今日は大阪へ異動になってしまう先輩の送別会をしました。
仲間内だけでって事で僕の目標とする先輩と、
女性社員2名の計5名で開催。
もう何度このメンバーで飲んだ事か。
今日の飲み会を楽しみにしてた反面、
もうこのメンバーで飲めなくなってしまうんだなぁ・・・
と言う寂しさが交錯しておりました。
出会いがあれば別れもあるけど・・・
入社して10年、ずっとお世話になっていた先輩との別れ・・・
『この人に付いて行けば絶対に間違いはない!!』
入社後間もなくそう思ってから、今日まで様々な仕事のノウハウを
教えてもらいました。
今の僕があるのは間違いなく先輩のおかげなんです。
同じグループに属してる時も、直属の上長だった時も、
部署が離れてしまった近年でも目指す方向性は同じで、
『一緒に頑張って行こう!!』と引っ張ってくれるリーダー的存在でした。
部署間の連携を強化し、相乗効果で売上を伸ばすと言う事を
実現させたパイオニア的存在でもあるのです。
大型新規物件の獲得は誰よりも優れ、その実績は社内で一番だと思います。
そういったノウハウを同行等で一番間近で見せてもらった僕は
幸せものだと思っています。
『良い所は一生懸命盗まないと』といつもそう心掛けておりました。
プライベートでも同じ阪神タイガースと言う事で野球観戦をしたり、
何よりゴルフの師匠でもあるんです。
僕の結婚式には挨拶のスピーチもしてもらいました。
僕の中での絶対的な存在なんです。
そんな先輩との送別会は1次会はアジアン居酒屋で楽しく会食。
2次会はいつも通りカラオケとなりました。
このカラオケの最後の最後で先輩が、
長淵剛さんの「さようならの唄」を大熱唱しました。
この歌詞が今の先輩の言葉を代弁するかのようにピッタリはまってましてね。
画面に映る歌詞を見ながら歌を聞いてるうちに、
今までの事が走馬灯のように蘇って寂しさが込み上げ
涙が止まらなくなりました。
涙を見られたくないなぁと思い、途中で部屋を出て
トイレでしばらく泣いてしまいました。
部屋に戻ると先輩2人も泣いておりました。
皆、思う気持ちは一緒なんです・・・
そう思うと涙がまた零れてしまいました。
最後はしめやかな雰囲気になってしまいましたが、
送別会は幕を閉じました。
それからの帰路、最寄り駅から泣きながら歩いて帰りました。
家までの真っ暗な道を歩く事15分。
その15分泣いて、それで気持ちを切り替えようと思ったのですが、
家に着いて奥さんに今日の事を話たらまた涙が出て来ちゃいました。
こんなに泣いたのはいつ以来なんだろう・・・
でも決して恥ずかしくありません。
涙が出るぐらい寂しいんだから。
だけどいつまでも寂しがってる訳には行きません。
先輩の灯した火を消さず、しっかり引き継いで
大阪にも良い報告が届くよう
自分のやるべき事を全うする事だけだとね。
いつか先輩が戻って来た時に『成長したなぁ』
っていわれるように頑張らないと。
来年以降はこれをモチベーションにして行きたいと思ってます。