わたしの人生で、なるべくたくさんの本物をみたいなって思っています。
なるべくたくさんの美しいものをみたいなって思っています。
何年か前、アメリカの狂牛病問題で、全国の牛丼屋さんから牛丼が消えていたときに、
京都の喫茶店の特集雑誌に書いてあったこの一文に衝撃を受けたの。
そんなこんなで今回もその本物を見に銀座へ。
ディオール展です。(@アップルストアの隣のビル)
本物って、エネルギーがあるように思うんです。
知識などなくても地球とどっしりつながるようなエネルギーを感じます。
それは難しいものではなくて、たぶんきっと誰もがもっていて、
そしてたぶんきっと、忘れてしまっているだけのもの。
会場はディオールの香水の香りなのかな、
大人の女性にしか許されないようなとってもセクシーな良い香りがしていました。
女性に対する敬意と愛情のようなものがドレスから漂っていて、
わたしはほんとうにうっとりとするのです。
女性は誰もがプリンセスだ。
この言葉は真実なのよ。
そしてこのクオリティとボリュームの展覧会でなんと入場料は無料。
ああ素敵だ。