今日発売のサッカーマガジンは名波選手の引退特集号。
『さらば至高のレフティ』
表紙が名波選手で巻頭インタビューも名波選手。
サッカーマガジン内ではシーズン当初から隔週で
『名波浩 夢の中まで左足』が連載されており、その度に購入して読んでおりました。
名波選手と親交の深いスポーツライター『増島みどり』さんが
名波選手の思考や理論を毎回テーマにそって論証し、
ジュビロ磐田に戻ってからの1年を追い続けたものでした。
今回は引退に際しその特別編でした。
引退の事、ケガの事、ボランチとの出会いの事。
読んで行きながら、『あの時はそうゆう気持ちでプレーしてたんだぁ』
とフィードバックして当てはめながら、
今一度14年間応援してた日々を回想したりしておりました。
その中でもやっぱりケガの影響は相当酷かったようです。
とてもサッカーをやれる状態ではない事は知っていながらも、
いざ実情を知ると驚愕の思いです。
名波選手のプロ意識が高いからこそなのですが、
誰にもそしてチームメイトにさえ見せなかったケガの状態を
今回は少し掲載されております。
それを読んだ時は鳥肌が立ちました。
そんな状態なのに微塵も感じさせず、
ピッチの上ではあんなに凄いパスを出すなんて。
そう思うと改めて凄い選手だと実感させられました。
華やかなスポーツ選手の知られざる陰の部分。
体力・精神力・忍耐力、そしてケガとの戦い。
これらの全てを常にトップレベルで14年間も保ち続ける事は
並大抵な事ではないと思います。
まだリーグ戦と天皇杯が残ってますが、本当にお疲れ様でした。
引退後はゆっくり体を休めて欲しいと思います。
今まで連載されていたものが、来年『本』になって出版されるとの事なので
楽しみにしていたいと思います。