最期の時間

母が入院して、ようやくの面会

グッタリ「しんどい」と点滴してた

笑顔で、普通にと会話して

医師との話し

塞がってる食道の手術のリスクを聞き

もう手術はいいです

このままでいいです

今のうちに一度家に帰ってみませんかと

一時退院を急かす医師の様子から

もう半年なんてなく

近づいてるんだと感じた

介護相談員とすぐに打ち合わせになり

介護ベッド、訪問看護、ヘルパーなど全て手配してくださり

私は何をすればいいんですか？

お母さんのそばにいるだけでいいですと

相談員に、薄情ですけど

私は1週間が限度ですと言ってしまった

痛みがあり、手立てのない自分が背負いきれない

本人の意思を尊重するけど

それはその時

兄と弟にも一日くらいは協力して欲しいと連絡した

最期の時間をそばにいてやってのお願い

最後の最後まで心配させないように我慢し続けた愛情

甘え続けてた私達兄弟

気持ちの切り替えはできてるけど

胃は不調な頃の振り出しに戻ってる

夜も寝つき悪く

内科で導入剤をもらい

処方量の1回分をハサミで4分の1にして飲んで寝つく

緩く効いてくれないと電話が鳴っても起きれない

こんなことになって

職場が電波状態が悪いことがわかった

いつでも電話に出ていいという許可をもらったのに

職場を出る、帰り道に

着信ありとかメッセージが画面に出てくる

レンタルポケットwifiをネットで申込んだ

来週、どうなるかわからないけど

最後の親孝行をしようと思います

また言いたいこと言ってしまうかもしれないけど

いろんな感情は後回しにして

今を大切にしようと思います

倒れない程度に