メメント・モリ。

じつは、４月中に伯母が三人も亡くなりました。



４月の初旬に、ガンを患っていた父の姉である伯母が。

そのちょうどふた七日目にあたる日に、亡くなった伯母の姉である伯母が。

この伯母は亡くなる２、３日前から、
妹がきてる、といっていたらしいです。


父は短いあいだに、姉を二人亡くしました。



二人も立て続けに亡くなり、
こうゆうこともあるんだね、びっくりだね、なんていっていた矢先、

一週間もたたぬうちに母の姉である伯母が亡くなりました。



これにはさすがにほんとうにびっくりしてしまって、
「えええぇぇっ！」と三回ばかし驚きの声をくり返したほどです。




３月のあの日からたくさんの死を感じてきました。


そして４月にはいり、立て続けに起こった伯母の死。



あの日から、
この地でわたしはいったい何を見せられているんだろう、と考えていました。


そこには、掴みとらねばならない何かがあるはずだ、と。



いえ、たとえ何にもなかったとしても、
わたしは掴みとりたいとおもっています。



繰り返される生と死の意味。


そして、わたしがここに生きている意味。



それはただ、生きること死ぬことを無意味なものになど絶対にしたくないわたしの自己満足なのかもしれないけれど。