです。
【休養・こころの健康】
~笑う門には福来る、ストレスと上手につきあいましょう~
めざす姿は、心の余裕を持ち頑張りすぎない。十分な睡眠がとれる。
自殺のサインに気づいたとき、私たちができることは、本人の話に耳を傾けて話を聴くことが大切だそうです。
そして早い段階で受診(治療)や相談に結びつける必要があり、よりよい解決のために専門家に相談することを勧めることが重要になるそうです。
自殺のサインに気づいてあげて下さい。